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REVIEW R

RENAISSANCE / Renaissance

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オリジナルRENAISSANCEの1969年1st。元ヤードバーズのキース・レルフとジム・マッカーティを中心に結成されたオリジナル・ルネッサンスの1st。フォークを基本にジョン・ホウクンのピアノやハープシコードがクラシカルなフレイバーを持ち込んだサウンド。キースの実妹ジェーンもVoで参加。#3のデュエットや#4でなかなかの美声を聴かせる。

Renaissance

RENAISSANCE / Illusion

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オリジナルRENAISSANCEの1971年2nd。前作のセールスが振るわなかった為解散を申し出たバンドに対して、レコード会社がバンド名の使用権譲渡を条件に制作させた契約消化作とも言われておりますが、内容はなかなかのもの。#3,#6の作詞にベティ・サッチャー、#4の作曲にマイケル・ダンフォード(G)の名前も見られ、黄金の第2期RENAISSANCEへの布石ともいえるアルバムです。素朴な中にもクラシカルな気品が見え隠れするフォーク小品#1。ジョン・ホウクン(Key)のピアノをバックにジェーン・レルフ(Vo)のクリアなスキャットが楽しめる#2。リリカルなピアノとサビのコーラスが美しい#3。端整なピアノと美しいボーカルが奇跡の融合を果たしたクラシカル・フォークの名曲#5。これらはオリジナルRENAISSANCEらしいクラシカル・タッチなフォーク作品ですが、残りの2曲は消滅しつつあるバンドの状態を反映したかのようなイレギュラーな構成となっています。ジェーンとジョン・ホウクン以外はマイケル・ダンフォードを含む別メンバーでレコーディングされた#4。ここでの厳かなファースト・パートに続くセカンド・パート中のフレーズは、後に第2期RENAISSANCEのアルバムTurn of the Cardsのオープニング・チューンRunning Hardにも登場します。よっぽど気に入ったんでしょう。又、ラストの長尺曲#6ではドン・シィンなるプレイヤーがエレピでジャジーなインプロビゼーションを聴かせており、音楽性が随分違うナンバーに仕上がっております。Illusion

RENAISSANCE / Prologue

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英国プログレッシブ・ロックの華RENAISSANCEの1972年3rd。ジェーン・レルフの歌唱をフィーチャーしたオリジナルRENAISSANCEからメンバーが全とっかえ。アニー・ハズラム(Vo)、ジョン・タウト(Key)、ジョン・キャンプ(B)、テレンス・サリヴァン(Dr)、ロブ・ヘンドリー(G)の5人編成となりました。ソング・ライティングにメインのマイケル・ダンフォード&ベティ・サッチャーに加え、#2と#5にオリジナル・メンバーのジム・マッカーティが絡んでいる所に過渡期な様子が伺えます。ショパンの革命を引用したインストゥルメンタル#1で早くもアニーの美しすぎるスキャットが登場???。ジョン・タウトの華麗なピアノがリードしジョン・キャンプがボーカルを取る#2は、オリジナル期を彷彿させる翳りを持ったナンバーでアニーはコーラスのみ参加。#3でようやくアニーがボーカルを披露。ピアノの端整な演奏をバックに美声を聴かせます。サビのハイトーンが完璧。アコギとピアノを中心にコーラス・ハーモニーが美しいフォーク・ロック#4。これまたピアノが美しいボーカル・ナンバー#5。エキゾチックなムードの中、アニーのクリスタル・ヴォイスによるスキャットが映える#6。といった感じで、オリジナル期を引き継ぎ、クラシックやフォークの要素を取り入れた歌物中心の端整な楽曲が並んでいます。ジム・マッカーティによるオリジナル期のムード、エレキ・ギターの存在など、過渡期ならではのレアな味わいの中、Scheherazadeを思わせる#6に黄金期RENAISSANCEの要素の萌芽も垣間見れます。Prologue

RENAISSANCE / Ashes are Burning

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RENAISSANCEの1973年4th。前作でギターを弾いていたロブ・ヘンドリーに代わりマイケル・ダンフォード(G)がアコギをプレイ。ゲスト扱いとはいえこれで黄金メンバーが揃い、新生RENAISSANCEの真の第一歩ともいえるアルバムに仕上がりました。#1のオープニングからしてドラマティックにスケール・アップしたのが一目瞭然。そしてアコギにアニー・ハズラム(Vo)の美声、トラッド・フォークを思わせるエキゾチックな要素とオーケストラの導入。第2期RENAISSANCEの黄金パターンが既に完成しています。一転して落ち着いたボーカル・ナンバー#2、ジム・マッカーティ作の起伏を持たせたフォーク#3、程良いオーケストラの装飾とジョン・タウト(Key)のハープシコードが気品を湛えた、アニーがお気に入りのキャッチーな#4、叙情的な#5でもアニーの美声が味わえます。11分を超えるラストの#6はライブでも定番なフォーク&クラシカル&ドラマティックな名曲。アニー不在のインスト・パートもジョン・タウトがオルガン、ピアノと大活躍で聴き応えたっぷり。エンディングのギター・ソロはWISHBONE ASHのアンディ・パウエルが彼らのアルバムArgusでジョン・タウトが参加した返礼としてゲストでプレイしています。Ashes are Burning

RENAISSANCE / Turn of the Cards

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英国プログレッシブ・ロックの華RENAISSANCEの1974年5th。詩人ベティ・サッチャーとの黄金コンビで全曲を作曲したマイケル・ダンフォード(G)が正式メンバーとしてクレジットされ、ここに黄金期RENAISSANCEのメンバー構成が完成。音楽性もアコースティック楽器によるバンド演奏にオーケストラを導入したスケールの大きなシンフォニック・ロック、というスタイルが確立されました。ジョン・タウト(Key)のクラシカルなピアノ・ソロをオープニングに配した本アルバム最長9分34秒の#1から早くもクライマックス。オリジナルRENAISSANCEの2ndアルバムIllusionに収録されたMr. Pineのエキゾチックなパートがシンフォニックな装いで挿入されるなど、オーケストラを活用し壮大なスケールに仕上がってます。ハープシコードが隠し味的に効いたバラード風の#2ではアニー・ハズラム(Vo)のまろやかな美声が堪能できます。ジャジーなテイストとミステリアスなムードの序盤、アニーのクリスタル・ヴォイスによるスキャットがフィーチャーされた中盤、そして美しいボーカル・ハーモニーでポジティブなメロディを紡ぐ終盤と全てバンドのみの演奏で9分の長尺を描き切った#3。アコギのアルペジオによる静かなオープニングから、ハープシコードが厳かな美を湛えるサビでドラマティックに盛り上がる#4。チャーチオルガンをバックにアニーが切々とアダージョのメロディを歌い上げる#5。オーケストラを使用した美しく壮大な#6は、エキゾチックなメロディとアニーの渾身の歌唱が感動を呼ぶ9分超の大作。またもやアニーのクリスタル・ヴォイスによるスキャットが華を添えております。大作と小品をバランス良く配したアルバム構成も素晴らしいです。 Turn of the Cards

