曲紹介(試聴可)
講演依頼 鈴木潔 曲紹介(試聴可)


(2007年「世界で一番聴きたいミュージックグランプリ(ネット)」最終選考6曲に選出)


虐待は私たちの心にも潜んでいます

目を背けないでください!耳を塞がないでください!







 「Abuse」  詞・曲 鈴木潔



1.今日は僕の誕生日 やっと6歳になるんだ                                
  ママはパパと別れ 僕を連れて家を出たんだ                                 
  六畳二間のアパートに ある日その人が来たんだ                             
  平和な日々は続かなくて 部屋に大きな声が響く
                             
   目の下の青いあざは 殴られたんじゃないよ                               
   机の角にぶつけたんだ だけど誰にも言わないで 
 


                            
2.僕には妹がいるんだ 3つ下のかわいい女の子さ                                
  優しかった僕のママも この頃暗い目をしている                                
  そりゃあ僕だって駄々をこねたり 言う事を聞かないこともあるよ                       
  お箸も上手に使えなくて ご飯をこぼすこともあるよ
                              
   すねの赤い傷は 蹴られたんじゃないよ                                 
   一人で階段から落ちたんだ だけど誰にも言わないで



               
3.今では顔も忘れたよ 別れたパパはどこにいる
  よどんだ部屋の空気の中 その人は濁った目でにらむ
  おもちゃを片付けなかった事や 何度もおねしょしたこともあるよ
  人参も食べなかった事や おやつをよこせと泣いたこともあるよ

   腕にあるいくつもの火傷は タバコの火なんかじゃないよ
   台所で油が飛んだんだ だけど誰にも言わないで



  おねしょももうしないから 人参も絶対食べるから
  お箸も上手に使うから これ以上僕をしからないで
 
  ご飯も絶対こぼさないから おやつももういらないから
  おもちゃもすぐに片付けるから 
  これ以上僕を・・・・・ぶたないで




 2003年「親守唄・歌会」グランプリ受賞曲



あの頃、俺はおやじが大嫌いだった・・・








   「おやじ」  詞・曲 鈴木潔


1.ガキの頃だったね妹と二人 おやじに連れられて遊園地        
  夢中で駆け回り遊びつかれて いつしか俺は迷子になっていた
  遊園地の事務所で一人ぼっち その時おやじが迎えにきた
  泣きじゃくり胸たたくそんな俺に 黙って大きな背中出した




2.俺がぐれて学校止めた時 こっぴどくおやじに殴られた
  あん時ぁ自分さえ判らなかった もがいてずい分悔しかったぜ
  何年かしてお袋が俺に言った あん時一番悔しかったのは
  俺なんかじゃなくて おやじだったんだと
  聞いた時なぜだか 涙がこぼれた




3.東京で暮らすんだとイキがる俺に お袋もおやじも手を焼いた
  妹も泣きながら止めたけれど 次の朝一人で駅に向かった
  プラットホームにおやじが立っていた 突っ張る俺の横に来て
  一言「体に気をつけろ」と 黙って金を握らせた




4.お袋が去年死んじまって 今年は妹も嫁に出た
  無口なおやじのその背中が ずい分小さくなっていた
  すっかり白くなったこめかみの 白髪がおやじの人生さ
  どうしても一人で寂しくなったら 
  おやじ二人で酒でも飲もうぜ
     
  どうしても一人で寂しくなったら 
  おやじ二人で酒でも飲もうぜ
  おやじ二人で酒でも飲もうぜ







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