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C−1
エントリーNo.055
海洋ブリザード

漫才/ごきげんよう
藤林:どうも海洋ブリザードです。

横田:よろしくお願いします。

藤林:ずっと前から考えてたことなんですけど、一度で良いから「ごきげんよう」に出演してみたいんですよ。

横田:そうなんですか。 確かに一度はあのサイコロ振ってみたいですよね。

藤林:そうでしょう。 いつか出れたらいいなと思ってるわけですよ。

横田:じゃあ今日この場で練習してみましょうか。 ごきげんように出演したという体で、僕が司会という形で。

藤林:あら、いいんですか? じゃあお願いします。


横田:さぁ〜始まりましたごきげんよう。 司会の横田でございます。
   それにしても長いことこの番組やらせていただいてですね、おかげさまで街で声をかけてくれる方もいらっしゃるんですよ。
   嬉しいことなんですけどね。 感謝の気持ちでいっぱいです。 でもたまに「サイコロ振って!」とか言われるんですよ。
   いやさすがに僕もサイコロ持ち歩いてないですからね! サイコロ振りながら街歩いてたら不審者ですからね!
   だからそういうお願いはお断りさせていただくことになっちゃうんですよね。
   相手が女性の方だとサイコロは振れないのに相手はフッちゃう、みたいなね! なーんてなことを申しておりますけども

藤林:ちょっと雑談長いな! 長々と何しゃべってんの!?

横田:いや、これが横田流のごきげんようの始まり方じゃないですか。

藤林:そんなんいいから! 本家の小堺さん流でやってくださいよ! 早くゲスト呼び込んで!

横田:わかりました。 それでは本日のゲストをご紹介いたしましょう!
   海洋ブリザードの藤林さん、アイドルの田中さん、そして今日からのゲストは、若手イケメン俳優の山田さんでーす!

藤林:どーもー! よろしくお願いします!

横田:藤林さんはあれですね、今日の服装は非常に季節に合った感じで素敵ですね。

藤林:あ、ありがとうございます! スタイリストさんに選んでいただいたんですけどね。

横田:お隣の田中さんも最近テレビで見ない日はないほどの大活躍すばらしいですね。
   山田さんといえばね、まぁ、何かとあれですけども…

藤林:なんだその山田さんだけのふわっとした紹介は! そんな情報量無しの紹介するぐらいなら最初からすんなよ!

横田:山田さんを知らない人がいたらその時点でごきげんようが楽しくないと思われちゃうじゃないですか!

藤林:そんな意図があるなら尚のことちゃんと紹介してやれよ! 芸能に詳しくない人でも今回は架空の山田なんだから多分許してくれるよ!

横田:いや、そもそもごきげんようを知らない人がいたらどうしよう…!?

藤林:今更そこ不安になったのかよ! さすがに大丈夫だと思うよ! 
   「ごきげんよう知りません!」って言われたら「調べてきて!」って突っぱねても俺は構わないと思うよ!
   いいよみんな知ってるとみなしてとにかくオープニングコーナーみたいなのに進んで下さいよ。

横田:了解です。それではまずはこの企画、「この人に会ってみたい!」
   ゲストの皆さんにどうしても会ってみたい人をフリップに書いていただきました。 歴史上の人物でも、または知り合いでも構いません。
   では藤林さんからどうぞ!

藤林:はい、僕はこの人ですね。 「坂本龍馬」です。

横田:なるほど。 毎週恒例の坂本龍馬ですね。

藤林:恒例とかいうなよ! そりゃ龍馬人気あるから毎週誰かしら指名してもおかしくないけど!

横田:そうですねやっぱり会ってみたいですよね日本を変えようとした男ですからね最近では福山雅治も大河ドラマで演じていましたよね
   会ってみたいとおっしゃる気持ち大変わかりますそれでは続いての方に伺ってみましょう

藤林:そのテンプレみたいなのをつらつら読み上げる感じやめろよ!
   まぁ恐らく恒例っていうくらい頻繁に坂本龍馬が出てくるから暗記してしまったんだろうけども! やっつけ感が尋常じゃなかったぞ!

横田:さぁ続きまして、あなたが会いたいのは誰なんですか? ほぅ、塩谷瞬さんですか。
    
藤林:なんで今更会いたいんだよ! 懐かしさすら覚えるよ! 
   大体ごきげんようの知名度心配しておいて塩谷瞬出すことに迷いが無いのもよくわかんないよ!

横田:そしてお隣のあなたは、誰に会いたいですか? なるほど、坂本龍馬さんですか。

藤林:早速かぶった! せめて同じ日にかぶらないように調整しておいてほしかった!

横田:そうですねやっぱり会ってみたいですよね日本を変えようとした男ですからね最近では福山雅治も大河ドラマで演じていましたよね
   会ってみたいとおっしゃる気持ち大変わかりますありがとうございました

藤林:さっきと同じじゃねーか! 時間経ってないんだから少しぐらい変えろよ! もういいトークに移して!

横田:わかりました、それでは今日のサイコロの目をあけてみましょう!

藤林:そうそうそんな感じの。

横田:(ジャジャン)「固体表面・界面の原子配列の話」!

藤林:は!?

横田:「TNP多結晶膜を用いた立体構造解析データの話」!

藤林:そんな話できるか! ごきげんようでタレントにさせる話題じゃねぇだろ! なんで研究者の論文みたいな目が入ってるんだよ!

横田:「高圧条件に適した水蒸気の影響阻害の話」!

藤林:そういうの何個あんだよ! こんなハイレベルな話題提供する番組じゃなかったろ! 昼からそんな番組放送しないよ!

横田:「電子系の超流動とスピンホール効果の話」!

藤林:全部それ系で行く気か! これホントにそういう研究があるんだろうな!? お前適当にそれっぽい単語並べてるわけじゃないよな!?
   その道に詳しい人が見たら「こいつ適当に言葉並べてそれっぽくしてるんだな」ってバレるんだからな!? 引き返すなら今だぞ!?

横田:「物権変動における対抗要件主義の情けない話」!

藤林:情けないとか付けられても困るよ! 何が情けないのかさえわかんないんだよこっちは! 1個ぐらいまともな目入ってないの!?

横田:「これって私だけ?」

藤林:急に普通のやつ来たな! 最後にちょっとだけ良心見せてきやがった!

横田:そして「今日の当たり目」となっておりまーす。

藤林:…テーマ7つあるじゃねーか! だいぶサイコロ振りづらい形になっちゃうだろうが! なんかあの科学的なやつ一個削れバカ野郎!

横田:それでは、まず山田さんから参りましょうか。

藤林:サイコロトークってもっとワクワクするもんだと思ってたんだけどなぁ…

横田:(♪ENJOY 音楽は鳴り続ける IT'S JOIN 届けたい 胸の鼓動ココロオドル アンコール わかす Dance Dance Dance)

藤林:なんでnobodyknows+ だよ! ♪何が出るかな〜でいいだろ! 今全然ココロオドってねえんだよこっちは!

横田:[低い声で](READY GO!)

藤林:うるせぇよ! レディゴーだけ声色変えなくていいんだよ! カラオケでそういうやついるけど!

横田:サイコロ止まりましたね。 はい、電子系の超流動とスピンホール効果の話!

藤林:うわ難しいやつ出ちゃった! 恐いわ…明日は我が身だ…

横田:山田さん、どうですか?
   「そうですね〜、僕高校の時柔道部に入ってたんですよ。」

藤林:…何の話だよ!? そっからスピンホール効果どうつながるんだよ!

横田:「それで2年生の秋の大会でしたかね、団体戦で僕は次鋒として出場したんですよ。 
    そして、決勝で次鋒として僕が出る番になったんですよ。 試合始まって、うまくこう、僕が寝技に持ち込んだんですね。
    そしたらスピンホール効果が起きちゃって! なんと電子系の超流動で技ありになったんですよね〜!」

藤林:さっぱり意味わかんねぇよ! まず超流動とか恐らく柔道用語じゃないだろ!
   山田さんに何が起きたのかまったくイメージできなかったんだけど! 

横田:いや〜でもそういう話聞くと青春っていいなって思いますねぇ〜

藤林:どこがだ! 今のどこに青春あったんだ! 寝技にスピンホール効果でどう青春を感じたのか教えろや!

横田:では続きまして田中さん、サイコロを振って下さい!
   (♪一番上は長男 一番下は三男 間に挟まれ示談♪)

藤林:なんでだんご三兄弟だ! そして最後は次男だろうが! 何で兄弟で訴訟してんだよ! 相続的なトラブルか!?
    
横田:(READY GO!)

藤林:今それ関係ねぇだろ! 子ども向けの歌にそんな掛け声入ったら子どもが怯えるだろうが!

横田:出ました、「これって私だけ!?」

藤林:お、数少ない平和なトークテーマが!

横田:「えーとですね…ホントに私だけなのかなって思うんですけど…

藤林:そうそう、俺の知ってるごきげんようはこんな感じだったよ。

横田:「よく町を歩いてて、非磁性体の金属や半導体に電流を流すと、電流と垂直の方向に電子スピンの流れが発生するじゃないですか〜」

藤林:そんな経験ねぇよ! なんでせっかくまともなテーマ出たのに自分からそっちの流れに持って行くの!?
   まずそもそも町歩いてて半導体に電流流す奴がいるかい! 誰が共感できるんだ!

横田:「それで私、体に電流が走るような恋をしたくなったんですよぉ〜。」

藤林:知らねーよ! なんで最後電流で話まとめようとしてんだ! 途中のスピンがどうのこうのと恋に何のつながりがあったんだ!
   おい司会者! お前もアイドルである田中さんが電子スピンの話してるの聞いて何も違和感を感じないのか!?