RENAISSANCE / Scheherazade and Other Stories

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RENAISSANCEの1975年作。リディアン・モードの印象的な旋律を歌うアニー・ハズラム(Vo)のクリスタル・ヴォイス、ジョン・タウト(Key)のチェレステや足踏みオルガンが醸し出すお伽噺のような幻想的なムード、ソロパートではピアノによる転がるように軽快なフレーズも連発!そして5拍子のキメといったおいしすぎるプログレッシブなネタが盛りだくさんの#1は私のフェイバリット・ソング。伸びやかな美声が堪能できるアップテンポな#2。まどろむようなオーケストラとアニーの美しすぎる歌唱が美を極めた叙情ナンバー#3。そして、アラビアン・ナイトでお馴染み「千一夜物語」の語り部=賢くて美しい少女シェヘラザードが王妃の裏切りで凶悪になったスルタンに見出されて王宮に招かれ、窮地を凌ぐために毎夜毎夜、不思議なエピソードを物語る内にスルタンも元に戻り、シェヘラザードと幸せになるという様を描いたフルオーケストラ参加のシンフォニック大作#4。RENAISSANCEの代表作にして最高傑作との呼び声高い名作です。シェラザード夜話

RENAISSANCE / Live at Carnegie Hall

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1975年6月NYフィルをゲストに迎えたカーネギー・ホールでのライブ2枚組。初期の代表曲が素晴らしい音質のライブで楽しめます。

Live at Carnegie Hall

RENAISSANCE / Novella

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RENAISSANCEの1976年7th。従来の牧歌的なフォーク色は減少したものの、オーケストラとの融合がより進んだことでドラマティックさとスケールが大幅に増量。そこにアニー・ハズラム(Vo)のクリスタル・ヴォイスが神秘的な香りを漂わせて物語を紡ぐRENAISSANCEの最高傑作。特に混声合唱団を加えてダイナミックに展開する13分超の#1と、その余韻をひきずりながら叙情を湛えて神々しさすら感じさせる静かな#2という、シンフォニックな冒頭2曲の完成度が素晴らしいです。続く#3もマイケル・ダンフォード(G)によるアコギのカッティングをジョン・タウト(Key)のピアノや鐘の音が包み込む、エキゾチックなムードを帯びた静かなるシンフォニック・チューン。そして、ジョン・タウトの素晴らしいタッチのピアノをバックにアニーの美声が滑らかに響く美しい#4と続き、ラストは再びオーケストラを加えた壮大な#5で締め。バンドの演奏を中心に適所にストリングス等を加えたロマンティックな序盤から、アコギとジョン・キャンプ(B)のゴリゴリしたベースをバックにシンセやピアノのソロを聴かせるインストゥメンタル・パートを経て、テレンス・サリヴァン(Dr)のフィルをきっかけにオーケストラが徐々に様々な音色を増して行きスリリングに展開する終盤とその緊張からの開放、そして興奮と絶頂に上り詰めるエンディング・・・・・。Aメロ〜Bメロ〜サビといったルーチンを繰り返す単純な、所謂「POPソング」とは全く相容れない正に芸術的な構成の楽曲群とアルバム構成でありながら、メロディは勿論、起伏や緩急によるキャッチーともいえるフックの数々が耳を捕らえて離さない至福の40分が味わえます。Novella

RENAISSANCE / A Song for All Seasons

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アニー・ハズラム(Vo)在籍期RENAISSANCEのスタジオ1978年6th。オーケストラが醸し出すムードが前作に近いしっとりとした感じの#1。#1のモチーフを引き継ぎながらオーケストラとバンドの演奏が一体となって溌剌としたプログレッシブ・ロックを展開する#2。サビでの高揚感とアニーの素晴らしいクリスタル・ヴォイスが堪能できます。中間部の7拍子に乗ったジョン・タウト(Key)のシンセ・ソロも聴き所。6分過ぎからのアニーのボーカル・パートは、いつ聴いても感動する美しさです。アニーの優しい歌唱がマイケル・ダンフォード(G)のアコギによるカッティングに乗るフォーク小品#3。ジョン・キャンプ(B)のフレットレス・ベースでの滑らかなオブリガードも効いてます。切ないイントロに続き、ジョン・キャンプがマイルドな歌声で切々と歌う哀愁のフォーク#4。これもサビでの美しいメロディとコーラスに感動必至。TVドラマの主題歌にもなったポップな#5。ジョン・キャンプがオーケストラをバックに歌う#6は、本来ならアニーの出番であろう所をあえて男性ボーカルに、という試みが面白いですね。アニーの美声をフィーチャーした爽やかなムードの#7。アコギのカッティング、エレキのアルペジオ、シンセのオブリガード、ソリーナのストリングスが透明感に溢れたサウンドを醸成しています。オーケストラとバンドが一体となってのインストゥルメンタル・パートを序盤に配し、後半はアニーの歌唱をフィーチャーしたシンフォニックな大作#8。前作Novellaでの重厚な中にもしっとりとした神秘性から、ファンタジックながらも、よりキャッチーでコンテンポラリーな作風に変化。RENAISSANCEのアルバムはどれも素晴らしいですが、聴き易さはこれが一番かも。Prologueでロブ・ヘンドリーが弾いて以来かと思えるエレキ・ギターや使用頻度が目立ってきたシンセのもたらすブライトな感触の効果も大きいです。オーケストラ・アレンジはELOや後のOZZY OSBOURNEとの仕事でもお馴染みのルイス・クラーク。カラフルでポップなジャケット・アートなヒプノシス。A Song for All Seasons

