ギター&ベースアンプの基礎講座                          日和佐音楽センター&パワーハウス

1.トランジスターとチューブ(真空管)の違い

  トランジスターは歪み出すと急激に歪み、歪み成分の奇数字倍音が多く耳に付きやすい歪みにナリます。                         

  トランジスターの出力は表示ワットを過ぎればすぐにパワーアンプ部が歪みスピーカーを痛めますが、真空管アンプは、表示ワットを過ぎても緩やかに歪み出力も、まだ少し増えますし、この時の歪み成分が人間工学的に人に心地よいとされる偶数次倍音が多く出て音の太さと感じられる物が有ります。

2.音量とワット数の違い

  音量を2倍にするには(同じ能力のスピーカーが前提)ワット数を10倍にしないと音量は2倍に聞こえません。 

  100ワットのアンプの半分の音量は10ワットになります、なのに練習用の10ワットのアンプの音が小さいのは、スピーカーの性能差がとても関係してます。 

  練習用小型アンプに付いてるスピーカーの性能は、だいたい、1m/1wで。90dBぐらいです、スタック用大型アンプの4発入りスピーカーBoxは100dBぐらいあります。                                                                                                 100dB-90dB=10dB 10dBは音量差で2倍ワット換算で約10倍、大きなアンプはスピーカーが良いので大きな音量と図太い音が出ます。

      車に例えると、ワットはエンジンの大きさ***ccで、スピーカーの能率が馬力のような物です、同じ3000ccでも馬力が違うとスピードが違うように、同じワット数でも、スピーカーによって音量が及び音量感(音圧)が全然違ってきます   

  概して、スピーカーの能率は磁石の力に比例します、磁石の大きな物は能率が良いので大きな音が出せる場合が多いです。

   磁石の違いでも音質音量感が変わります。アルニコ、フェライト、ネオディウムと素材が有ります、アルニコ昔のスピーカーに多く、いい音がすると言われてます、フェライト今一番標準的なドーナツ型の磁石、ネオディウム最先端のレアアースで創られた小型軽量で超強力な磁石です。 

3.スピーカーBOX形状or口径or数量による違い

   密閉Boxは中の空気が、バネの役割をするので、コーン紙の動きに、制動をかけるので歯切れが良く低音の再生特性から、より低い音は出しにくいですが、再生できる、低い音はより出ているように感じられます。

   背面解放、バスレフ方式は、密閉Boxより低い低音を出しやく出ていますが、すんなり出ているので出ていないように感じられます。                   

口径は大きなほど低音が出やすいが、反応は悪い、小さいと反応は、早いが低音が出にくい、なのでベースのスラップ奏法みたいに低い音と反応の良い低音が欲しい時は25cmを数多く使用して低音の再生&許容能力を稼ぎ、足りない高音はツィターで補う。                                 

 数量は多くなるほど、低音と許容入力音圧が上がり音の指向性(遠達生)が強まります、が高音はコームフィルター効果で場所(正面以外)によって聞こえにくい所が出てきます。

   あと、ボックスにキャスターなどが着いてるモノは、外すか、着いていない面を下にして床と隙間が無いようにするとバッフル効果(板や壁で反射して音の方向性を与える様な効果)で低音が聞こえやすくなります。

 

4,トーンコトンロール&イコライザー、音作りの仕方

   ギターアンプのトーンコントロールは1から10の表示の場合は、100%増幅はしていません、10にした時に、ギターからの信号をそのままマスターボリウムに送ります、なので音の作り方として、欲しい所を出すのでは無く、要らない所を出さなくする、つまり全てのトーンコントロールを10にして出過ぎている所をカットすると考える方が何時も、どんなアンプを使っても同じような音作りがしやすくなるとおもいます。

 なのでどれかの音域は10=ギターの音そのままマスターボリュウムに送るこれが、音を細くしない、出来るだけ図太い音を作る時の秘訣です。

   中級以上のアンプとベースアンプには-10から真上が0で10まで有る物は、0以上で増幅してますし、時々グラフィックイコライザー内蔵が有りますが、よく見かけるのがほとんどのスライダーが+になってるセッティングする人がいます、これはマスターボリウムをあげてるのと同じ事になるし、音質的にはイコライザー部分のアンプのヘッドルーム(限界までの余裕)が少なくなり時として、音としてはマイナスになる事が有ります。

 

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