横田:では最後、さっきからガミガミうるさい藤林さんいきましょうか。

藤林:誰がガミガミだ。 いよいよ俺の番だけど絶対普通の目出してやるからな。

横田:じゃあサイコロお願いします。(何が出るべか♪ 何が出るべか♪)

藤林:なんで急になまりだしたんだよ! 今日普通のBGM一回も流れてねぇじゃねぇか!

横田:出ました!「今日の当たり目」です! おめでとうございます!

藤林:おおっ! これはラッキーだ! 訳わからんが出たらどうしようかと思った!

横田:さぁ今日の当たり目はこちら! 「COROZOクエスチョン」!

藤林:あ、これ聞いたことあるぞ! コロゾーくんが質問してくれるやつだ!

横田:今からこちらのコロゾーくんがいろいろ質問しますので、ゲストの方はその質問にどんどん答えてもらうナリよ

藤林:なんで急にコロ助だよ! やめろよコロゾーくんと紛らわしいだろ!

横田:「質問ロボット、コロゾーデス! ビシビシ質問していくナリよ」

藤林:お前も語尾コロ助かよ! キャラクターとしてのプライド持ってねぇのかこいつ! もう早く質問してこいよ!

横田:「ソレデハ質問デス。 楕円曲線E上の有理点と無限遠点Oのなす有限生成アーベル群の階数(ランク)が、
     EのL関数 L(E, s) のs=1における零点の位数と一致するというバーチ・スウィンナートン=ダイアー予想についてどう思いマスカ?」

藤林:お前も結局そういう話かーい! いいかげんにしろ!













C−2
エントリーNo.094
みるくちょこれーと

じんせいせっけい
ユウスケ:どうも、みるくちょこれーとだよ!

ユミ  :ねぇ、ユウくん!ユミ、将来は安定した職業の旦那と子供に囲まれて暮らして行きたいんだけど
     子供の相手って難しいだろうから子供やってくれない?
     断ったらホンマグロでしばくわ!

ユウスケ:ねぇユミちゃん、これってDVって奴なのかな?
     まぁいいけどね、やろっか!
     ユミちゃんがママで僕が子供ね!ピッコロ役は誰がする?

ユミ  :ん〜…今日はピッコロ役は無しの方向で話をすすめるわ!
     じゃあ、よーいスタート!
     …ユウスケ?もう今日は寝なさい、兄弟欲しくないの?

ユウスケ:ん〜、ママが何言ってるかさっぱりわからないや
     それよりママ!右手ってどっちだっけ?

ユミ  :ふふふっ、そんなことも分からないの?
     右手は、明日への栄光、希望、夢をその手につかむための手よ

ユウスケ:ママ、僕そのための手は持ち合わせてないよ
     もっと具体的に教えてよ!

ユミ  :お箸を持つ方の手よ

ユウスケ:箸は足でしか持った事ないから分かんないよ!

ユミ  :…もう、そんなこといいから早く寝なさい!兄弟欲しくないの?

ユウスケ:だから、ママその決まり文句の意味は良く分からないよ!
     ねぇ〜教えてよ〜右手ってどっちなんだよ〜!

ユミ  :早く寝ないとカジキマグロでしばくわよ?

ユウスケ:うわーん!このママ、魚介類で人をしばく癖が出来あがっちゃってるよー!
     分かったよ、もう寝る!
     でも、まだ眠くないから絵本読んでよ!

ユミ  :ん〜…まぁ、いいわよ
     ほら、布団に入りなさい?

ユウスケ:うん!

ユミ  :コホン…「夜の歌舞伎町」

ユウスケ:わあ、寝れる気がしないや!
     もっとほんわかした、物語聞かせてよー!
     それにピッコロが出てきたらパーフェクトだよ!

ユミ  :それ、ドラゴンボール一択よね
     残念だけどドラゴンボールはないから、代わりに似たようなタイトルの絵本を読んであげるわ

ユウスケ:わーい!

ユミ  :コホン…「黄門ジョーク」

ユウスケ:わあ、これまた寝れる気がしないや!
     もう、ベタだけど「浦島太郎」読んでよ!
     「浦島太郎」にフリーザとザーボンとドドリア混ぜてよ!

ユミ  :もう、ドラゴンボール読んだ方が早いと思うんだけど?
     まぁ、いいわ…コホン「浦島太郎」
     昔々、ある浜辺を浦島太郎という少年が歩いていました
     浜辺を歩いていると、カメを少年がカツオでしばいていました

ユウスケ:わあ、魚介類でしばく癖がここにも現れてる!

ユミ  :しかし、カメの甲羅は意外と硬いです
     しばくのに使用していたカツオはもうぎったんぎったんです
     これが、「カツオのたたき」誕生の起源と言われていましたとさ
     めでたしめでたし

ユウスケ:わあ、主人公であるはずの浦島太郎が浜辺歩いただけだ!
     ねぇ、こんな話だったっけ?

ユミ  :フリーザとザーボンとドドリアを混ぜようとしたらこうなったのよ

ユウスケ:へぇ〜まったく混ざって無かったよ
     思ったより短くて寝れなかったから次は「桃太郎」読んでよ!

ユミ  :ふふふっ、いいわよ
     コホン…「桃太郎」
     昔々、ある所にお爺さんとお婆さんが居ました
     お爺さんは山へしばかれに

ユウスケ:お爺さん、多分だけど今頃魚介の被害にあってるんだろうな〜!

ユミ  :お婆さんは川へ洗濯に行きました。
     お婆さんが川で洗濯をしていると、川上からソンブレロ、ソンブレロと桃が流れてきました

ユウスケ:状況が全く意味不明だね!

ユミ  :お婆さんはその桃を家に持ち帰って、お爺さんでしばいてみると

ユウスケ:ついにお爺さんを用いた!

ユミ  :中からそれはそれは元気なフリーザが出てきました

ユウスケ:やったー!ニーズに応えてくれた!!

ユミ  :お婆さんはそのフリーザに「桃ーザ」と名づけました
     やがて、桃ーザはすくすくーザと成長し、やがて立派な大人ーザになりました

ユウスケ:なんでも、「ーザ」って付ければ成立するわけじゃないんだね!

ユミ  :そして、ある日桃ーザはベジータ退治に行くとお婆さんに告げました

ユウスケ:オプションでベジータまで付いてきた!わーい!今夜は祭りだー!!

ユミ  :しかし、お婆さんは桃ーザに無茶をさせたくない一心から、桃ーザをザーボンとドドリアでしばきましたとさ
     めでたしめでたし

ユウスケ:後の二つはすっごく雑な形で応えられた!
     しかも、話進まぬまま終わったのにめでたし扱いだ!
     ねぇ、ユミちゃん。やっぱユミちゃんにはまだママにはなれないんだよ

ユミ  :何がいけなかったというの、ユウくん?
     隙あらば裸エプロンになろうとしてたところ?

ユウスケ:そんなこと隙見てやらないでよ!
     まったく…ユミちゃんにはやっぱりまだ早いんだよ

ユミ  :じゃあ、今度はユミが子供やるからユウくんがパパやってよ!

ユウスケ:えぇ〜…うちのパパ色々歪んでるもん〜…

ユミ  :別に、あのゲスモンスターみたいなのをやれって言ってるわけじゃないのよユウくん
     ユウくんなりにパパやってみてって言ってるの

ユウスケ:うん。分かった!

ユミ  :ねぇ〜パパ〜!
     今日は日曜日だよ!どっかに連れてってよ〜!

ユウスケ:じゃあ、一旦代官山へ行って帰ってきてもう一回代官山行こうか!

ユミ  :その往復には何の意味があるの?
     ねぇ〜そんなとこよりユミ、ペットショップに行きたい!
     
ユウスケ:ペットショップか〜良いよ、じゃあペットショップ行こうか!
     一旦ペットショップへ行って帰ってきて、代官山行こうか!

ユミ  :ねぇ、パパは意地でも代官山に行きたいの?
     代官山はどうでもいいから、単純にペットショップ行こうよ〜!
     行ってくれないと、寒ブリでしばくよ?

ユウスケ:はははっ、事あるごとに魚介類でしばくとこはお母さん似だね!
     分かったよ、じゃあペットショップ行こうか!

ユミ  :わーい!パパありがとうー!ホタテあげるっ!

ユウスケ:ん、ホタテ返しとくね〜
     ほら、出かけるんだから早く準備しなさい、ユミ!

ユミ  :はーい!

ユウスケ:そして、行きますよザーボンさんドドリアさん

ユミ  :そんな楽しそうな所にそんな怖いメンツで行きたくないよ!
     パパと二人で行きたいの!

ユウスケ:…でも、ママに悪いよ!
     今夜、そういう日なんだよ?

ユミ  :…ユミ、パパが何言ってるかよくわかんない
     いいから、二人でいこっ!ねっ!?

ユウスケ:うん、分かった!
     ユミもう準備できたの?

ユミ  :うん!服も着替えたし、髪も整えたしカジキマグロも持ったよ!

ユウスケ:しばく用の魚介類は置いてこうね!

ユミ  :やだ!持っていかせてくれないとこの場でしばく!

ユウスケ:ん〜遅かれ早かれしばかれるのかな!?
     まぁ、いいや。じゃあ行こうか!

ユミ  :うん!

ユウスケ:ところで、ユミはペットショップ行って何が見たいの?

ユミ  :イグアナ!

ユウスケ:イグアナかー!いいね!

ユミ  :パパは何か見たいのある?

ユウスケ:ん〜栃東!

ユミ  :栃東ってペットショップに売ってるの?

ユウスケ:多分、売ってると思うんだよ!
     だって、生き物だよ!?