RENAISSANCE / Azure d'Or

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アニー・ハズラム(Vo)期RENAISSANCEの1979年スタジオ7枚目。時代を反映してかクラシカルなテイストは大幅に減少しキャッチーな要素が前面に出ては来ましたが、マイケル・ダンフォード(G)とマーガレット・サッチャー(作詞)の黄金コンビは不変。#1や#4,#9などポップでキャッチーな中にも滲み出るドラマティックなムードと英国的な気品は隠せません。さらに本作ではジョン・キャンプ(B/Vo)が作曲で大活躍。ジョン・キャンプのジェントルな歌唱と、ジョン・タウト(Key)のアープ・ストリングス・アンサンブル+ヤマハCS80のみで紡ぎ上げた清廉で神秘的な#3。アニーのクリスタル・ヴォイスを活かした曲調に、タウラス・ベースペダルを操るキャンプ、ピアノやシンセに加えクラビネットなど鍵盤総動員のタウト、ティンパニやチャイムも叩くテレンス・サリヴァン(Dr)とライブでの奮闘を思わせる各プレイヤーの活躍で素晴らしいプログレッシブ・ポップに仕上がった#6。冒頭で一瞬前作のOpening Outっぽいボーカル・メロディが飛び出すシンフォニックなバラード#7。叙情的でドラマティックなインストゥルメンタル・ナンバー#8。など、バラエイティに富みつつもRENAISSANCEらしさを残したソング・ライティングが光ります。そして、サウンド面ではジョン・タウトが大忙し。もはやオーケストラを一切排したこの時期のライブ音源でもお馴染みのバンドだけの編成で、彼が操るヤマハのCS80/CS30、アープのストリングス・アンサンブル/プロ・ソロイスト、ピアノ等鍵盤群がシンフォニックなサウンドを生み出し、プログレッシブ・ロック・バンドRENAISSANCEとしての矜持がひしひしと伝わってきます。Azure d'Or

RENAISSANCE / Tuscany

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再結成RENAISSANCEの第一弾アルバム2000年作。RENAISSANCEといってもジェーン・レルフの時代とアニー・ハズラム(Vo)の時代があるわけですが、この再結成はアニー期のもの。アニー、珠玉のメロディ・メイカー マイケル・ダンフォード(G)、テレンス・サリヴァン(Dr)のオリジナル・メンバーに、ミッキー・シモンズ(Key)を加えた4人を核に、ゲストでオリジナル・メンバーのジョン・タウト(Key)とアニーの昔の恋人ロイ・ウッド(B)らも参加。唯一ジョン・キャンプの不参加が残念です。霧のように敷き詰められたパッド系シンセの中、アニーのクリスタルなスキャットが響くオープニングが感動的な#1。ピチカートを印象的に使用した本編の品のあるアレンジも良い感じです。装飾音のタッチがジョン・タウトっぽいピアノだな、と思ってたらやっぱりジョン・タウトが弾いていた#2。リリカルなピアノと繊細なアコギのアルペジオに、一瞬ですがNovellaの頃のようなマジックを感じましたよ。ミッキー・シモンズも負けじと良い仕事をしている#3は、彼とアニーによる叙情的で神秘的なコラボレーション。仄かにエキゾチックな叙情を湛えたフォークから、キャチーにして壮大なサビに展開する#4。希望的な美しいメロディにアニーの透明感ある歌声が良く合う#5。アニーの中音域を中心とした優しい歌唱をフィーチュアしたバラード#6。軽快なアップテンポのポップなナンバー#7。ジョン・タウトのシンフォニックなキーボードとアニーのボーカルによる厳かなコラボレーション作#8。アニーが大好きだというブラジルのサンバを取り入れた異色作#9。起伏のある展開とRENAISSANCEらしいフックを織り込みながら、現代的シンセ・サウンドでモダンに仕上がったドラマティックな#10は70年代の彼らとはまた違った新鮮な魅力に溢れた佳曲。個人的にはこれが一番好きですね。注目のアニーの歌唱は、中音域で震え気味な所に若干の衰えも感じますが、ハイトーンでのハリとクリスタル度は往年のそれを彷彿させる素晴らしさ。サウンド面では、カギを握っていたジョン・タウトのフルタイム参戦がならなかった影響か、さすがにクラシカルで神秘的な往年のムードは望むべくもありませんが、マイケル・ダンフォードの紡ぎ出す気品を感じさせるメロディは相変わらず。全体的には、大作度とオーケストラ度が低くなったA Song for All SeasonsやAzure D'orの頃のコンパクトでキャッチーな路線に近いものがありますね。Tuscany

RENAISSANCE / At the Royal Albert Hall Part1

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1997年リリース。1977年10月14日ロイヤル・フィルをゲストに迎えたロイヤル・アルバート・ホールでのライブ。さすがホームだからか「Ssheherazade」のオケがアウェーのNYフィルよりやる気満々で良い演奏をしているのでライブならカーネギーよりこっちが断然おすすめ。Novellaの曲も聴けるし。オープニングのオケだけの「Prologue」は2001年の来日時でもテープで流してたやつのオリジナル本物バージョンだ。

King Biscuit Flower Hour

RENAISSANCE / At the Royal Albert Hall Part2

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若干日程をずらしてリリースされた為、やきもきした2枚目。オマケでスタジオ未発表曲「You」を収録。

King Biscuit Flower Hour

RENAISSANCE / BBC Sessions

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1999年リリース、1975〜78年のBBCライブのコンピレーション2枚組。オーケストラ無しでバンドのみの演奏。ジョン・タウトがピアノは勿論キーボード(多分CS80等アナログ・ポリフォニック・シンセやアープのストリング・アンサンブル、そしてメロトロンも)を総動員して奮闘しています。それにしてもアニーの歌はもちろん各メンバーのミュージシャン・シップの高さが改めて浮き彫りになります。放送用音源なので録音も良好。

BBC Sessions

RENAISSANCE / Day of the Dreamer

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2000年リリース。収録時期不明。オケ無し。「CanYou Understand」の序盤から「The Vultures Fly High」にメドレーで繋げたりしている。「Running Hard」は上のやつともしかして同テイク?

