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Nic Jones/Unearthed/2001 Mollie Music MMCD02/03



このコンピレーションは、デイヴ・エメリーによってスタートしたプロジェクトの続編だ(彼は”イン・サーチ・オブ”をプロデュースし、ここでもいくつかマスタリングしている)。デイヴの要望でラルフ・ジョーダンが見事に今回やってくれた!”イン・サーチ・オブ”が出てからさらに多くの作品が発掘され、ここに収録することになった。アンアーストは主に未発表マテリアルと個人的に気に入っているライヴ・ヴァージョン、そしてずっと収録したかったナンバーで構成されている。

以下の人々に感謝する

デイヴ・エメリー:Rufford Park Poachersのエンジニアとして。テープのファイルとマスタリングに時間を割き、サポートをしてくれたことに対して。

ポール・アダムス:Warlike Lads Of Russiaを提供してくれた。

バーナード・ウィッティ:エンジニアとして援助と何年にも渡るアドバイスをしてくれた。

イアン・アンダーソン:過去において多大な気遣いと援助を差し出してくれた。にっちもさっちもいかなくなった時にコンピュータで解決してくれた!

ステファノ・ボルザネラ、リチャード・カリソン、ボブ・エリオット、ステファン・グロスマン、ジョン・レオナルド、ダンカン・マクレナン、エンリコ・ナッティ、ジェフ・ポラード、デイヴ・ムーア、マイク・ロビンソン、アレジャンドロ・ロージャ、西オーストラリア・フォーク連合、フィル・ウィルソンらがこのコンピレーションで使われた作品に貢献してくれた。その他テープを送ってくれた多くの人たち―名前を上げるには多すぎるほどの素晴らしい人たちへ。

マーティンのデジタル技術、トニーとへレンのアートワーク、フォークルーツ誌のデザインとレイアウトにも。

ジョーのプロジェクト中の類まれな仲裁能力。これは彼の両親の離婚の危機さえ救った!

最後にラルフに大きな感謝を贈る。彼の忍耐強さと技術的能力によってこの壮大なプロジェクトが建設的に進んだ。あとはたくさんのキットカットにも!


僕が歌を覚える時って全く節操がなくて怠惰なんだ。チャイルド・バラッズやクリスティーズ・トラディショナル・バラッズ、エアーズ、ブロンソン、EFDSSフォークソング・ジャーナルなんかの本をよく漁って、トラディショナル・シンガーたちの古いレコーディングを聴いたもんだったな。そういう歌を書き留めて覚えて、演奏もコピーするというより、僕はずっと歌を自分なりに消化するという感じだったね。楽譜が読めないって事と、記憶力が弱いって事で結局詩も曲も正しく覚えられなかったよ。

ここで言えば、Oh Dear,Rue The Day(Rocking The Cradle), Bonny George Campbell, Fare Thee Well My Dearest Dear, Dives And Lazarus, Nine Times A Night, William Of Winesbury(Willie O'Winsburry/Winesberry)なんかがそうだ。他ではThe Prickly Bushはオランダのクラブでのコンサート中、一瞬の刺激(みんな僕に何か陽気なやつを頼むって言ったんだ)を受けたっていう記憶だけで取り上げた歌だよ。Barbara Ellenは世界中に沢山のヴァージョンがあって、僕のあいまいな記憶ではこれはアメリカのヴァージョンだね。

よく覚えてるのがYarmouth Townで、これはピーター・ベラミーに教わった。彼はいろんな才能を持つ創造性あふれた人間で、彼が歌うのを聴くのが大好きだったよ。ユーモアがあっていつも大笑いさせられてたね。いつも助けてくれた大切な友人だった。いい時も悪い時もいつもね。ピーターがいなくなって凄く寂しいよ。ここには彼に捧げた歌も入っている。Rufford Park Poachersはセシル・シャープ・ハウスに行った時、ジョセフ・テイラーから教わった曲だ。

このかなり好き放題なレコーディングはデイヴ・エメリーが当時最新だったレコーディング機材のテストのために、僕を実験台として使った曲だね。Wanton Seedはハモンド&ガーディナーの手書きのコレクションからの曲だ。Ten Thousand Milesの編曲はいくらかごちゃまぜだ。Turtle Dove, Lonesome Dove, True Lover's Farewellなんかのね。でも多分一番近いのはセシル・シャープが1916年ノース・カロライナ、カルメンのミセス・ロージー・ヘンズレイから聴き取ったヴァージョンだと思う。

Annachie Gordonはクリスティーズ・トラディショナル・バラッド・エアーから見つけた曲で、僕はロード・サルトーン&オーシャナキー(スコットランド北方のバカンのバラッド)とヤング・アノキー(Murrison MS)とロ−ド・サルトーン&アナキー(クリスティーズ・トラディショナル・バラッド・エアーズ)のそれぞれの節を順序正しくつなぎ合わせたんだ。一度だけジュリアが僕のテスト盤を聴いて不満を漏らしたことがあったね。“Clyde Water(Drowned Lovers)は好きじゃない。あなたはこの曲を卑小化してるわ。”ってね。ずっとやってきたことだから認めるのは辛かったけどその通りだったね。出所ははっきりとは覚えてないけれど、多分チャイルドかブロンソンかクリスティーで、“曲”はクリスティーからか、それぞれをつなぎ合わせたかだね!