ユミ  :ん〜ユミはペットショップに売ってる生き物には限界があると思うんだけどな〜

ユウスケ:ほら、そんなことより早く行くよ!

ユミ  :うん!

ユウスケ:…ほら、ユウ君はちゃんとパパになれるのっ!

ユミ  :うん…そうだね!
     ユウくんがパパになってくれたら…嬉しいかも…

ユウスケ:ユミちゃん…気持ちは嬉しいけど…まだ8歳だから、パパにはなれないと思うよ?

ユミ  :何も、ユミは本当にパパになってほしいって言ってるんじゃないのよ!
     だから…その、ユミをユウくんのお嫁さんにして…?

ユウスケ:ユミちゃん…

ユミ  :ね、お願い…!

ユウスケ:それは、まだ法律上許されないよ!

ユミ  :だから、そういう話じゃないってば!













C−3
エントリーNo.076
フランスパン

コント/留守番ゲーム
渡瀬:あー、ゲーセンで景品のゲーム手に入れたけど何なんだよこれ
   留守番シミュレーションゲーム『おるすばんできるかな』ってどういうことだよ。絶対クソゲーだろうな
   しかもPS3とかよくこの時代に出したな。まぁ暇だからやるけど

(渡瀬、電源をオンにする)

クミ:私の名前はクミ。今はお父さんもお母さんも家にいないから私が一人でお留守番だよ!

テロップ「女子小学生のクミちゃんの家に人が来ます。その度に出る選択肢を選んで話を進めてください」

渡瀬:いかにも面白くなさそうなゲームだな。でも暇潰しにはなるだろう

クミ:あー、一人でお留守番は寂しいなー

ピンポーン

郵便配達員:すいませーん、郵便局の者なのですが○○さんの家を教えて欲しいんですが

 扉を開ける 扉を開けない

渡瀬:こんな選択肢が出るしょぼいゲームか。扉を開けるっと

ガチャッ

郵便配達員:○○さんの家なんだけど・・・君は今一人で留守番かな?

クミ:そうだよ

郵便配達員:そうかぁ君しかいないのかぁ。じゃあおじさんと遊ぼうねえグフフフフ

クミ:おじさん何するの、変なことしないでよぉ、いやあああああ!!(画面にあっという間に広がるモザイク)

渡瀬:犯されてる!郵便配達員に犯されてる!

-GAME OVER-

渡瀬:何だよこのゲーム。犯されてゲームオーバーとかどういうことだよ。なんか悔しいからもう1回やろう

ピンポーン

宅配業者:宅急便でーす

 扉を開ける 扉を開けない

渡瀬:宅急便か。扉を開けるっと

ガチャッ

宅配業者:宅急便の配達に来ました・・・君は今一人で留守番かな?

クミ:そうだよ

宅配業者:そうかぁ君しかいないのかぁ。じゃあおじさんと遊ぼうねえグフフフフ

クミ:おじさん何するの、変なことしないでよぉ、いやあああああ!!(画面にあっという間に広がるモザイク)

渡瀬:また犯されてる!郵便配達員に犯されてる!

-GAME OVER-

渡瀬:また画面がモザイクで覆われたぞ!開けたら必ず犯されるのかよ!

ピンポーン

渡瀬:ここでピンポン鳴るんじゃねえよ!何これ俺の声聞こえてるわけじゃねえよな!?このゲームにそんなの付いてないよな!?
   よし、もう1回だ

ピンポーン

??:皆さん御存じ、ゆるキャラだよ

渡瀬:ゆるキャラ!?そんなやつ普通家に来ないだろ!

??:スベスベマンジュウガニのゆるキャラ、小野だよ

渡瀬:いねーよ!!そんなゆるキャラ聞いたことねえよ!!しかも名前が小野とかありえねえだろ!

クミ:わーい、小野だぁー

渡瀬:出ちゃダメだろ!さっきの配達員よりも遥かに危ない人だろ!

ガチャッ

クミ:あ、ゆるキャラじゃなくて中年のおっさんだ

??:そうだよ、おじさんは小野じゃないんだ。小野田なんだ。こう見えても野獣、つまりくまモンさ。グフフフフ

クミ:おじさん何するの、変なことしないでよぉ、マンゴーは宮崎ぃいいいい!!(画面にあっという間に広がるモザイク)

渡瀬:またモザイクかかってるしマンゴーとか何があったんだよ!しかも選択肢出ずに犯されるのかよ!

テロップ「モザイクと聞くと若い男性方はどうしてもピンク色方面に思考を持っていきがちですが
     本来は陶磁器やガラス細工に用いられる色鮮やかな美の表現方法なのです
     あなた方が普段見ているいかがわしいビデオのモザイクの向こう側よりはるかに美しいのです」

渡瀬:モザイクの知識いらねえよ!別に知りたくねえよ!

テロップ「そして半年後」

渡瀬:半年経過すんの!?どういうゲームなんだよ

裁判長:原告、証言台へ

クミ:は、はい・・・

渡瀬:急に裁判始まった!?

裁判長:原告は被告の小野田・ジュン・ベスベスマンジにどのような行為を受けたのですか?

渡瀬:アイツの名前ベスベスマンジって言うのかよ!どこの国の血が混じってんだよ!?

クミ:私は・・・そこに座っている人がゆるキャラだと言うので・・・玄関の扉を、開けました・・・

裁判長:開けた後はどうされました?

クミ:でもそこに居たのは・・・ゆるキャラじゃ、なくて・・・・・・ううっ、うわぁぁああ!!

渡瀬:何で裁判の様子見せられるんだよ。この子が可哀想だよ。おるすばんできるかなはどこ行ったんだよ

クミ:ぐすっ・・・ぐすっ・・・うううっ・・・・・・

 心の扉を開ける 心の扉を開けない

渡瀬:心の扉かよ!?どうしろと!?というかこの裁判の様子いつになったら終わるんだよ!(ゲーム機を叩く)

バンバン!

クミ:あなたも・・・あのときみたく乱暴するんですね・・・

渡瀬:何で俺も悪者みたくなってんだよ!?何でゲーム機叩くだけでそんなこと言われなきゃいけないんだよ!

テロップ「ゲーム機は女性同様優しく扱ってください。脆いので、壊れるほど愛しても1/3しか伝わりません」

渡瀬:昔のヒット曲みたいなこと言うな!女性同様扱えとかどういうことだよ

テロップ「優しく擦るといい香りがします」

渡瀬:そういうのあるけど!これ本当に擦ったら良い香りするのか?(こすこす)

テロップ「うわコイツまじで擦りやがったwwwまじウケるんですけどwww」

-GAME OVER-

渡瀬:ふざけんなー!!このテロップ腹立つわー!なんかむかつくからこのゲーム絶対クリアしてやる、もう1回だ

ピンポーン

警察官:お父さんが事故にあった。運ばれて病院にいるから君を迎えに来たんだけど

 扉を開ける 扉を開けない

渡瀬:今までのでさすがに学習したぞ。これは警察を装った偽者だな。扉を開けないっと

クミ:あんなクソオヤジどうなったって関係ねえよ。キモイし、加齢臭、デブ、ハゲ、安月給
   おまけに自分の洗濯物と私の下着一緒に洗うとかふざけんなよ!さっさと両鼻孔にダイナマイト詰めて死ね!!

渡瀬:お父さんに恨みでもあるのかな!?メチャクチャな罵詈雑言ですけど!

警察官:あ、あぁ、そうなの・・・。なんかごめんね

テロップ「警察官は去った」

渡瀬:そりゃ警察官もそういうリアクションになるよな。この子選択肢で豹変しすぎだろ

ピンポーン

近所のおばちゃん:奥さんいるかしらー?回覧板持って来たんだけど

 扉を開ける 扉を開けない

渡瀬:これは近所のおばちゃんだから大丈夫だろう。扉を開けるっと

ガチャッ

クミ:あ、おばちゃんだ

近所のおばちゃん:あらクミちゃんじゃないの。お母さんは今いないの?

クミ:うん。今はいないよ

近所のおばちゃん:隙あり!

(近所のおばちゃん、回覧板でクミの首をガツッ)

クミ:あうっ!!

渡瀬:このおばちゃん何やってんの!?回覧板で攻撃してきたけど!

近所のおばちゃん:ほら、あんたたち来なさい!

男1:来たぜ。へへへ、今日の相手はお嬢ちゃんか

男2:腰が抜けるまで楽しんでやるからな。グヘヘヘヘ

男3:モザイクは宗教画にも用いられており、その始まりは紀元前2400年頃に遡るとされます。ゲヘヘヘヘ

渡瀬:ゲスな男たちの中にモザイクの知識ひけらかしてる奴いる!流れ的にコイツ誤植じゃねえの!?

男4:この子を犯すのか・・・。でも俺、実はおばちゃんのことが好きなんだ

おばちゃん:はぁ?あ、あんた何言ってるの?こんなババアに向かって

男4:俺、おばちゃんのことが好きだ!縦じわ、ほうれい線、そばかす、くすみ、全部含めて好きだ!

おばちゃん:もう、さっさと私の心クレンジングしちまいな!

渡瀬:プロポーズの言葉!おばちゃんも何でこんなのでオチるんだよ!

テロップ「次々と犯されるクミをバックに抱き合うおばちゃんと男4」

♪まわれまわれメリーゴーランド〜もうけしてとまらないように〜

テロップ「突如として二人の運命は回り始めた。そしてクミは男たちにまわされ始めた」

-GAME OVER-

渡瀬:何だよこの展開!!変なカップルできるわ、結局犯されてるし!もう1回だ!

ピンポーン

??:お母さん帰って来たわよー

 扉を開ける 扉を開けない

渡瀬:母親が帰って来たのか。じゃあ開けるっと

ガチャッ

クミ:お母さんお帰りなさ・・・・・・お、お母さんじゃない!!