Day of the Dreamer

RENAISSANCE / Songs from Renaissance Days

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1997年リリース。なんでこんなものがプレミア付きで売られてるんだ?どうも70年代後期からの未発表曲集みたいなんだが、安っぽいシンセ音と基準以下の楽曲群には往年の面影はどこにも無い。「You」は何とか聴ける方だが、これもキングビスケットの2枚目に収録されてたしなー。クソー騙された。といいながらルネッサンスというだけでホイホイ買っちゃう自分が悪んいんですが・・・

Songs from Renaissance Days

RENAISSANCE / Unplugged

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2000年リリース。1985年フィラデルフィアでのライブ。アニーとGのマイケル・ダンフォード以外の人は誰だコイツら?曲目はまぁ往年のラインナップだが、音質悪いし、同等なマニア向けだな。

Unplugged:Live at the Academy of Music Philadelphia

RENAISSANCE / British Tour '76

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2006年リリース。1976年1月24日ノッティンガム大学でのライブ。オケ無し。曲間のMCも収録されており、ほぼ当日の流れそのままだろう。臨場感抜群。ブックレットが貴重な写真多くてうれしい。アニーって決して美人じゃないけど、衣装のせいか気品ある佇まいで且つ人懐っこい感じがしていいんですよ。それにしてもステージでの立ち位置が下手端ってどういう事?

British Tour 76

RENAISSANCE / In the Land of the Rising Sun

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RENAISSANCEの2001年来日公演の模様を収録したライブ。青春の思い出として買っといた。

In the Land of the Rising Sun: Live in Concert

RENAISSANCE / Dre???ams & Omens live at the Tower Theatre

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2008年リリース。英国プログレッシブ・ロックの華、RENAISSANCEのライブ。1978年のフィラデルフィア公演でオーケストラは無し。#5や#6はこの手のオフィシャル・ライブ作品では初の収録じゃないでしょうか。#5はマイケル・ダンフォード(G)が1番のサビからエレキに変えてるみたいですね。2番のアルペジオから明らかにトーンが違いますもんね。これはレアですね。#5,#6以外はライブではお馴染みの選曲ながら、オケ無し時のRENAISSANCEならではの味が楽しめます。何と言ってもジョン・タウト(Key)がピアノ、ストリングス・アンサンブル、シンセと大活躍。それに忘れちゃいけないのがアニー・ハズラム(Vo)のクリスタル・ヴォイスによるスキャット。オーケストラ不在で音の厚みが薄くなるところを上手くカバーしてスタジオ・バージョンには無い、艶やかなテイストを醸し出してます。それにしてもアニー。ライブを聴く度に思うんですが、音程・声の伸び・滑らかさと、どれをとっても完璧ですね。こんなお宝音源がまだあったとは・・・・。Dreams & Omens live at the Tower Theatre

MICHAEL DUNFORD'S RENAISSANCE / Ocean Gypsy

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ルネッサンス番外編ということで、G兼中心ライターだったマイケル・ダンフォードがステファニー・アドリントンなるべっぴんさんに往年の名曲を歌わせた1997年作。ステファニーの歌唱自体は何の問題も無いが、「アニーの声じゃない」時点で申し訳ないがアウトだ。もっとよく見てから買えばよかった。当時は情報収集手段無かったからな。こういう失敗も良くあることさ。

Ocean Gypsy

RICK WAKEMAN / The Six Wives of Henry [

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YES在籍時に発表したリック・ウェイクマンの1973年1stソロ。16世紀英国チューダー朝のヘンリー8世が娶った6人の王妃を描いたコンセプト作。王室が舞台だけに、華麗なオルガンや厳かなチェンバロなどクラシカルなムードをメインにしつつ、6人各様の性格やエピソードを表現するべく#2のソロではブルーノートにモード、ラテンの名曲エル・クンバンチェロの一節を挿入したり、#3ではカントリー調のフレーズを聴かせたりと幅広い音楽的な素養も感じさせます。それを可能にしたのは、自身の豊富なセッション経験は元より、ドラマティックな運命を辿った6人の王妃という刺激的な題材、プラス音色の異なる様々な機材(ピアノ、エレピ、ハープシコード、ムーグ、メロトロン等)から得られたインスピレーションではないでしょうか。全曲インストゥルメンタルながら、メロディを奏でる楽器が雄弁に印象的なメロディで時に大仰に時にスリリングに迫って来ますので一気に聴けます。(総尺37分弱)バックを固めるメンツもYES、STRAWBS人脈の豪華さ。The Six Wives of Henry VIII

ROGER HODGSON / In The Eye of The Storm

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1982年のFamous Last Words を最後にSUPERTRAMPを脱退したロジャー・ホッジソンの1984年1stソロ。基本的に全ての楽器を自らプレイし足りない部分をゲストで補うという構成で、ロジャー節全開。楽曲的には、改めてSUPERTRAMPというバンドが彼を中心として成り立っていたという事を思い知らされる充実の内容。とはいえ、ここにリック・デイヴィスの素朴なヴォーカルとジョン・ヘリウェルのペーソス感たっぷりなクラリネットがあれば完璧なのに・・・という場面も。そう、このアルバムにはSUPERTRAMPにあったリラックスした雰囲気とか場末のペーソス感といった独特のテイストが無いんですね。勿論ソロなのでそれでもOKなんですが。初ソロということで力みもあったのか、程よくシリアスなムードで統一されてます。ロジャーの才能と共にSUPERTRAMPのケミストリーの源泉が何だったのか、を知らしめる傑作。In The Eye of The Storm

ROBERT WYATT / Rock Bottom

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飲酒しての落下事故による脊髄損傷で下半身不随となってしまったロバート・ワイアット(Vo/Key/G)の1974年2ndソロ。リチャード・シンクレア(B)、ヒュー・ホッパー(B)、フレッド・フリス(Viola)など、カンタベリー系ミュージシャンの協力を得て制作されております。繊細な歌声が静謐な叙情を醸し出すボーカル・ナンバー#1、#2。トランペットを中心としたサウンドスケープにメロディアスなボーカル・メロディが乗る、アヴァンギャルドでいながらキャッチーでもある#3。彼を支えた愛妻アルフィーに捧げた#4、#5。フレッド・フリスのヴィオラが印象的なアヴァンギャルドでシンフォニックな#6。ドラマーとしてユーモア感覚のあるジャズ・ロックを目指したSOFT MACHINEやMATCHING MOLEとは異なり、ボーカリストとして、よりトータル的な音楽表現を始めた転機となったアルバムです。Rock Bottom

