2015.5.9

すっかりご無沙汰しました

 新緑の美しい季節になりました。今年は桜の季節があっという間に通り過ぎていった後、記録的に早い時期に夏日が到来したものの、何度も花冷えが戻り、暑くなったり、寒くなったり・・・。今でも戸外は暑くても、屋内は肌寒かったりと、なかなかすっきりと衣替えが出来ません。けれども、暦の上では立夏も過ぎ、日ごとに日差しも強くなってきました。生き物たちが目に見えて生長し、生命力に満ち溢れた清々しい季節もあっという間に終わろうとしています。

 ところで、お正月以来のご挨拶。すっかりすっかりご無沙汰してしまいました。みなさん、その後、お変わりなくお過ごしでしょうか。

 お正月の更新以来、何度かアレンジ曲(修正版)のご紹介を行ったものの、何とも味気ない更新ばかりを続けてしまい、ほんとうに申し訳ありません。

 気になっていたアレンジ曲(ピアノ)の改訂作業もとりあえず終了しましたので、これからまたしばらくは、オリジナル曲のご紹介を中心に、フォトエッセーなども含めて、もう少し丁寧な更新を心がけていきたいと思っています。いつも怠慢ばかりのサイトですが、どうかこれからも時々、遊びに来てくださいね。(それにしても、楽譜再販の手続きがなかなか行われません。何度か問い合わせ、約束の時期も過ぎてしまったのですが・・・。)

 短い挨拶ですが、今日はこの辺で。。。



フォトエッセー 梅と驚きの再会

 2月の中頃、今年は梅の木が例年以上に蕾を付けた。花がたくさん咲くということは、それだけたくさん梅(小梅)が実るということで、収穫の時期を心待ちにしていた。春を迎え、萌黄色の若葉が生き生きと生長し始めるのと並行して、小さかった実は次第に膨らみ始め、4月中頃には、期待以上にたくさんの実をつけた(左下写真)。いつもはせいぜいコップ一杯くらいの量なので、お手軽に昆布醤油に漬けていたが(参照)、今年は、少しまとまった量の収穫が期待できそうだったので梅干しにすることにした。ふあふあした柔らかい梅干しを作るには、黄色く熟した実の方がよいので(これは大梅のポイントで、小梅に当てはまるのかは不明)、その時期になるのを辛抱強く待っていたのだが、まだ青い状態なのに、雨に打たれたりして、ポロポロと落ちてしまうものが出てきた(それらは、ある程度たまった時点でお醤油漬けにした。)。その後も落下が続き、その頻度も増していったので、結局、黄色く熟すのを待たず、5月はじめにすべてを収穫し終えた。その際、風通しを良くするために剪定も行っていった。すると突然、「えっ、久しぶり。。。こんなところにいたの?」。驚きの再会をした(右下写真)。いつもながらの可愛い姿に(参照)、思わず笑ってしまう。元気そうで、心から嬉しくなった。

ume frog_ume

 ところで、収穫した小梅(大きさは だいたい1.5cm 〜 2cm くらい)を計ってみると 600g だった。思ったより少なかったが、まずまずの収穫量。今、重しをして塩漬けにしている。翌日、状態を見るために、フタを開けてみると、突然、ふぁ〜ととてもよい香りがあたりに広がった。水も思った以上に上がっている。この調子でいくと、美味しい梅干しができるかも知れない。



 それから数日後、玄関先のサザンカの木の剪定をした。サザンカは、春先になるとチャドク蛾の幼虫(茶毛虫とも呼ばれ、体一面を覆う針のような毛は、なんと毒をもっている。)が葉の裏側にびっしりと並び、その針毛に少しでも触れると、皮膚が真っ赤に炎症して凄まじいことになる(直接、幼虫に触れず、風などで毛がふわりと皮膚に降ってくるだけでも大変だ。)。そのため、密集した枝を取り除いて、風通しをよくし、幼虫の発生を防ぐ対策をとっていたのだ。葉っぱをかき分け、木の内側を覗き込んだ途端、思わず、クッと笑みがこぼれた。「えっ、今度はここにいたの?」。急いでカメラを取りに戻り、1回目のシャッターを切ったのだが、厳しいアングルだったので、うまく撮れず、ブレブレ状態(下写真)。もう一度、とズームしたり、引っ込めたり、しばらくモタモタしていたら、突然、「ビーーー。」充電が切れてしまった。ショック!

frog_sazanka


 私はいったい、雨蛙の居心地よい環境を次々に奪っているのか、それとも、いたずら好きな雨蛙が私の次の行動を察知して(?)、そこに現れては喜ばせてくれているのか。

 ともあれ、不意に訪れるこの小さな来客に、私はいつも心から楽しませてもらっている。今度は、いつどこで会えるだろう。