渡瀬:お母さんじゃない!?

??:当たり前でしょ。だってお母さんはあの日、死んだじゃない

クミ:あ、あなたは・・・・・・あのときの女医師!!

渡瀬:何があったんだよ!?母親の死に女医師どう関わってるんだよ!?

女医師:それはさておき私は幼女好きだからセクハラしまーす

クミ:脱脂綿!脱脂綿!かてーてるぅうううう!!(画面にあっという間に広がるモザイク)

-GAME OVER-

渡瀬:何が行われたんだよ!?あと女医師の本性!落差酷過ぎだろ!もう1回だ!

ピンポーン

??:お父さん帰って来たぞー

渡瀬:これ怪しいな。さっきのアレあるし偽者のような気がするな

??:嘘だよ。ピッキングが趣味のおっさんだよ

渡瀬:ただの犯罪者じゃねえか!コイツ危ねえ!

ガチャッ

クミ:開けられちゃった・・・どうしよう・・・

??:君がクミちゃんだね。フフフフフ

クミ:恐いよ・・・。助けて、お父さ−ん!!

??:残念だが、お父さんは海の中だよ

渡瀬:海の中って・・・まさか、あの警察官の発言は・・・

??:お父さんは今頃





















   スキューバダイビングを楽しんでるからね!!

渡瀬:死んでなかったー!!スキューバやってたー!!

クミ:スキューバやってたの?というかおじさん何者なの?

??:あ、私かい?お父さんの会社の上司だよ

渡瀬:ピッキングを趣味にしてる奴が上司かよ!お前さっさと捕まれよ!

上司:そういえばこの辺に来るついでにクミちゃんに伝えることがあったんだ。お父さんクビだよ

渡瀬:えええっー!?何で!?

上司:だって仕事サボってスキューバやってるからね

-(親父が)GAME OVER-

渡瀬:親父クビになった!働かずに遊んでるから!!

クミ:ふざけんなよ!少額の金稼いでることしかいい所が無いのにクビとか何やってんだよ!
   私高校どころか中学にも通う金すら無いんですけどー!もうあんな奴に助けなんか求めるかよこのクソボケが!!

渡瀬:そりゃ罵詈雑言も出るよな!

テロップ「その後どんどん家計が苦しくなり、クミは家を失い、この日を最後に留守番をすることはなかった・・・」

渡瀬:家まで無くなるのかよ!こんなゲームやってられるか!!













C−4
エントリーNo.010
百鬼夜行

カードバトル
利根川:なぜ兄さんを殺したんだぁ!!

岩清水:ふはははは!弱者は死んでしかるべし。弱きものはこの世界では生きていけぬのだ!

利根川:ちくしょうっ・・・!まじで悔しいよっ!兄さんの仇を取りたい気持ちで溢れてるよ!

岩清水:ふはははは!仇だとぅ?まじ笑わせてくれるわっ!ヒヨっ子の貴様に何ができる!

利根川:バカにしやがってぇ!こうなりゃ勝負だ!兄さんの命を奪った、カードバトルでっ!

岩清水:くくくっ、返り討ちにしてくれるわっ!!



2人 :決闘(デュエル)開始(スパーキング)だぜっ!



利根川:まずはじゃんけんで先攻後攻を決めるぜ!

岩清水:くくくっ、望むところだ・・・。

利根川:一つ言っておく!「最初はグー」だからな!

岩清水:ふっ、わかりきったことを・・・。私からも一言言っておく・・・。私はこのじゃんけんで「パー」を出す・・・!

利根川:なっ、なんだとっ・・・!お前それじゃあ・・・!

岩清水:ごたくはいいからやるぞ、ヒヨっ子!

利根川:くっ・・・、いくぞ!最初はグー!

岩清水:じゃんけんポーンっっっっ!!

利根川:っ!なっ、お前っ!!

岩清水:・・・くくく。「チョキ」対「グー」で私の勝ちだ・・・。

利根川:貴様っ!!「パー」を出すと言ったじゃないかっ!!

岩清水:お前・・・、馬鹿か・・・?今から命をかけて戦う相手の言うことを信じる奴がどこにいると言うんだっ!だからお前は甘ちゃんなのだっ!

利根川:ぐぅっ・・・!

岩清水:ふん・・、先攻は頂くぞ。

利根川:(これが兄さんを倒した『冥界のカード覇王』岩清水の実力・・・。強いっ・・・!本当に僕にやつを倒せるのかっ・・・。)



岩清水:いつまでボサボサしておる!早く決闘(デュエル)を始めたいんだがね!

利根川:あっ・・・、悪い・・・!どうぞ始めてくれ!

岩清水:行くぞっ!まず私のターンだ!まずカードをドロー!そして「グレートドラゴン」を召喚っ!

利根川:なっ、なにぃ!グレートドラゴンだと!!グレートドラゴンといえばお前、カード屋さんで買えば10000円くらいするいいやつじゃないかっ・・・!

岩清水:くくくっ・・・!なにをビビってるんだ・・・?あーん・・・?俺は大人でそれなりの仕事をしてるからな、金はあるんだよっ!!

利根川:くそぅ・・・。ぼ、僕のターンだ!カードをドロー!「てんとう虫ちゃん」を召喚!

岩清水:はっ!「てんとう虫ちゃん」だと!?お前、それカード屋さんで20円くらいで売ってるやつじゃねえか!早くも勝負を捨てたかっ!?

利根川:くそっ!悔しい!僕にも金さえ・・・、金さえあれば!

岩清水:俺のターンだ!カードをドロー!そして魔法カード、「殺虫剤」を使用!虫系モンスター、「てんとう虫ちゃん」を消去!

利根川:なにぃ!

岩清水:さらに「デビルソルジャー」を召喚!「グレートドラゴン」と「デビルソルジャー」でプレイヤーに直接攻撃!

利根川:ぐ、ぐわぁあ!!

岩清水:ふはははは!弱い!弱すぎる!!

利根川:ちっ、ちくしょうっ!これが『カード大魔神』岩清水の実力・・・!
    カード屋さんで10000円の「グレートドラゴン」だけでなく、18000円の「デビルソルジャー」まで・・・。
    いったい奴のデッキの総額はいくらなんだっ・・・。

岩清水:くくく、私のデッキの総額は530000円です・・・。

利根川:なっ・・・・!嘘だろ・・・・!

岩清水:ふははは!ガードマンの夜勤で貯めたお金をすべてつぎ込んだこのデッキは無敵だぁ!!

利根川:くそっ・・・!やっぱり『カード大好きっこちゃん』岩清水に勝つなんて無謀だったのか・・・。

『諦めるんじゃないっ・・・・!』

利根川:・・・!その声は!

『兄さんだよ!』

利根川:兄さん・・・!どこにいるんだい兄さん!

『兄さんはね、天国にいるんだ。天国からお前の脳内にテレパシー的なので直接語りかけてるんだよ。』

利根川:そうなのか・・・。兄さん元気かい・・・!?

『まぁ、そこそこ元気だよ!』

利根川:そっか・・・。それより兄さん!助けてくれよ!このままじゃ『カードいっぱい持ち太郎』岩清水に負けてしまうよ!

『弟よ・・・。自分を信じろ・・・!』

利根川:え?いや、もうちょっとなんかこう、具体的なアドバイスをっ!兄さん?兄さんって!ねぇ兄さん!

岩清水:何をさっきからごちゃごちゃ言っておるのだ!貴様のターンだ!早くしろ!それとももうギブアップか?んん・・・?

利根川:くっ・・・、兄さん・・・!やるしかないな!カードドロー!

岩清水:ふっ、無駄なことを・・・。

利根川:・・・くっくっくっ。

岩清水:・・・?何がおかしいっ!

利根川:兄さんが言ってたんだ・・・。『自分を信じろ』ってな。ようやくその意味が分かったぜぇ!
    自分を信じないやつに勝利なんてものは巡ってこないってことさ!魔法カード「ジャスティスシュレッダー」使用!

岩清水:なっ!「ジャスティスシュレッダー」だと・・・!?貴様っそのカードはっ!

利根川:ふふっ、そう、この魔法カードの効果は「フィールド上の全てのモンスターカードを破ってゴミ箱に捨てる」だっ!
    僕のフィールドのモンスターは0、一方お前のモンスターは2体だ。どういう意味かわかるな・・・?

岩清水:や、止めろぉ!!!

(ビリビリビリビリーン!)

岩清水:う、うぎゃあぁぁぁぁぁああ!!

利根川:岩清水!己のカードの高価さが裏目に出たな!

岩清水:・・・許さん・・・、許さんぞ、貴様ぁ!私の28000円を破り捨てたことを地獄で後悔させてやるぞぉおおお!

利根川:っ!すげぇ怒りだ・・・!これぞ奴が『プッツン岩清ちゃん』と言われる所以・・・。
    くっ、「ロケットぼうや」を召喚、プレイヤーに直接攻撃!

岩清水:ぐぅううう!効かぬわ効かぬわ!!28000円を破り捨てられた痛みに比べたらなぁっ!

利根川:なん・・・だと・・・・?攻撃が効かない・・・・・?そんなのありかよ・・・。

岩清水:私のターンだ・・・、小僧・・・。カードドロー!魔法カード「ブラックホール」を使用!相手モンスターを冥界の穴に引きずり落とすっ!

利根川:くっ!

岩清水:さらに「地獄大将軍」を召喚っ!

利根川:なっ、「地獄大将軍」だとぉ!カード屋さんで買ったら30000円はするやつじゃないか・・・。

岩清水:プレイヤーに直接攻撃っっ!!

利根川:ぐうぇええ!!い、痛え!痛えよぉ!