ROINE STOLT / The Flower King

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スウェーデンのプログレ・バンドKAIPAのギタリスト ロイネ・ストルトのソロ1994年作。自らG,B,Keyをプレイ。メロディアス、変拍子、シンフォニック、ドラマティック、エキゾチック、時折ロカビリー!という後のFLOWER KINGSにも共通する要素がてんこ盛り。特に、緊張感ある展開の中ふと見せるキャッチーなフックが感動的な#2なんてもう反則ですね。他にも、ギターとサックスのユニゾンによるテーマ・メロディがアダルトかつ哀愁の#5、歪んだオルガンによるクラシカルなメロディの3連フレーズがリードするプログレ・ハードなインスト#6、あたりが好きですね。そして、アルバムの目玉は6パートからなる20分超の#7。#5に通じるアダルトな序盤からロカビリー、叙情、フォークロア等、各パートが個性を放ちつつも壮大な一つのテーマの元に収斂していく壮大な組曲です。 The Flower King

RIVERSIDE / Rapid Eye Movement

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ポーランドのプログレ・バンドRIVERSIDEの1997年3rd。1のストリングスにかぶさる美しい男声コーラスからのゾクゾクする展開とヘヴィな不条理系リフに絡みつく、程よくダーティなオルガンが最高。全体的には”屈折度の低いPORCUPINE TREE”っていう感じで、Voも”鼻にかからないスティーヴン・ウィルソン”とでも形容したら良いかな。個人的にはもっと練りや捻りがあった方が好きなので、時折単調なテーマの繰り返しが気になる部分もあるけどプロダクションも含めてクオリティ高いですね。所属レーベルはPAATOSやPORCUPINE TREEと同じくINSIDE OUTっていうことで納得の1枚。 Rapid Eye Movement

RIVERSIDE / Anno Domini High Definition

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ポーランドの思索系メタル風味プログレRIVERSIDEの2009年4th。ザクザクしたギター・リフによるメタルなテイストと、うねるズ太いアナログ風シンセ、オールドスクールな歪みのハモンド・オルガン、そしてクールなのに深遠な思索路線の楽曲構成というRIVERSIDE独自の世界が展開されています。一筋縄ではいかない不条理系リフに巧くブレイクを絡ませるセンスもさすが。前述の通り鍵盤はハモンドがメインながら印象的なパートではアンビエントなピアノやテルミン(#5で大暴れしとります)まで使用し、曲のキャラを際立たせています。ヴィンテージな音色にプログラミングと思しきシーケンス・フレーズを違和感無く溶け込ませているあたり、MICHAL LAPAJ(Key)の現代的な手法でプログレスする姿勢も素晴らしいですね。アレンジの向上でアルバム通してダレる部分が無くなり、適度な緊張感を保ちつつ一気に聴かせてしまう構成力にも成長を感じさせます。ジャケット・デザインは現代カヴァー・アートの巨匠、トラヴィス・スミス。音楽性にぴったりです。Anno Domini High Definition

RAINBOW / Ritchie Blackmore's Rainbow

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元々はDEEP PURPLEのツアーの合間にリッチー・ブラックモア(G)がアメリカのバンドELFのメンバーをバックに制作したソロ・アルバムですが、RAINBOWの実質的な1975年1st。DEEP PURPLE在籍最後のスタジオ・アルバムとなったStormbringerのレコーディング時に、QUATERMASSの#3をカヴァーする事を提案したリッチーのアイディアがメンバーから却下された事でリッチーの気持ちがDEEP PURPLE脱退に傾いた、というのが歴史上の通説です。が、本当はデイビッド・カヴァデールやグレン・ヒューズらが台頭しDEEP PURPLE内で求心力を失いつつあったリッチーがダダをコネただけなような気がしますね。得意のキー=Gによるリフとクラシカルなアルペジオ、ロニー・ジャイムズ・ディオ(Vo)の堂々とした歌唱が後の様式美RAINBOWのプロトタイプとも言える#1。DEEP PURPLE時代の譜割がキレイなフレーズから一転して、フィーリング重視の独特なタイム感のソロが印象的です。前述の曰く付きの#3はヘヴィ・サイケ風のオリジナルに比べると軽いキャッチーな仕上がり。#7にしてもそうですが、こういうリラックスしたロックン・ロールも"ソロ・アルバム"ならではな感じです。叙情的な#4ではリッチーのボトルネック奏法によるメロウなソロが楽しめます。うっすらと叙情を醸し出すメロトロン風なストリングスもナイスです。メロウな#6はロニーの抑揚の効いた歌唱がクラシカルな世界を気高く表現。ロニーは、幅広く歌いこなす力量と、リッチーと共作した中世志向ハード・ロック#8のソングライティングで、完全にリッチーの信頼を獲得。次作から吹き荒れるリッチーの粛清の嵐を生き延び、ハード・ロック界随一のシンガーとして我々ファンに素晴らしい音楽を届けてくれることになります。Ritchie Blackmore's Rainbow

RAINBOW / Rising

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リッチー・ブラックモア(G)がDEEP PURPLEを脱退して結成したRAINBOWの1976年2nd。前作がバック・バンドにELFを従えたソロ・アルバム風なテイストだったので、バンドとしては本作が実質1枚目と言えるでしょう。ロニー・ジェイムス・ディオ(Vo)以外のメンバーは全員解雇され、コージー・パウエル(Dr)、トニー・カレイ(Key)、ジミー・ベイン(B)という歴代最高のメンツが揃い、様式美ハード・ロックの古典ともなった名曲・名演が収録されています。トニーのポルタメントを効かせたモーグによるミステリアスでスペイシーなイントロからドラマティックにギターのリフが切れ込んでくる#1。ロニーの圧倒的な歌唱とコージーの独特のタイム感を持ったフィルインが単なるブルーズ・ロックをRAINBOW流ハード・ロックに昇華させた#2。RAINBOWがやるシャッフル・ナンバーの典型ともなった#3。キャッチーでストレートなハード・ロックにコージーのドラミングが映える#5。そしてアナログB面となる#5、#6はセットで壮大な叙事詩となっています。独特のシンコペーションがカッコ良いコージーによる怒涛のドラミングで幕を開ける#5はオリエンタルなムードを挿入し壮大な世界を描ききったRAINBOW流様式美の1つの頂点。続く#6はジミーのナイスなオブリガード、コージーのツ−バスがドライブ感抜群にボトムを支え、トニーのアグレッシブなシンセ・ソロからギターとのクラシカルなハーモニーを経てリッチーのソロへ、そして再びクラシカルなハーモニーで絶頂を極める王道のハード・ロック。DEEP PURPLE時代と比較してより緻密になったアレンジとそれでいて個性を発揮できるスゴ腕のミュージシャン、独特の世界観を表現可能なロニーの歌唱力を得てリッチーの目指したハード・ロックが完成した歴史に残る名盤です。Rising

