2012.12.02

ご挨拶

 師走を迎え、早いもので今年も残すところ、あと1ヶ月となりました。急に寒くなったり暖かくなったり、気候の変動が激しい今日このごろですが、みなさん、お変わりなくお過ごしでしょうか。

 少しまえの長期予報では、この冬は暖冬ということで、半信半疑ながらも、ほっと胸を撫で下ろしていましたが、昨日新たに発表された予報によれば、前半は例年よりも寒く、雪も結構降るとのこと(北部九州)。そちらの方が現実味を帯びていて、やっぱりそうだと頷きながら、冷蔵庫の中のような寒さを想像しただけで、体がブルッと震えてきます。先日、電気料金値上げが大々的に発表され、節電対策がますます重要度を増して来た昨今ですが、ふと左手に違和感を覚え、よく見てみると・・・早速、小さな赤い斑点(霜焼けの兆候!)を2つ発見。えっ、もう? またこの季節が巡って来てしまった、恐怖! とあの痛がゆさとの格闘の日々を今から覚悟しています。

 年の瀬に向けて、何かと忙しいこの季節、みなさん、どうか体調を崩されませんように、くれぐれも気をつけてくださいね。



フォトエッセー 紅葉・黄葉

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 今年は気候の変動が激しく、寒さの到来がとても早かったせいか、落葉樹の紅葉、銀杏の黄葉の訪れが例年よりもずいぶん早く、しかも目を見張るような色鮮やかな美しい光景を、日常の至るところで目にする機会に恵まれた。寒さが和らぐ春先に薄緑色の若葉が小さく芽吹き、それは日ごと強まる太陽の光を一身に受けながら、その緑を一層濃くしてぐんぐん生長し、秋には燃えるような赤や光り輝く黄色に変貌を遂げた後、木々はほとんどの葉っぱを落として、厳しい冬の寒さにじっと耐えながら、次なる命の息吹を静かに育む。一年周期で繰り広げられるこのダイナミックな生命活動の循環に、去り行く美への執着はいつしか和らぎ、必ずやまた見せてくれるであろう新たな命の営みに思いを馳せ、その時々の出会いを心待ちにするのである。