岩清水:ふははは!もがけ苦しめ!私の28000円を失った痛みはそんなものではないぞ!!

利根川:ぐふっ・・・、やっぱ無理だ・・・。強すぎる・・・。さすが『お金好き』岩清水・・・。カードを破るという行為が奴の逆鱗に触れてしまったみたいだ・・・。
    兄さん・・・、ごめんよ、仇とれそうにないや・・・。俺ももうすぐそっちに行くよ・・・。

『呼んだー?』

利根川:あっ、兄さん!おい、俺の兄さん、どこにいるんだい!どこなんだい!

『兄さんは天国にいるよ。天国からお前の脳内にテレパシーを送ってるんだよ。』

利根川:ああ、そうだった!そうだったよ兄さん!兄さん助けてくれよ!やっぱ勝てそうも無いんだよ!

『そっか・・・。そうだなぁ・・・。まいったなぁ。』

利根川:さっきは兄さんの言葉のお陰で何とか窮地を脱せたけど、今度はまじやばいよ!

『まじやばいか・・・。兄さんも助けてやりたい気持ちでいっぱいだけどなぁ・・・。ん?ああ、弟だよ。え?女じゃないって。なにいってんだよ!』

利根川:え・・・、兄さん?誰と話してるんだい兄さん!

『あぁ、いやこっちの話だっ!え?だから女じゃないって!いや、あの時は酔ってたから覚えてないって言ってるじゃん!ていうか謝ったんだしもういいじゃん!』

利根川:どうしたんだい兄さん!女の人かい?女の人と一緒にいるのかい!?

『んんっ、ちょっと立て込んでるからまた後でテレパシるわ!え、だから弟だって!ちょっ、別れるとか言わんとって!!』

利根川:どうしたんだい兄さん!修羅場なのかい兄さん!

『弟よ・・・!火遊びはほどほどになっ!』

利根川:どういうことだよ兄さん!兄さん?に、兄さーん!!兄さん・・・。
    どういう意味なんだ・・・、「火遊びはほどほどに」ってっ・・・!

岩清水:さっきから何をぶつぶつ言っておるのだ!キモい!

利根川:くっ・・・、カードドロー!・・・っ!このカードは!そうか、この手があったぜ!

岩清水:なにぃ!貴様、何を企んでおる!!

利根川:魔法カード「伝説のコロッケ職人」使用っ!

岩清水:なんだと・・・?貴様っ、やめろっ!!

利根川:ふっ、流石『カードおたく』岩清水。どうやらこのカードの恐ろしさを知ってるようだなっ!
    そう、このカードの効果は「相手のフィールド上のモンスターと山札に衣をつけてカラッと揚げる」だっ!!

岩清水:やっ、やめろー!!!

(じゅわーーーーーーー!!!)

岩清水:ぐぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!!

利根川:見たか、岩清水!これで形勢逆転だぜ!

(じゅわーーーーーーーーーー!!!)

利根川:ふふっ、いい感じでカラッと揚がってすごくジューシーなコロッケだぜ!

岩清水:・・・・・ふははは!ぐぁははははははあはははははは!!!

利根川:なっ、なにがおかしい!山札をカラッと揚げられたお前に残された手はもうないはず!

岩清水:ここまで私を怒らせたのはお前が初めてだぁ!死をもってデッキ代を支払ってもらうぞ小童ぁぁぁ!!

利根川:す、すげえ怒りだ・・・!くっ、「潮吹き小町」を召喚しターン終了だ!

岩清水:ふふふ・・・!地獄へと招待してやるぞ・・・!私のターン!手札から「超究極完全無敵唯我独尊ゴーレム」を召喚だぁぁぁ!!

利根川:な、なにぃぃぃ!!「超究極完全無敵唯我独尊ゴーレム」だとぉ!!?
    その圧倒的な強さと、なんか痛いネーミングでカード屋さんで買うと10万くらいする超プレミアのやつじゃないかっ!

岩清水:くくく・・・!切り札は最後まで取っておくものだ!死ね小僧!!「超究極完全無敵唯我独尊ゴーレム」で「潮吹き小町」を攻撃だぁ!!

利根川:ぐわっ!くっ、俺の「潮吹き小町」が一撃でっ・・・!

岩清水:ふははは!次の私のターンがお前の寿命だ!ターン終了!

利根川:くっ・・・、ここまでか・・・。もう俺に手は残されてないのか・・・。なぁ兄さんっ!教えてくれよ兄さん!

『・・・・・もう死にたい・・・。』

利根川:もう死んでるよ兄さん!今天国にいるんだろ!
    なにやさぐれてるんだい!さっきの女の人となにかあったのかい・・・?

『・・・こんなことになるならお前と話すんじゃなかった・・・。』

利根川:か、悲しいこと言うなよ兄さん!天国にも女なんか星の数ほどいるって兄さん!

『・・・はっ、彼女のいないお前にはこの苦しみはわかんねえだろうな・・・。』

利根川:今は彼女いないとか関係ないだろ兄さん!!・・・兄さん?兄さーん!!!
    くそっ、兄さん・・・。なんて歯切れの悪い別れなんだ・・・。

岩清水:くははは!遺言は残せたか・・・?あーん・・・?

利根川:くっ・・・!死にたくねぇ!死にたくねえよ!

???:諦めるんじゃない!!

岩清水:誰だぁ・・・?

利根川:・・・その声は・・・、山崎!俺の最初の決闘(デュエル)で戦った相手で、今は俺の良きライバルである山崎!!

山崎 :そうだよ!山崎だよー!応援に来たんだよ!

利根川:山崎・・・。お前ってやつは・・・。

山崎 :俺だけじゃないぜ。他の奴らもお前の応援に来てるぜ!

鬼頭 :利根川!頑張るでごんす!

利根川:薩摩の鬼頭っ・・・!

ミカ :うっふん。頑張ってね利根川クン!あっはん。

利根川:セクシーミカちゃん・・・。

藤岡弘:いやぁ、利根川くんにはねぇ是非勝ってほしいねぇ。いやぁはっはっは。

利根川:藤岡弘、さん・・・。忙しいのにわざわざありがとうございます!

ライス:Hey,TONEGAWA!YOU ARE FU●KI'N BOY!

利根川:ライス元国務長官・・・。センキュー!

山崎 :利根川!奴に勝つには俺たちを倒したあの手を使うんだ!

利根川:あの手・・・?そうかっ!その手があったぜ!ありがとうみんな!

岩清水:ぐははは!何人仲間がこようが一緒だ!おまえは死ぬんだよ!

利根川:それはどうかな!行くぞ、岩清水!くらえ!グーパンチ!グーパンチ!

岩清水:痛っ!痛っ!ちょっ、殴んな!痛いて!

利根川:ローキック!グーパンチ!ひざ蹴り!ひざ蹴り!

岩清水:いっ、痛い!マジで痛い!!やめて!!

利根川:とどめだ!フロントチョーク!!

岩清水:ぐぅぇ!や、やめろっ・・・!く、苦しい・・・・!や・・・め・・・・・。・・・・・・・・・。

利根川:・・・落ちたっ!勝ったっ!勝ったぞみんな!!

山崎 :さすがだ利根川!相変わらず見事な暴力だぜ!

鬼頭 :暴力はカードより強し、でごんすな!

ミカ :利根川くんのそういう容赦ないとこに惚れたのようっふんあっはん。

藤岡 :いやぁ、僕もそのフロントチョークで落とされたんだよねぇ。いやぁはっはっは。

ライス:Hey,TONEGAWA!FU●K ME COME HERE!

利根川:みんな・・・!ありがとな!
    兄さん、仇はとったぞ!

『・・・あっそ、仇はとれてもあの子は帰ってこないけどな。』

利根川:とほほー!そういう皮肉ったらしいとこ、生前の兄さんのままだね!

一同 :あっはっはっはっは!

利根川:あー、笑った笑った。こんなに笑ったのは一昨日めちゃイケを見て以来だぜ!さぁ、帰るか!

???:くくく・・・はははははははは・・・・!!!!

利根川:だっ、誰だ!!

岩清水:私だよ、小僧!

利根川:岩清水・・・!?だって岩清水はそこで気絶しているはずじゃ・・・!

岩清水:あれは私のクローンだ!あいつに戦わせている間、お前の戦略を覗かせてもらったんだ!

利根川:なん・・・だと・・・?

岩清水:真の岩清水は私だ!あれは私の傀儡にすぎぬ!兄の敵を取りたければ私を倒してみよ!!

利根川:ぐっ・・・、望むところだぁー!!!







「次週予告
 倒したと思った岩清水は実はクローンだった!戦略を敵にさらしてしまった利根川に勝ち目はあるのかっ!
 「暴力で解決!カードバトラー利根川」第582話『決めろ!落下式ブレーンバスター』見ないと前歯折るぞっ!!」














C−5
エントリーNo.092
シアンビッツ

コント/ユウシャクエスト×王女の休日
姫(樋口):ん……んんー……

   ハッ……ここ、どこ?

魔王(日下部):目が覚めたようだな。

姫 :……あなた、誰?

魔王:余のことか?余は魔王だ。先程とある国の侵略計画の前段として姫であるお前を連れ去って来たところだ。

姫 :あなたが魔王……やっぱり私の国を滅ぼすつもりなのね。

魔王:当然だ。

姫 :で、でも、きっと勇者が助けにきてくれるはずよ!

魔王:それはありえぬ。余の力を持ってすれば勇者など赤子の手を捻るように簡単に一蹴できるのだ。

姫 :……それより、私を早くこの牢屋から出しなさい!

魔王:できぬ。お主は一生この城で余の奴隷として暮らすのだ!

