Welcome to my homepage


Grateful Dead/Dick’s Picks Vol. 28/2003 Grateful Dead Productions, Inc. GDCD 4048



グレイトフル・デッドはレコーディング・スタジオに入るのでなく、世界中でコンサートを開くために登場したグループであることは、一度ならず書かれてきたことだ。水曜の晩にソルト・パレスに再び現われた彼らは、ロック史上最高のライヴ・バンドとしての名声をさらに引き上げてしまった。

ショーは最初から最後まで特等室だった。サウンド・システムは精巧に作り上げられ、ヘヴィー・ウォーターによる最高級のライト・ショーはバンドのプレイを鼓舞していた。ザ・ニュー・ライダーズ・オブ・ザ・パープル・セイジも素晴らしかった。

デッドはとてつもなく長く演奏する傾向を持つため、ショーの開始時刻は午後7時に早められていた。ザ・ニュー・ライダーズは楽しそうに踊るオーディエンスから歓迎を受けていた。彼らは“Louisiana Lady”のようなカントリー・サウンドと“Willy and the Hand Jive”のようなロックンロールをミックスしていた。ソルト・パレスのフロアではパーティーが始まったかのようだった。

毛で覆われた熊のようなリード・ギタリスト、ジェリー・ガルシア率いるデッドは、ほとんど座って聴くような音楽をゆっくりと始めた。しかしオーディエンスがおじけづくことはなかった。

通路では踊りと手拍子、そして耳慣れた歌をみなが合唱していた。実際バンドはみなを鎮めるためにわざと長い演奏をしているかのようだった。しかし彼らの奏でる音楽はグレイトだった。ソフトでリズミックで、それはガルシアのクリーンでとっておきのリード・ギターによって最高点に達していた。

By デヴィッド・プロクター、ソルト・レイク・トリビューン紙、1973年3月1日


ホームへ