2014.12.31

年末のご挨拶

 師走に入ったと思ったら、あっという間に時間が流れ、とうとう大みそかを迎えてしまいました。慌ただしい年の瀬、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

 数日前から、お正月の準備で何かと時間をとられていましたが、今日は予報に反して、朝から天気に恵まれ、それほど寒さに邪魔されることなく、午前中におせち料理作りを無事終了。その後、掃除や明日の準備等、着々と仕事をこなして、ラスト、外掃、という段階になって、いきなり雲行きが怪しくなり、稲光や雷まで鳴り始め、その後、激しい雨が降り始めました。

 数日前から咲き始めた大好きな蝋梅の花が、今年はどうしたことか、いつまで経っても黄色くバサバサになった葉っぱを落とさず、可愛らしい花の趣を損ねていたのですが、この雷雨で一挙に強風に煽られ、その半分以上が落葉。辺り一面を、正月を迎えるには凄まじすぎる庭に一変してしまいました。雨も止まず、困ったなぁと思っていたところ、夕方前にさぁーと晴れ間を見せ、母と2人で何とかきれいに片付けを終了することができました。


 ご挨拶が遅くなってしまいましたが、今年もこのサイトを見に来てくださった方々、音楽を聴いてくださった方々、そして楽譜を購入して下さった方々、本当にありがとうございました。 今年は、システムの更新や、サイトリニューアル等、音楽以外のことに時間を多く費やし、いつも以上に更新ままならない状態が長く続いてしまいましたことを心からお詫びいたします。

 来年はもう少し、音楽に向き合う時間を大切にして、一曲でも多く、みなさんに音楽をお届けできれば、そして、それがみなさんの心に深く響く作品であってほしい、と心から願っています。このサイトを励みとして、これからも頑張っていきたいと思っていますので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 今年は国内外を問わず、あまりにも悲しいニュースが多い一年でしたが、来年はそれらの悲しみ、苦しみが少しでも報われる年であってほしい、少しでも希望のもてる年であってほしいと心から祈っています。


 それでは最後に・・・

来年がみなさまにも、そして私にもより良い一年でありますように。

どうか良いお正月をお迎えください!!!



フォトエッセー 柑橘類

収穫間近の金柑(11月下旬)

kinkan
 今年は金柑に沢山の花が咲き、それがすこぶる順調に甘く大きな実を付けた。今まではお店で売られているものにかなり見劣りするものだったのだが、今年は驚くほど立派で、1kgたまるごとに、計3回、せっせと甘煮を作った。実の出来は、小鳥たちにも敏感に分かるのだろう。オレンジ色に色づいて、あぁ、美味しそう・・・と採ろうとすると、「ひぇ〜、何? ベトベト。」と、いつの間にか、実のあちこちが突かれて、甘い汁が滴っている。最初は微笑ましく思っていたものの、小鳥たち(鳥の正体は不明)もだんだん図々しくなり、「ちょっと早過ぎたみたいね。」みたいに、突いては放置を繰り返し、傷物の実をどんどん増やしていくので、こちらもうかうかしてはいられない。小鳥たちの攻撃に競うように、適期を待たずに収穫するはめになった。それでもかなり美味しい甘煮が出来たのだが、もう少し柔らかく熟してからだったら、どんなに美味しいだろう・・・と残念でならなかった。
 木に実った金柑も次第に少なくなり始めたころ、やっぱりもっと美味しい金柑で作りたいよね、ということになって、「小鳥さんたち、ごめんね、でも、私たちももっと美味しい金柑が食べたいのよ。」と、鳥よけネットを購入し、木全体をすっぽり覆った。これで一安心!と収穫を心待ちにしていたのだが、それからまもなく天候不純になり、日照が弱い日が続き、思うように色付かない。そうこうしているうちに寒気の影響で雪も降ったりして、霜でやられるかも知れない(実際はどうなのだろう?)、と今までと大差ない状態で、収穫する羽目になった。何とも滑稽な結末に、思わず笑ってしまう。木も窮屈そうだし、早々にネットを外したところ、小鳥たちがまたやってき始めたようだった。
 ある日、庭の手入れをしていたら、近くから、「チィッ、チィッ。」と聞き覚えのある小さな鳴き声が聴こえてきた。思わずそちらを振り向くと・・・金柑の木の小枝に、熟した実を全身で必死にひきちぎっている鳥の姿が見えた。「えっ、正体はあなたたち?」思わず近づこうとしたら、3、4羽のメジロが一斉に飛んで行った。


収穫までもう少しの晩白柚(12月上旬)

banpeiyu  晩白柚の木は父が生前植えたものだから、もう30年近くも経つだろうか。収穫のピークはとうに過ぎてしまったようだが、それでも近年は10個〜20個くらいが実り続けている。食感はサクサクと八朔のようだが、八朔ほど酸味は強くなく独特の風味があって、私は大好きだ。店頭に並ぶ晩白柚は驚くほど大きく、バスケットボールほどもあったりするが(以前はそれに近いものも採れたりしたが)、今のところせいぜいバレーボール止まりだ。けれども、外見だけでは品質がなかなか判断できないところが難しい(ずっしりと重たいものは、概して美味しいようだ・・・これはどんな生鮮食品に対しても当てはまることだと思うが。)。リンゴくらいの大きさでも、外皮が薄く実がびっしり詰まっているものは予想外に美味しく、対して、外見はとても立派で嬉々としてナイフで切ってみたら、中味は何とテニスボールくらいしかなく、心底がっかりさせられたりもする。
 けれでも、この外皮もまた晩白柚の醍醐味だ。幾片かに切って、お風呂に入れる。それだけでも良い香りがするのだが、折り曲げてジューッジューッとオイルを絞り出すと、お湯はますます香り立ち、お湯がしっとりしてきて、肌がすべすべになってくる。外皮で作る砂糖煮も癖になる美味しさだ。いい気になって、ちょこちょこ摘んでいると、いつの間にか体重計が狂いだすので、注意が必要だ。