姫 :そんな……。

魔王:フフフ、あまりの絶望で声も出ぬか。

姫 :こんな……こんなウシガエルみたいなイボイボ肌の性奴隷だなんて……!!

魔王:いや、「性」とは言っておらぬよ。

姫 :いやああああああああああああ!!
   せっかくお義父様の元から離れられたと思ったのにまた同じ目に遭うだなんてー!!

魔王:い、今余はとんでもない事を聞いてしまった気がするぞよ。王族の裏の顔を見てしまった気がするぞよ。

姫 :もうやめて!!アタシ、お義父様の抱き枕にだってなるから!もう抵抗はしないから……

魔王:悪の道を志す余が言えることではないが、王様外道だな!
   この情報をリークするだけであの国の王を破滅させられる気がするが、余は黙っておくぞよ。

姫 :いやぁ……もうこんな人生いやぁ……。

魔王:うー……余のノミほどの大きさしかない良心が痛んでおる。
   この小娘を見ると、心なしか我が娘が同じ年だった頃を思い出すな……。

   オイお主。先程の台詞を訂正しよう。
   お主は一生この城で幸せに暮らすのだ。

姫 :え……今、なんて……?

魔王:余の城で、残りの人生を幸せに暮らすのだ。

姫 :ホント……?

魔王:うむ。ここに居る限りもう王の暴虐に怯える事はない。
   望みがあればこの際、余が何か援助してやってもよいぞ。

姫 :このさい……えんじょ……。こうさい…………いやあああああああああああ
   お義父様やめて!アタシこんな保温性の無い服着て夜の街になんて歩けないわ!!

魔王:ああもう地雷が多いぞお主……。
   余はお主が望むものがあれば出来る限り幇助してやると言っておるのだ。

姫 :いい……の……?こんな…タバコの煙とゆきずりの男で汚れた女のために……。

魔王:お主本当に姫か? 場末のホステスではないよな?

姫 :ホステスいやあああああああああああ!!

魔王:ああ余が悪かった!もう例えツッコミは辞めにするぞよ。
   いいから願いがあるなら早く余に申せ。

姫 :そ、それじゃぁ……



   3DテレビとホームシアターセットとこたつとパソコンとiPhone5とiPodとフェイスローラーとお菓子とケーキとコーラと

魔王:こういうところでお姫様らしい傲慢さを発揮するでない!!

姫 :―――それとメガネとコンタクトの洗浄液と保存液とヘアゴムとメイク落としとMサイズのスウェット。

魔王:お主とことん庶民派であるな。

姫 :いいからさっさと持ってこいよウシガエル魔王!

魔王:変な呼び名つけられた!





姫 :あー、ベッドの上以外で横になれるっていいわねー。(ボリボリ)

魔王:あぁ…余の中の「お姫様」のイメージが無惨に崩れていく…

姫 :あ、コーラ切れた。なんかジュース持ってきて。

魔王:自分でやれ。

姫 :持ってこいっつってんだろ!(ゲシッ)

 ひめのこうげき まおうに3000のダメージ

魔王:ぐほっ……。お、お主、結構強いな・・・
   ほら、コーラだ。

姫 :ありが……ペプシじゃねえかよコノヤロォ!!

 ひめのこうげき かいしんのいちげき まおうに9999のダメージ

魔王:痛いぞよ!痛いぞよ!ダメージカンストぞよ!
   は、はい。コカ・コーラ。

姫 :ちっ…ZEROか。まぁ許すわ。

魔王:コーラにうるさい姫とか初めて見たわい……。


 ぴんぽーん


魔王:はーい。

姫 :…インターホンあるのね、魔王の城って。

魔王:いやほら、宅配とか集金とかで来る人がいるからあった方が何かと便利かと。

姫 :アンタも結構庶民派じゃん。



勇者(上村):おい、魔王!姫を返せ!

魔王:げー、もう来やがった……。

姫 :えー。あたしまだここに居たいー。まおー、あんな奴追い払ってー。

魔王:お主少しは立場を自覚して発言せい。助けられる側の言う事ではないぞ。

勇者:魔王!姫は返してもらうぞ!

魔王:おい、土足で入るな!余が32時間かけて一針一針丹精込めて編んだカーペットが汚れるではないか!

勇者:そりゃ!そりゃ!(大剣を薙ぎ払う)

魔王:あー!余が10万円もかけて一刺し一刺し丁寧に仕上げたフラワーアレンジメントがズタズタにー!

姫 :アンタ魔王のくせに女子力高くね?

勇者:(キョロキョロ)ん…?  !! ……魔王、貴様…姫をどこへ閉じ込めた!!?



魔王:え?



姫 :え?



勇者:いいから答えろ!今姫はどこにいる!

魔王:いや、お主のすぐ右におるぞ。

姫 :はぁーい。

勇者:……。

   ふざけるな!
   姫があんなズボラでだらしがない彼氏いない暦更新中のOLの休日みたいな姿なわけないだろ!

魔王:いやあの、マジなんですって。あれマジで本物の姫なんですってば。

姫 :ねぇ魔王……。

魔王:ん?

姫 :またなんだけど……もうひとつお願いしてもいいかな…?

魔王:なんだ?渾身のフラワーアレンジメントを破壊された余は今年最大にご機嫌斜めだが。

姫 :王族を侮蔑したあの不敬罪のガキを全力でぶっ潰せ。

魔王:フン、お主に言われるまでもない。余もあの小僧に憤怒していたところだ。
   あんな伝説かぶれの勇者なぞ叩き潰してくれるわ!

姫 :いっけええええええええ!

魔王:ぐおおおおおおおおお!







 ゆうしゃのこうげき まおうに5000のダメージ

魔王:ひーん。

姫 :ごめん、なんかそんな気はしてた。

魔王:なんだよアイツ!ちょーつえーよ!ぜってーこの城の近くの雑魚狩ってレベル上げ作業したろ!!

姫 :アンタ動揺しすぎて口調がレベルダウンしてるわよ。

勇者:これでトドメだあ!

 ゆうしゃのこうげき まおうに1200のダメージ
 まおうはたおれた

魔王:ぐほぁ!

姫 :まおおおおおおおお!!

勇者:やった……やったぞ!!遂に魔王を倒したんだ!!

姫 :そんなぁ……。ねぇ嘘でしょ?嘘だと言ってよ魔王!!

魔王:す、すまぬ…………約束……したのにな…………一生……幸せにしてやる…………と(ガクッ)

姫 :ねぇ…………魔王……?

魔王:……。

勇者:ハッ……しまった…倒す前に姫の居場所を聞くのを忘れてた!!

姫 :い……い……



   いやああああああああ!!(号泣)



 姫の眼から溢れ出た悲痛な涙が

 魔王の頬に滴り落ちたその刹那…

 奇 跡 は 起 こ っ た ! ! 




勇者:んー、とりあえず姫がどこにいるかあそこで泣いてる女の人に聞いてみるかな。すみませーん

??:彼女に触れるな無礼者!!(勇者を手でなぎ払う)

姫 :!?

勇者:いってぇ……誰だお前は……!!?

姫 :あ、あなたは……



魔王:すまない、余にはまだ生きてやるべきことがあるのを失念していた。



姫 :魔王!

勇者:な、なに!?第二形態だと!!

姫 :よかった……ホントに…よかった……(涙を拭う)

魔王:おいおいお主、泣くにはまだ早いぞ。
   その涙はな……勇者を倒したときのためにとっておけ!

姫 :………うん!

魔王:さて小僧。先程の戦いはあくまで小手調べだ。今度は全力を出して相手してやろう。

勇者:ぐ……そんな……さっきのは力を抑えていたというのか!!

魔王:覚えておくがいい。
   余と、

姫 :アタシの、

2人:幸せの邪魔をする奴は誰であろうと叩き潰すと!







 ゆうしゃのこうげき まおうに7000のダメージ

魔王:えーん。

姫 :さっきも見たわこの光景。おめぇもう魔王の名を剥奪しちゃえよ。

勇者:はぁ……はぁ……よし、あと一息だ!

   やい魔王!姫は今どこにいる!

魔王:だーかーらすぐそこにいる女がそうだって言っておろうが!!

勇者:何度も嘘を言うな!姫はあんなゲリラ豪雨みたいな顔じゃないぞ!

姫 :(ピキ)

魔王:いや真だから!一遍その女を姫と疑って会話してみぃ!そうすれば気づくだろうて!

勇者:黙れ!これ以上惑わすならトドメを刺して自力で探す!
   あそこの脳みそすっぴん女にでも聞けば手がかりくらいは見つかるだろう!

姫 :(ピキピキ)

魔王:あのー……勇者くん君ね。たまには人の言うことを信じてみよ。

勇者:ええいうるさい!魔王覚悟ォ!!

姫 :うらああああああああ!!

 ひめのこうげき ゆうしゃに99999のダメージ
 ゆうしゃはたおれた

勇者:そ、そんなああああああ(GAME OVER)

魔王:け、桁が1つ違う……。

姫 :もう我慢ならない!あんな勇者アタシがぶっ飛ばす!

魔王:お主、既に事後だぞ。

姫 :あら…………あらあら私としたことがなんて野蛮なことを……。

魔王:今更お姫様ぶっても余の前では飾りだぞよ。

勇者:いい気に……なるなよ……魔王たちめ……。

魔王:!?

姫 :!?

勇者:勇者は……オレの他に…あと、6人いる……。
   オレが倒れても…きっと誰かがお前らを倒して…姫を救い出すだろう……(ガクッ)

魔王:な…

姫 :なんですってー!?

魔王:つまり、残る6人の勇者を葬らねば我々に幸せは訪れないということか。

姫 :そんな……アタシ…もうお義父様の元へなんて帰りたくない!!

魔王:……ここを出よう。

姫 :え?