RAINBOW / On Stage

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RAINBOWの1977年作。1976年の日本公演、ヨーロッパ・ツアーからの音源で構成されているライブ。後のスタジオ・バージョンよりもカッコ良い#1を含め黄金メンバーの演奏が楽しめます。On Stage

RAINBOW / Long Live Rock 'n' Roll

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パリの古城でレコーディングしたというRAINBOWの1978年3rd。脱退したジミー・ベイン(B)、トニー・カレイ(Key)に代わりボブ・デイズリー(B)、デヴィッド・ストーン(Key)が加入したものの、既にレコーディング済の素材にはリッチー・ブラックモア(G)がプレイしたベース・トラックもあったとか。得意のシャッフル・ナンバー#1。オープニングにぴったりな勢いある楽曲なんですが、後の曲が超強力なので凡庸に感じますね。RAINBOWらしいメロディが印象的な#2は、単音リフの休符がもたらす音空間にコージーのドラミングが引き立つコンパクトなナンバー。どっしりしたミディアム・スロウなテンポにロニーのパワフルかつ伸びやかな歌唱が映える#3。続く#4はアナログA面のハイライト。ストリング・セクションを加え中近東フレーズを使用したミステリアスなバビロン風ハード・ロック。トーン、フレージング共に素晴らしいリッチーのメロディアスなソロが聴けます。そしてB面ハイライトは、いきなりの#5。先にライブ盤On Stageにて披露されていたライブ・バージョンをさらにドラマティックに構成し直した、様式美ハード・ロックの名曲中の名曲。イントロと中間部に配されたクラシカルなハーモニー・フレーズ、ドライブ感満点のカッコ良いリフ、コージー・パウエル(Dr)のシンコーペーションにツーバス、ロニー・ジェイムス・ディオ(Vo)の歌う中世ファンタジーが一点の曇りも無く完璧に融合。#4とともに後世のHR/HMバンドのフォーミュラとなりました。ブルージーなリフをベースに、ロニーのコブシの効いた歌唱が乗った#6。RAINBOW流ロックン・ロール#7。ラストはストラトのクリーン・トーン、リコーダー、フルート、ストリングス・カルテットを絡めたバッキングに、ロニーの抑えた美しいボーカルが加わり中世風叙情を紡ぐ感動的な#8。RisingのB面のようなエピカルな大作は無くなりましたが、コンパクトな楽曲でもドラマティックな様式美ハード・ロックが可能な事を証明した名盤です。Long Live Rock 'n' Roll

RAINBOW / Down to Earth

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ロニーの後任Voは何とロカビリー野郎?と誰もが目を疑いつつLPをターンテーブルに乗せたであろうRAINBOWの1979年スタジオ4作目。POPな#1や外部ライターの楽曲#5などにアメリカ市場への意識が伺われる。中世趣味のロニーが居なくなり音楽性に大鉈が振るわれた結果だ。ヒットしたかどうかはともかく#2,#8でのKeyドン・エイリーのバカテクぶりや渡り鳥コージーの最高の置き土産#8など聴き所多数。ここでの仕事振りが世間に認められたグラハムがその後どうなったかはシークレットページへ!Down to Earth

RAINBOW / Difficult to Cure

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RAINBOWの1981年作。レコーディング中に脱退したグラハムの後任Voがジョー・リン・ターナーに。またもや外部ライターのPOPな曲#1,#4やジョーの甘い歌唱でアメリカ狙いが前作以上にギラギラしている。多分ヒットしなかったと思うけど、#1なんて彼らの代表曲みたいになってるし。オレ的にはドン・エイリーが当時非常に高価だったポリフォニック・シンセ(ヤマハCS80?)で変態フレーズを撒き散らす#2さえあれば、ご飯3杯余裕だ。Difficult to Cure

RAINBOW / Bent Out of Shape

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当時のラスト・アルバムとなったRAINBOWの1983年作。自己主張皆無の完全にコントロールされたバック演奏に乗るジョーのメロディアスな歌唱とリッチーのギターがかろうじてRAINBOWであることを思い出させる。とはいえ高品質なPOPスタイルRAINBOWの究極の形態が完成。全曲オリジナルで、哀愁の#2や#7がこの形態で目指す音楽の到達点だと思う。Keyのデイヴ・ローゼンタールは歴代のツワモノ達とは違う役割=サウンド全体の調整役として多大に貢献。 ストリート・オブ・ドリームス

 

RAINBOW / Stranger in Us All

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1995年突如リリース!基本的にはジョー時代の音楽性の延長という感じ。オリエンタル風味な#5に一瞬「オッ」と腰を浮かせかけるも「違うか・・・」となってしまうように往時のマジックはもはや存在しない。高品質なのは間違いなく、安心して聴ける・・・っていうか安心しすぎてしまうのが問題なのだ。キャンディス嬢もコーラスでちゃっかり参加している。それでも往年のムードを感じさせる#7だけは合格!って感じ。

孤高のストレンジャー

RUSH / Permanent Waves

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カナダの3人組プログレHRバンドRUSHの1979年作。POPでありながら変拍子、劇的な場面転換を共存させ得る独自な手法は他の追随を許さず21世紀の今聴いても充分に刺激的でカッコ良い。

Permanent Waves

RUSH / Moving Pictures

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RUSHの1981年作。#5以外コンパクトなナンバーで占められているが、それぞれ劇的な展開をしっかり持っており、3ピースであることを忘れさせる巧みなアレンジで必要最低限の厚みを出しているのが凄い。各パートがお互いをカバーしつつも主張もちゃんとしているので、シンプルなのに濃密という相反する要素が両立する奇跡が体現されている。見習うべきバンドはたくさんあると思う。  Moving Pictures

RUSH / Counterparts

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RUSHの1993年作。ギター中心のソリッドな音像。Drの心地良いコンプ感と空間処理も相まってカッコ良いHRアルバムに仕上がっている。シンフォ感はかなり減退してるが、これはこれでカッコ良いから全然OKだ。 Counterparts

ROYAL HUNT / Moving Target

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デンマークのメロディアスHMバンドROYAL HUNTの1995年3rd。Keyの壮麗にしてクラシカルな旋律を中心にしたアレンジにアメリカ人DCクーパーの伸びやかでレンジの広いVoが見事に溶け込み、ドラマティックで濃密な楽曲群を生み出している。#3なんて気品すら漂うアレンジにPOPなサビが映える名曲だし、一見ブルージーと思わせる#5あたりもクラシカルなオブリガードによる装飾がこのバンドならではの気品を加え独特な味わいをもたらしている。