できるだけびっくりさせてやろうと、僕はわざとトラッドの詩や曲を変形させたりして、かつオリジナルと同等の共感を与えられるよう心がけてたね。でもブロードサイド・バラッドは無限にバラッドのソースを提供してくれたし、快適に自由に曲を組み立てる事ができたね。ブロードサイドの紙面にニューソングとして載っていたBuonaparte's escape from Russiaは僕が詩を付け足して曲をつけて、The Warlike Lads Of Russiaっていうタイトルにしたんだ。このレコーディングは元々The First Reviewっていう後にフレッド・ウッズが出したアルバムに入ってて、その後Flash Companyというコンピ・アルバムでも紹介されたよ。最近ではFellsideが彼らの25周年としてリリースしたね。

Billy Don't You Weep For Meは元々ブロードサイドにはUnfortunate SallyかBilly Don't You Cry For Meと載っていたんだ。僕がこの奇妙な長さの曲に対応して8分の9拍子で曲をつけたんだ。元々レコーディングからかなり経ってから再び収められたのが、Captain GlenMaster Kilbyだ。これはブロンソンの中で(“ブラウン・ロビンの告白”の付録で見つけた)、Captain GlenもしくはWilliam Glenとして紹介されてたんだ。後者はクリスティーズ・トラディショナル・バラッド・エアーズからだ。このヴァージョンはCaptain Glenというブロードサイドの紙面で見つけた文に対応させたんだ。それはブロンソンともクリスティーズヴァージョンともちょっと違うんだ。曲はクリスティーズから見つけたやつに適応させた。Master KilbyのソースはEFDSSフォークソング・ジャーナルだ。

どの歌もストーリーがあって僕にとってすごく興味深く作られているよ。ジェフ・ディーチマンのThe Jukebox As She Turnedはリックとロレイン・リーから知った。Icarusはアン・リスター自身からで、Taoist Taleはタッカー・ジンマーマンからだ。僕はシリル・タウニーの歌とソングライティングに敬服してたから、彼の歌を2曲取り上げた。The Ballad Of Sammy's BarOn A Monday Morningだ。ここに収録するのに多数決で決まったんだけど、正直あんまり気が進まなかったんだ。なぜなら僕はこの曲を本来よりシリアスに解釈して歌っちゃったからなんだよ。ユーモアソングなのにね。もしシリルのヴァージョンを聴いたことがないなら、何か彼のアルバムを1枚入手することをオススメするよ。

僕はボブ・ディランのファンなんだけど、僕の友人でバンドッグスの同僚だったトニー・ローズがディランの歌うBoots Of Spanish Leatherを僕に聞かせたんだよ。僕は完全にノックアウトされてね。本当に歌に命が吹き込まれていたんだ。トニーは彼の最新アルバムBare Bonesでこれを再録しているよ。アイヴァー・カトラーのI'm Going In A Fieldは僕の人生哲学にぴったりだったから歌い始めたんだけど、最近アイヴァーのヴァージョンを聞いてみたら彼とはちょっと違うことを考えてたってことに気付いたんだ!この曲のレコーディングはこれが唯一のもので、ギターの弦が切れるのも含めて大好きだよ。アイヴァーには詞を間違えて覚えたことに謝りたいね。

どんな親も“同じ物語症候群”ってやつを認めるだろう。君の子供に今夜どんな話が聞きたいかってたずねてみたら、それは昨晩と同じ話で、これが2週間続くってことなんだよね。僕の場合、普通の話を少しした後、自分の退屈しのぎと子供たちを楽しませるためにちょっと結末を変えるか、話に装飾するんだ(結末は同じで)。で歌を作ったりする。Rapunzelはヘレンお気に入りのおとぎ話で、僕は我を忘れてしまうような話だったね。幸い僕は彼らの“なぜキングコングを殺さなければならなかったの?”とか“The Great Boffo’s Cycle Race”(?)とか“The Ballad of Meg and Mog”(?)っていう要求に何とかこらえる事ができたな。まいた種を刈り取ったってわけさ。僕は、可愛いんだけど皮肉屋の娘と僕の歌をめちゃめくちゃにしてしまう息子に恵まれたよ!

Roxburgh Castle, Plains Of Boyle, Hamburger Polka, Sonny Brogan's Mazurka, Love Will You Marry Me, Jimmy Allenはいろんなソースからのヴァージョンだけどそのソースは全く覚えてないよ!


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