魔王:敵はここが魔王の城だと知っている。ここにいてはいつ勇者がやってくるかわからぬ。
   だからこちらから勇者を迎え撃とうではないか。

姫 :で、でも……勇者の居場所なんて……。

魔王:勇者は皆お主を救助しろという使命を受けて動くのだろう?ならばどこで命令を受けているか、考えるに容易い。

姫 :それって……まさか……!!

魔王:お主にとっては最も行きたくない場所かもしれぬ。
   逃げれば痛みを負わずに済むが、それでは根本的な解決には至らぬ上、安住の地は永遠に生まれぬ。
   戦いを終わらせるためには、逃げたい現実に立ち向かう勇気が必要なのだ。
   一緒に来てくれるな?

姫 :…………




   うん。





かくして、姫と魔王による2人の旅が始まった。

愛しき魔王を狙う6人の勇者と、
人外である憎き国王を討つために。

進め!姫と魔王!

闘え!姫と魔王!

――永遠の幸せを探す壮大な物語が幕を開ける

PS3専用ソフト「ユウシャクエスト機弑疇発売予定













C−6
エントリーNo.009
言霊連盟

コント/サファリゾーンにて……
栃城:どうしてダメなんですか! 

槍沢:ここから先はサファリゾーンですので、自転車で走りたいというのは……。

栃城:なんでダメなんですか! ママチャリだからですか!

槍沢:そういう問題じゃないです。

栃城:自分でもダサいなとは思いますよ。
   でも、こっちの方がカバンが入れられるから便利なんですよ。それでカバンが入ってるってことは……

槍沢:ママチャリのメリットとかどうでもいいです!
   とにかく、ここから先は車専用となっておりますので……

栃城:そういう固定観念やめましょうよ。

槍沢:固定されてなきゃ困る観念ですよ。

栃城:この前、ネットでドライブスルーを自転車で通れるかっていう動画を見たんですよ。
   そうしたら自転車でもドライブスルーを通れたんですよ。……ていうことは?

槍沢:一緒にしないでください!
   分かってるんですか? ここから先、ライオンとか猛獣がいるんですよ!

栃城:ちゃんとヘルメットはかぶりますよ!

槍沢:依然として彼岸との戦力差は埋まらないです。

栃城:じゃあ、肘と膝のプロテクターもつけますよ。

槍沢:そういうちまちました防御力の強化じゃ歯が立たないんですって。自転車なんて絶対ダメですから!

栃城:自転車でダメとなったら……。そうだ!
   さっきの動画と同じシリーズでドライブスルーを馬で通るってのも見たんですよ。じゃあ、馬で来ます!

槍沢:余計狙われますって! サファリゾーンで馬ってそれ移動手段じゃなくてエサですから。

栃城:じゃあ、馬で来るぐらいだったら自転車で来ていいってことですね!

槍沢:「ぐらいだったら」の戦いで勝ったところで常識の前には両者コールド負けでしてますよ。

栃城:お願いしますよ。どうしても今日、ここを通らないといけない事情があるんです。

槍沢:事情?

栃城:来週、彼女とこの動物園でデートするんです。それで、今日は下見に来てて……。
   お願いです! 彼女との円滑なデートのために通してください!

槍沢:それで認めると思いましたか? 下見だろうがなんだろうが車でないと通れないですから。

栃城:僕、免許持ってないから無免許運転の車で来ることになるけどいいですか?

槍沢:よくはないですけれど……

栃城:じゃあ、自転車で……

槍沢:だから、そこの比較対象に勝ったところで意味ないですから。

栃城:……どうしてダメなんですか。僕らが自転車に二人乗りするつもりだからですか!?

槍沢:そういう問題じゃなくてですね……。
   え? 彼女と来るときも自転車なの!? 彼女が免許持ってるんじゃなくて!?

栃城:ええ。僕ら高校二年生だから免許取れないですし。お願いします! 二人乗りを認めてください!

槍沢:論点そこじゃないですから!

栃城:固いこと言わないでお願いしますよ!
   ほら、彼女を後ろにして自転車に二人乗りっていかにも青春でいいじゃないですか! ゆずの「夏色」の世界ですよ!

槍沢:「夏色」の中に一行でも「追いかけるライオン」とか「群がるベンガルトラ」みたいな歌詞ありましたか?

栃城:でも、歌いだしが「駐車場のベンガルトラはあくびをしながら」だったような……。

槍沢:内容以前に譜割りに違和感を覚えてくださいよ。

栃城:で、「凶暴に血と肉 探して行く」って……

槍沢:「『夏色』って色で表すと何色だと思う?」って質問に「どす黒い赤」って答えが返ってきたことありました?

栃城:それはないんですけれど、前にネットで知り合った「昏き翳の綴り手」さんっていうゴスロリ趣味の方が、
   「『夏色』は咎人が贖罪のために流す血のごとき緋」ってツイートしてましたね。

槍沢:その人、参考にしちゃいけないタイプの人だわ。

栃城:その人がリツイートしてくれたおかげでドライブスルーを自転車で通るって動画を見たんですよ。

槍沢:案外、軟派な動画も見る人なんだね。
   ……とにかく、こんなところを自転車で走ったら危険ですから。
   サファリバスっていうサファリゾーン内を巡るバスがあるんで、免許がないならそれに乗って……

栃城:自転車じゃなきゃダメなんです! サファリバスには「サヨナラバス」です!

槍沢:ゆずの曲重ねなくていいわ。なんで自転車にそこまでこだわるの?

栃城:いいですか、自転車に二人乗りですよ。僕がペダルをこいで、彼女が体を抱きしめてくる。
   するとどうですか。背中越しに彼女の胸の感触が味わえるんです! お願いします! 彼女の胸の感触を楽しませてください!

槍沢:そんな理由だったの!?

栃城:お願いします! Eカップなんです!

槍沢:知らんわ!

栃城:彼女を自転車の後ろに乗せ、たわわに実った二つの果実を楽しむ。ゆずの「夏色」の世界じゃないですか!

槍沢:「夏色」にそんなフェティッシュなメッセージはない!

栃城:でも、歌いだしが「駐車場で彼女のお乳を見ながら 今日も乳圧を想像してみる」って……

槍沢:全然違うよ! なに、乳圧って造語? 乳の圧迫感ってことかな?
   ていうか、さっきと歌いだし変わってるし。ベンガルトラでしょ。
   ……いや、ベンガルトラでもないわ!

栃城:そして前カゴに入れることでカバンを背負わなくていいから、直接胸の感触を楽しめるんです!

槍沢:ママチャリのメリットそこか!
   ていうか、胸の感触を味わいたいんならここじゃなくてもいいでしょ。

栃城:彼女が一度猫カフェにも行きたいっていうから、ここなら両方とも味わえるかなと……

槍沢:じゃあ、普通に自転車二人乗りで猫カフェまで行ってよ! ここではどちらのニーズも賄えないからね!

栃城:でも、大は小を兼ねるって……。

槍沢:サファリゾーンじゃ大きすぎるんだよ!

栃城:それにちゃんとカフェ気分が味わえるようにコーヒーも準備しますから。

槍沢:その努力はどうでもいいよ。

栃城:もちろんライオンコーヒーですよ!

槍沢:なにちょっと動物園に寄せてますよ感出してるんだいよ。
   とにかく、デートなら別のところでお願いしますよ。普通にこの動物園を巡ったっていいじゃない。

栃城:ほら、吊り橋効果ってあるじゃないですか……。

槍沢:そんな物狙って死の危機に飛び込まないでよ。

栃城:いえ、僕は死んでもいいと思っています。

槍沢:はい?

栃城:やっぱり究極の愛って言うのはお互いの死によって完成すると思うんですよ!
   この動物園こそ僕たちの愛を完成させるにふさわしい場所だと思うんです。
   お願いです! ここで心中を! いえ、心ZOOをさせてください! そして三ZOOの河原を見せてください!

槍沢:怖い怖い怖い!

栃城:「昏き翳の綴り手」さんが教えてくれたんです!

槍沢:君、どれだけその人から影響受けてるんだい!

栃城:互いの死によって愛を完成させる……。ゆずの「サヨナラバス」の世界じゃないですか!

槍沢:あの曲に現世とのサヨナラって意味はない! とにかくもう帰ってくれ!

(栃城舞台袖へと去っていく)

槍沢:なんだったんだ一体……

栃城:キックボードでドライブスルーを通るって動画も見たんですが……(キックボードに乗って登場)。

槍沢:帰れ!













C−7
エントリーNo.002
大浦崎

漫才/シリ・ト・リ
坂木:どうもートリオ漫才大浦崎でーす。

谷沢:しりとりで勝負しようや。

坂木:なんやいきなり。

谷沢:タイマンでやろうや。タイマンで。

坂木:まぁ、別にええけど。

明星:じゃあ、俺が見てるからしりとりで勝負したらいいんじゃない。

坂木:俺からな。しりとりの「り」で…りんご。

谷沢:「ご」…?「ご」…?ホンマに「ご」なんてあんの?

坂木:いきなりつまづいとるやないか!大丈夫か!?

谷沢:「こ」からでもええ?

坂木:好きにせえよ。

谷沢:ゴマフアザラシ。

坂木:「ご」あるやないか!

明星:鼻にりんごの詰まったゴマフアザラシが。

坂木:何をイメージしとんねん!
   次は「し」…ししおどし。

明星:ししおどしによりバスケのドリブルのごとく跳ね続けるゴマフアザラシ。

坂木:どんだけ大がかりなししおどしやねん!

谷沢:「し」かぁ、新幹線。あ、「ん」がついてもうたー!

坂木:弱っ!!その強さでよくしりとりやろうと思ったな!?