Moving Target

ROYAL HUNT / Paradox

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ROYAL HUNTの1997年4th。全編が息苦しいほどの緊迫感と濃密な音の壁で埋め尽くされており、聴いた後の疲労感はHM界随一なドラマティック・メロディック・メタルの名盤。ねばりつくような情感たっぷりのVoと随所に織り込まれるクラシカルなKeyやGによるオブリガードが聞き手の集中をそらさせない。巧みな曲の繋がりと飽きさせないアレンジで、圧倒されながらも一気に聴けてしまうコンセプト・アルバムでもあります。イントロ的な#1に続く#2でいきなりトリ肌全開!#1のメロを引用した#8で締める手法もオーソドックスながら効果的。 パラドックス

 

ROYAL HUNT / Collision Course

名盤PARADOXの続編ということが話題となったVoにマーク・ボールズ加入の2008年9th。冒頭、雨のSEに続くアコギとフルートのフレーズはまさにアノParadox!でも何かくぐもった感触がしたので調べてみたら、半音下がってました。(1997年はA♭、今回はG)他の曲にも随所にParadoxからの引用フレーズを溶け込ませており、ファン心理を突いた憎いまでのアレンジ・センスに敬服してしまう。マーク・ボールズはドラマティックなオケに負けないだけの硬軟織り交ぜた表現力を発揮。#8のサビ等で時折見せる超音波シャウトは、メタルならではのカタルシスを思い起こさせる。 他にもイアン・パリーやドゥギー・ホワイト等この筋の有名ヴォーカリストがバック・コーラスで参加。1枚聴き終わるとかなりの消耗を強いられ息苦しいまでに濃密だったParadoxと比べると、幾分サクっとし過ぎかな、とも思うがその分何回も聴きたくなる常習性を持つアルバムだとも言えそう。 Collision Course

RATT / Out of the Cellar

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LAメタルの代表的バンドRATTの1984年1st。プロデューサー ボー・ヒルによるかすかに空間系エフェクトを掛けた抜けの良いアメリカンなサウンド、強面のロビン・クロスビー(G)、スリムでルックス抜群のギター・ヒーロー ウォーレン・デ・マルティーニ(G)によるハギレ良く爽やかなツイン・ギター、好き嫌いを通り越してもはやRATTの顔となっているスティーブン・パーシー(Vo)のダミ声で繰り広げるRATT'N'ROLLで時代を席巻。カットTシャツや化粧を施したグラムなルックスをアピールしたプロモ・ビデオがMTVでオンエアされまくる恩恵も多大に受けましたが、ブレイクの要因は何と言ってもキャッチーなメロディを持つ楽曲の良さ、ギタリスト2人の絶妙なバッキング・アンサンブルとハーモニー、ウォーレンのハンマリングやプリング・オフを中心としたテクニカルな早弾きといった確かな音楽性そのもの。特にウォーレンにはハマりましたね。滑らかな早弾きをサラっとカマしちゃう#1、音使いが斬新な#2、人差し指から小指までを大股開きしてのプリングと師匠ジョージ・リンチ直伝のジャックオフ・ヴィブラートで鮮烈にソロを締める#3・・・。と言い出したらきりが無いくらいの名演のオンパレード。勿論楽曲も充実しており、LAメタルの代表曲#3に叙情も湛えた#7、これ又地味ながら左手大股開きを擁する疾走リフを持つ#8などカッコ良いリフと耳に馴染みやすいメロディが満載。ジャクソンの「ロンドン」ギターとかヘビ皮を張った「パイソン」とか、憧れましたね。 Out of the Cellar

RATT / Invasion of Your Privacy

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RATTの1985年2nd。引き続きボー・ヒルがプロデュース。小気味良いリフとウォーレン・デ・マルティーニ(G)のセクシーなソロがカッコ良い#1。#2のエンディングから間髪置かず劇的に始まる#3は、アメリカンらしい爽やかなリフや起伏ある展開も挿入したLAメタル史に残る名曲。ウォーレンのソロもテクニック、スリル、メロディを兼ね備えた名演です。スティーブン・パーシー(Vo)、ロビン・クロスビー(G)のペンになるストレートな#4、アコギをあしらったパワー・バラード#5。ウォーレンが作曲に絡んだクールなヴァースと叙情のサビを持つヒネリの効いた佳曲#6。コンパクトで印象的なギター・ソロも勿論最高なんですが、このくらいのゆったりしたテンポだとウォーレンの緩急の妙で聴かせるソロもより映えますね。フォアン・クルー???シェ(B)が書いた仄かに湿っぽい#7では、ロビンのブルース・フィーリング漂う正統的ソロがナイス。#8、#9、ウラから入るトリッキーなリフを持つ#10の終盤は典型的なRATT'N'ROLLで畳み掛けます。#1をはじめとする前作の勢いそのままのRATT'N'ROLLに、楽曲の練りが深化した#3、#6などを加え、安定感とさらなる成長を見せた好盤です。アリーナでの華やかなライブ・シーンに数々の名画のラブ・シーンを挿入した権利関係が大変そうな#1、マセたスティーブン少年の妄想?を描いた#3のビデオ・クリップも名作!ウォーレンのアモーレとパイソンですよ!そういえば、ロッキンfでアモーレ・ギターのペイント特集とかやってたなぁ。Invasion of Your Privacy

RATT / Dancin' Undercover

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ボー・ヒルのプロデュースによるRATTの1986年3rd。小刻みなギターのシーケンス・フレーズが新鮮な響きの#1。作曲に名を連ねたボー・ヒルによるエフェクトも効果的です。タイトル通りの疾走するドライヴィング・ナンバー#3。リフがサビと一体化しコーラス・ハーモニーのハモリ・パートを微妙に異なるメロディで繰り返すパターンはRATTお得意の手法ですね。問答無用にカッコ良いアップ・テンポのHR/HMナンバー#5。ヘヴィなリフと爽やかでメロディアスなサビの対比が鮮やかな、ロビン・クロスビー(G)のセンスが溢れたキャッチーな#6。ウォーレン・デ・マルティーニ(G)が書いた#7は、地味ながらもバッキング・ギターの練りとコード進行に合わせてスムーズかつスリリングに展開するギター・ソロが聴き所。細かくスウィングする#9、クリーン・ギターのカッティングをあしらった#10などには、これまで無かったテイストが感じられます。硬派なイメージのジャケット・アート、派手なフレージングを封印し正統派プレイを中心に音使いや構成の巧みさに焦点を絞ったウォーレンのプレイ・スタイルの変化、アレンジやリズム・パターンに盛り込んだ新要素、といった部分によく言えば安定悪く言うとマンネリな状況に甘んじないバンドの新境地を開く意気込みが感じられます。 Dancin' Undercover

