2016.10.4

ご挨拶 暑い秋

 10月を迎え、読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、天高く馬肥ゆる清々しい季節、と言いたいところですが、一時期の涼しさは何処に行ってしまったのやら、こちらはまた連日、真夏日で、真夏のスタイルに逆戻り、さっさと氷を作り続け、未だに扇風機を回す日々です。みなさんは、いかがお過ごしでしょうか。夏真っ只中の40日を超える猛暑日はさすがに想像を超える凄まじい日々でしたが、秋の涼しい風に一息ついた後に再度訪れた、湿気を含んだじわじわとまつわり付くような暑さにも相当堪えています。それでもいつの間にか雲の形は秋に変わり、真っ赤な彼岸花が咲き、トンボが空高く飛び、ススキの穂は風にたなびき、コスモスの花がやさしく風に揺れている。こんなに暑くても、季節は確実に巡っているのが本当に不思議です。間もなく平年並みの気温に戻るとのこと。寒い季節が訪れる前のさわやかな季節、高く澄んだ空と心地よい風をしばし味わいたいなと思います。


フォトエッセー 秋の風景

夕暮れ空

rainbow  暑くてたまらない一日もようやく夕暮れ時になり、ほっと一息ついて空を見上げていると、空の至るところを薄く覆った絹のベールのような美しい雲が、太陽の光を受けて、夕空とともに見る見る赤く染まり始めた。えっ、これ、彩雲?と思って眺めていると、何と虹!アーチのほんの一部だったが、とても美しかった(右側にうっすらと副虹が見える。)。青空にかかる虹は何度も見たことがあるが、夕焼け空に見る虹は初めてだった。


コスモスの花

cosmos_16  数年前、幾種類ものコスモスを種から育てていた時期がある。ぐんぐん、ぐんぐん生長し、2メートルを軽く超えてそびえ立つものもたくさんあった。色とりどり、多品種の大輪の花がたくさん咲き、道行く人々が、それらの花を見上げ歓声を上げながら通り過ぎるのを、ちょっぴり得意気に聞いたりもしていた。けれどもこれだけの大きさになると、場所の確保、花の管理(台風の季節)、花後の処理などがとても大変で、育てるのを止めてしまった。それ以降は、もっぱらこぼれ種から自然に芽を出し、生長し、花を咲かせるものだけを愛でるようになった。育ちやすいものというのは限られ、新種など、珍しいものはなかなか残らない。去年は、ピンク(定番の色)の中に、1株だけ白のコスモスが咲いたのだが、今年はどういうわけかその白がピンクよりも多く育ち、開花した。明日の昼間、台風が最接近するという。添え棒を試みたが、土が硬くとてもできない。直撃は免れるようだが、雨はかなり降るという。集団で支え合ってくれることをただ願うばかりだ。