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The Boys/The Boys/1999 Captain Oi! AHOY CD 101



もともとザ・ボーイズは1976年秋、ギタリスト/ヴォーカリストのマット・デンジャーフィールド(元ロンドンS.S.)とノルウェー人のキーボーディスト、カジノ・スティール(元ハリウッド・ブラッツ)によってロンドンで結成された。そしてギタリストの‘オネスト’ジョン・プレイン、ベーシスト/ヴォーカリストのダンカン‘キッド’リード、ドラマーのジャック・ブラックを加え、スティール/デンジャーフィールドのオリジナル、数曲のハリウッド・ブラッツ・ナンバー、少しのカヴァーを装備したボーイズは、1976年11月にイズリントンのホープ&アンカーでライヴ・デビューを果たした。ザ・マニアックスとのロチェスター・カッスル、ザ・ブレックノック、ザ・ケンジントン、ザ・ダムドとのザ・ロキシー、そしてジェネレーションXのサポート・アクトとしてのレスター大学のようなロンドンの会場でギグを行なったバンドは、サーキットの中で最もエキサイティングなライヴ・アクトのひとつとして名声を確立した。実際、NEMSレコーズとの契約とデビュー・シングル、“I Don’t Care”(B/W “Soda Pressing”, NES 102)のリリース(1977年4月12日)は、ロンドンのディングウォールズでのギグのあとにやって来た。その時クラブDJは、彼らのことをその会場でプレイした中で最悪のバンドといっていた!半年後、ザ・ボーイズが同じ会場でギグをした時、先のDJは彼らのことを徹底的に褒め称えていた!

シングルのあとには元ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの伝説的人物、ジョン・ケイルのサポート・アクトを務め、そしてスローター&ザ・ドッグス(ロキシー、3月)、ザ・ポリス(ミュージック・マシン、6月)、XTCとダムド(マーキー、7月)らと共演し、7月27日に出たセカンド・シングル、“The First Time”(c/w “Watcha Gonna Do”、“Turning Grey”, NES 111)の前には、パリで価値ある1週間のショーを行なった。実際リリースされたシングルはショート・ヴァージョンだったが、セカンド・ヴァースをまるまる収めたフル・ヴァージョンは今回初めてこのCDに収録された。広く認められたパンク・クラシックの“First Time”は、Guitar GangstersやSpecial Dutiesらによってカヴァーされてきたが、最も有名なカヴァーは、長きに渡るザ・ボーイズ信者のDie Toten Hosenによるものだ。そのヴォーカリスト、Campinoは、“Powercut”というボーイズのアルバムのために1997年にバンドとタッグを組んだ。

1977年8月1日にリリースされた彼らのセルフ・タイトルのデビューLP(NEL 6001)は、UKナショナル・チャートで1週の間50位にとどまった。しかしながら、これはエルヴィス・プレスリーの死と同時期であり、プレスリーのレーベル、RCAはNEMSレコーズの配給を行なっていたため、エルヴィスのレコードのプレスに終始したことで、誰もボーイズのアルバムを買うことができなかったのだ!ボーイズのファンだったラジオ・ワンのDJジョン・ピールは彼らをセッションに招き、その模様は8月8日に放送された。そこで彼らがプレイしたのは、“Sick On You”、“First Time”、“Cop Cars”、“Box Number”、“Living In The City”、そして“Rock Relic(I’m Not Ready)”だった。ザ・ボーイズとしてだけに満足しなかったバンドは、The Yobs名義で77年の11月にクリスマス・シングル、“Run Rudolph Run”/“The Worm Song”(NES 114)をリリースした。これはシングルとLPの売り上げに影響を与えるクリスマス時期を当て込んで、彼らが毎年行なった作戦だった。Yobsという名は、もともとNEMSがスタジオ代を借金していたため、ザ・ボーイズがスタジオに自由に出入りするために、別のバンドとして自分たちを‘でっち上げる’必要があったためだった!

多作のライターの集まりだったザ・ボーイズは、レコーディング・スタジオで多くの時間を過ごし、多くのマテリアルを生み出していたようだった。それは当時の他の多くのパンク・バンドが、数枚のシングルを出しただけでスランプに陥っていたのとは対照的だ!このCDのトラック18-20は、ファースト・アルバムのレコーディング時期からの未発表音源だ。もっと彼らのことが気になる方は、もう1枚の我々のリイシュー、“Alternative Chartbusters”(AHOY CD 104)をチェックしてみてほしい。

マーク・ブレナン



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