RATT / Reach for the Sky

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RATTの1988年4th。プロデュースは当初WHITESNAKEの1987年作を手がけたマイク・ストーンでしたが、制作途中で降板。作曲クレジットで6曲に顔を出すボー・ヒルが戻り、ボー・ヒルとマイク・ストーンの連名になりました。 スティーブン・パーシー(Vo)の独特のヴォイスと小気味良いサウンドからなるRATT'N'ROLLは健在ながら、かつてのアイディアに溢れたリフの切れやカッコ良さは減退。ウォーレン・デ・マルティーニ(G)のジョージ・リンチ色を払拭した正統派フレージングも通好みの地味なものになってしまってます。あからさまなPOP路線が痛い#2や#9、スケールの大きな#5などでは表現力に乏しいスティーブンの歌唱が足枷となってしまってイマイチ突き抜けきらないもどかしさを感じます。ホーン・セクションを導入しバンドが並々ならぬ意欲で勝負を賭けた#3もRATTがこういったテイストに挑戦する、といった意味でのインパクトこそあれ、楽曲の出来としてはまぁ並。理屈抜きで楽しめるノリの良い#6、ウォーレンが素晴らしいソロをキメるキャッチーなサビがリフと融合した#8や#10など"、らしい"佳曲もあるので、こういった曲でアルバムが占められていたら全体の印象もかなり変わったと思うんですが、でもそれだと単なる過去の焼き直しだし・・・といった何とも言えない閉塞感に満ちたアルバムです。Reach for the Sky

RATT / Detonator

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BON JOVI等の仕事で知られるデズモンド・チャイルドをエグゼクティブ・プロデューザーに迎え起死回生を狙ったRATTの1990年5th。ウォーレン・デ・マルティーニ(G)によるブルーズ・キターのオープニングからピック・スクラッチを合図にザクザクしたリフに突入する#1〜#2でドラマティックにスタート。 RATT版ブルーズ・ロックの#3。ウォーレンのスライド・ギターが新たな息吹を送り込む縦ノリのグルーヴが躍動する#4、爽やかな王道アメリカン・ハード・ロックをRATTらしく消化した#5。ファンキーな#8。このあたりの楽曲には、バンド・サウンドの進化をオーソドックスなロックへの原点回帰に求めた意図が感じられます。全体的に意外と影の薄いデズモンド・チャイルドも、キャッチーな#9やシンセを取り入れたバラード#10ではかなり口出しした様子が伺えます。そしてラストは初期の頃からのお蔵入りだったミステリアスでハードなナンバー#11。ロビン・クロスビー(G)の作曲クレジットが2曲のみと、この頃からドラッグの影響もあったのか生彩を欠いているのが気になりますが、ここに来てRATTは完全にプレイ/楽曲共にオーソドックス路線を目指すウォーレンのバンドになりましたね。前作での迷いが吹っ切れたかのような、この時点での”ウォーレンによる”RATTらしさを表現した作品に仕上がりました。しかし、グランジ勢の台頭もありRATTは失速、1992年に解散します。Detonator

RATT / Infestation

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RATTの2010年復活作。邪悪なYou're in Loveといった風情のリフに乗ってスティーヴン・パーシー(Vo)がダミ声で歌う#1。もうこれ1曲でKOですワ。左にカルロス・カヴァーゾ(G)、右にウォーレン・デ・マルティーニ(G)と明確にパンニングされた布陣による一発録りかのようなライブ感で、ギターがソロとバッキングの熱い火花を散らすこのオープニング・ナンバー。RATTはこの曲で宣言しているわけですね。「ギターを聴いてくれ!」と。最近のメタルって、やれデスだ、プログレッシブだ、ゴシックだ、なんて何かと理屈っぽいというか、言い訳がましいというか、根源的なロックのカッコ良さが忘れ去られているんじゃないでしょうか。ギタリスト2人がカッコ良いプレイでロックする。やっぱりコレですよ。ギター・バトルの後ハモってアーミングをキメる所なんか、Round and Roundみたいでトリ肌ですよ。PVにもなった#2はRATTらしいキャッチーなナンバー。いかにも80年代風なブリッジ〜サビのメロディーは他のバンドだとちょっと恥ずかしいですが、RATTの看板があると不思議とカッコ良いですね。アメリカン・バンドなら避けられない(?)ファンキーなノリの#4も3rdの頃なら背伸びした風だったのが、今や大人のムードすら感じさせる余裕の出来。ツイン・リードのハーモニーが美しい#5。センスの良い音使いが光るウォーレンのソロがカッコ良い、Luck of Communicationみたいなリフの#6。左右チャンネルのギター・バトルから高速ハーモニーに移行するギター・ソロをフィーチャーした#9。この辺りはギター・キッズなら要チェック・ポイントです。全体的にアップテンポの楽曲中心の溌剌とした印象で、健在ぶりを見せ付けた快作です。ストレートにロックするカルロス、モーダルなフレージングを織り交ぜた流麗なウォーレンというギタリスト2人の個性が際立つソロも聴き所です。Infestation

ROUGH CUTT / Rough Cutt

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LAメタル・バンドROUGH CUTTの1985年1st。ブルージーで男臭いポール・ショティノの歌唱、衝撃の(何が?)ダブル・リードGが売り。そのわりにPOPな#3なんかでビデオ・クリップ作ったりしてワケわかんないバンド。ラフ・カット

ROUGH CUTT / Wants You

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何かエラいプレミアついちゃってるみたいなROUGH CUTTの1986年2nd。 一体これのどこにそんな価値が?スケールの大きな歌唱に追いつかない楽曲の質がもどかしい1枚。ウォンツ・ユー

RACER-X / Second Heat

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アメリカのHMバンドRACER-Xの1988年2nd。ポール・ギルバートとそのGITでの弟子ブルース・ブイエによる凄まじくテクニカルなツイン・リード・ギターが売り物。超高速ハーモニーとスウィープ・ピッキングによるフラッシーなギター・フレーズのシャワーが気持ち良い。曲は・・・・まぁまぁ。 Second Heat





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