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Martin Carthy & Dave Swarbrick/Prince Heathen/1969 Fontana Records STL5529



Arthur McBride and the Sergeant:
僕はこれをイースト・アングリア(イングランド東部地方)の激しい反政府ソングだと思ってきたが、実際のところよく分からない。おそらく起源は18世紀。レッド・サリヴァンから教わったが、彼は歌うときに大きく腕を振る(フォーク界のジョー・コッカー?)。歌の終わり部分はフランス語。

Salisbury Plain:
ルーシー・ブロードウッドが最初にこの歌を収録しようとした時、シンガーは女性に向かって「こんないやらしい歌」は歌えないときっぱり断った。そのため彼女の友人である1人の紳士が代わりに出向くことになった。このヴァージョンはペンギン・ブックス社の「イングリッシュ・フォーク・ソングス」から。

Polly on the Shore:
最も美しく最も不安定な感情についての歌―断念、辞任。ふさわしいメロディだ。

The Rainbow:
パーシー・グレインジャー(ピアニスト・作曲家)によるリンカンシア(イングランド東部の北海に臨む州)のコレクションから。

Died for Love:
もっと長いヴァージョンの一片だと示唆されてきたが、完全に独立したものであれば、それは全く取るに足らないことだ。グレインジャーのリンカンシア・コレクションからで、ジョゼフ・テイラーの歌唱によるもの。

Staines Morris:
これはシリル・タウニー、イエッティーズ、フランキー・アームストロング、そして僕が協力した成果。メロディは明らかに公式ダンスからで、マイケル・プレトリウス(1571-1621:ドイツの作曲家・音楽学者)とそれ以前の時代の響きがある。

Reynardine:
田舎の人間にとっては、周りにあるもの全てが自然の法則にのっとったものだが、キツネは「仲間はずれ、変わり者」を表しているようだ。他のバラッドの中では、彼は理由もなく殺しをする。これまで入念な研究によって説明されてきたが、かつては人々にとって、彼はとても不吉な側面を持つものとされた。彼は魔力を持つとされ、人間の姿となって現れ、陰険なやり方で人々をおどすキツネの話が数多く存在する(Little Red Riding Hoodがその1つだ)。非常に質の低い形態の中での同じようなテーマは、映画の狼男で数多く出演したロン・チェイニー・ジュニア(米性格俳優)によって有名になった。

Seven Yellow Gipsies:
バラッドは歴史的事件の記録であることを示すものだという完全な学説がある。あるいはそうなのかもしれないが、僕にはそんな(大それた)値打ちがあるものとは思えない。ジプシーたちによって連れてこられた1人の妻、といった考え方は、ジプシーたち自身と同じくらい古いものだ。僕は違うヴァージョンから勝手に盗んできてストーリーを埋めた。

Little Musgrave & Lady Barnard:
その内容どおりの話で、このバラッドについては何も書く必要はない。メロディは‘Holy Well’のあるヴァージョンからくすねてきた。

Prince Heathen:
これはフランシス・ジェイムズ・チャイルドの「イングリッシュ&スコティッシュ・ポピュラー・バラッズ」に載っている歌の改作で、メロディは不完全な記憶に頼っているが、‘The Broomfield Hill’か‘The Knight and the Shepherd’s Daughter’のどちらかで通常歌われるもの。

The Wren (The King):
かつてスウォンジー大学にいたAndy Nisbetが、ペンブルックシア(ウェールズ南西部にあった州)の2人の老婦人から収集した。


マーチン・カーシー


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