明星:しゅーりょー。ゴマフアザラシが新幹線にはねられましたー。

坂木:いやイメージ悲惨すぎるわ!!
   
谷沢:でもまだ20%の力しか出してへんからな。

坂木:頭脳ゲームに20%もクソも無いわ!どっちにしろ負け犬の遠吠えや。

明星:坂木、今度は俺と勝負しない?

坂木:おっ。望む所や。さっきのはちょっと張り合いが無さ過ぎたからな。

明星:俺は5年引きこもってたけどその間ずーっと一人でしりとりやってたから。

坂木:パソコンとかちゃうんかい!何の達人になろうとしてるんや!!

谷沢:ほな俺が見とくから二人で勝負したらええやん。

坂木:じゃあ、しりとりの「り」から行くからな。リッチ。

明星:「ち」…ちくわ。

谷沢:ちくわを咥えたリッチなおっさんが社長室にデーンと構えてんのが見えるわ。

坂木:イメージダサいな!葉巻のつもりか!「わ」…わらしべ長者。

谷沢:ちくわとバーベルを交換してもらったおっさんがなんとかバーベルを咥えてんのが見えるわ。

坂木:顎が強靭過ぎるわ!ほな次は「じゃ」で。

明星:うーん…うわー全然出て来ない…。

坂木:おいどうした。しりとりの達人くん。

明星:昨日夕飯何食ったっけなぁ…。

坂木:なんで夕飯の事考えてんねん!集中力散漫過ぎるわ!

谷沢:ジャンボジェット機。

坂木:何でお前が言うてんねん!

明星:それそれ!昨日の夕飯ジャンボジェット機だった!

坂木:そんな人間が食うもんちゃうわ!

明星:でも俺小食だから半分しか食えなかったんだよ。

坂木:ジャンボジェット半分食っといて小食アピールて!
   それはともかくとしてなんでさっき谷沢が答えたんや。

谷沢:さっき一瞬だけ俺と明星の人格が入れ替わってたからOKやろ。

坂木:どういう事やねん!もうええわ。どうせ一人でもお前らなんかなんとかなるしな。
   えーそれで「き」からやろ…。キーマカレー。

谷沢:マイジャンボジェットの燃料庫にキーマカレーをひたすら詰め込むおっさん。

坂木:いくら自家用機やからってフリーダムが過ぎるわ!!

明星:「れ」ねぇ、冷凍みかん。うわー。んがついてしまった。

坂木:いや弱いな!

谷沢:無数の冷凍みかんを投げつけられジャンボジェットが墜落して終了ー!

坂木:さっきから状況が混沌とし過ぎや!どういうテロやこれは!
   
明星:でもこれ3本勝負だからなー。

坂木:負け惜しみも酷いな!ええわほんなら3本勝負で!
   じゃあ、しりとりの「り」からな。

明星:「り」…離島。

谷沢:離島にジャンボジェットが落ちてきた絵が見えるわ。

坂木:さっきのまだ続いてたん!?
   「う」かぁ、そんならうめき声。

谷沢:ジャンボジェットからおっさんのうめき声が。

坂木:早よ助けろや。

明星:「え」、エルボー!

谷沢:そんでおっさんにエルボーをかますわけやな。

坂木:追い討ちとかどんだけ恨まれてんねん!「ぼ」…ボルト。

谷沢:そこにウサイン・ボルトが颯爽と助けに来る。

坂木:世界最速来た!?

明星:「と」…トーマス。

谷沢:ボルトが機関車トーマスのように突然変異する絵が見えてきたわ。

坂木:ビフォーアフターの変わりようえげつなさ過ぎや!!

谷沢:変形したボルトが俺は人類の誰よりも速いとか言うんや。

坂木:そら速いわ!機関車やからな!
   ほな次は「す」か…。

谷沢:「す」…スペイン。

坂木:なんでお前が言うねん!

谷沢:さっきお前と俺の人格が入れ替わったからな。

坂木:だからなんなんそれは!

明星:ボルトがおっさんに突っ込んで全部爆発してしゅーりょー。

坂木:しゅーりょー。やないわ!最終的に全然助けになってないやないか!
   スペインの要素もあらへんし。

谷沢:あれはまさにスペインの闘牛のようやったなあ。

坂木:スペイン要素完全に後付けやないか!
   お前らはもうルールも無視するしホンマに酷いな。

谷沢:いやいやお前の方が絶対酷いって。
   しりとりというか揚げ足とりやろ。

坂木:やかましいわ!お前らの反則負けや!

明星:こんな反則負けになったら5年は引きこもるよ。

坂木:面倒くさっ!引きこもられるのは困るしもう俺の負けでええわ!!完全敗北や!!

明星:よし、引きこもるのは1年にしよう。

坂木:どっちにせよ引きこもるんかい!もうええわ!













C−8
エントリーNo.016
みやこ

コント:欲と邪
『緊急ニュースです。本日17時、渋谷区内のみやこ銀行渋谷支店で強盗事件がありました。
 被害額は3億にものぼるとされており、犯人は現在も逃走中です。現場付近にお住まいの方は十分に警戒してください………』




(ドサッドサッ)

宮尾:ふーう。収穫収穫っと。銀行強盗で3億なら上々の結果だな。

野崎:そうだな。全く抜かりがなく作戦が実行できたな。俺達のコンビネーションは無敵だぜ。なぁ?

宮尾:…ああ。

野崎:しっかしすごい札束の数だ。これなら二人で半分ずつ分けてもしばらくは遊んで暮らせるってもんよ。

宮尾:……そうだな。

野崎:……何だよ、その顔は。この結果に何か不満があるのかよ。

宮尾:いいや、全くないよ。しかしひとつだけはっきりしていることがある。
   それは、1億5千万よりも3億円のほうが金額が大きいということだ。

野崎:は?そんなもん当たり前じゃねえかよ。何が言いたいんだよ。

宮尾:こういうことだよ(カチャ)

野崎:!?宮尾、お前…!!

宮尾:俺はもっともっと遊んで暮らしたいんでな。じゃ、お疲れ様。

(ダァンッ)

野崎:ぐぁっ…!!み、みや…おぉ……(ガクッ)

宮尾:…ふん。さて、警察に場所を感づかれる前にとっととずらかるか。



??:そうはいかねえな。



宮尾:…!?お前、まだ生きて……あれ?倒れたまんまだ。完全にこと切れてる様子だし…でもさっきの声は…。

??:こっち見てみろよ、宮尾さんよ。

宮尾:……!!野崎!え!?これどういうこと!?生きてる野崎と死んでる野崎が同時にいるんだけど!!

野崎弟:死んでるのは俺の兄貴だよ。

宮尾:兄貴!?野崎って双子だったのか…。

野崎弟:兄貴は自分だけでなく俺達のためにもと大金を得ようとした。それを知ったとき俺は思ったんだ。兄貴の身に何があってもおかしくはないってな。
    一足遅かったが、いろいろ調べ上げておいて良かったぜ。こうして兄貴の敵が討てるんだからなぁ…。

宮尾:……おやおや、すごい剣幕だけど身の程を知らないのは兄貴譲りだな。俺が手に持ってるもんが見えねえのか?(カチャ)

野崎弟:!?

宮尾:あの世で兄弟そろって仲良くしてな。

(ダァンッ)

野崎弟:ぐふっ!!……へ、へへへ…言っただろ?「俺達」ってよぉ……(ガクッ)

宮尾:何…?


野崎兄:よくも弟達を!!
野崎兄:よくも弟達を!!
野崎弟:よくも兄ちゃんを!!
野崎弟:よくも兄ちゃんを!!


宮尾:うげあ!!なんか野崎がいっぱい出てきた!!おそ松くんかお前ら!!


野崎兄:弟達の敵が私が取る!!覚悟しろ悪人め!!
野崎兄:この二人は俺達兄弟の中でも特に仲がよかった…。その二人を貴様はぁ!!
野崎弟:兄ちゃん達は下がってて!!ここは僕が玉砕覚悟でいくよ!!
野崎弟:夜スリム、トマ美ちゃん!!2980円!!夜スリム、トマ美ちゃん!!2980円!!


宮尾:いっぺんに発言すんな!!つーか一人通販会社の回しもんいるぞ!!
   みんなまとめてあの世に送ってやる!

(ダンダンダンダン)


野崎兄:いち!(ガクッ)
野崎兄:じく!(ガクッ)
野崎弟:かん!(ガクッ)
野崎弟:ちょうっ!!(ガクッ)


宮尾:いちじくかんちょう!?死に際にワケの分かんねぇ息の合わせ方しやがった!!
   …ったくなんなんだよ。まだ兄弟がいるんじゃないだろうな。

野崎父:どうもどうも。息子達がお世話になっているようで。

宮尾:父親が来たー!!父親も同じ顔だー!!遺伝子が色濃いー!!

野崎父:いやぁ、息子達と遊んでくださってありがとうございますね。

宮尾:はい?いや、遊んじゃいませんけど…。

野崎父:ここは私がコミュニケーションを図らないといけないのですが、ネットでごぼうの写真見て一発抜いてたもんで。
    あ、ごぼうっていっても堀川のほうよ?イヒヒヒヒ。

宮尾:父親どうしようもねぇゴミだったー!!ごぼうの名誉を品種で絞って汚してきたー!!

野崎父:おやおや?子供達はそろって死体ごっこかな?名演技だねぇ!!

宮尾:いや、ごっこではないんですけどね…。

野崎父:ほほえましいなぁ。こんなにも愛らしい子供達を見てると、父さんのごぼうもホリカワイズム!!(ぬぎぬぎ)

(ボカッ)

野崎父:キョーヤサイッ!!(コテン)

宮尾:…気絶した。普通に蹴っちゃったよ。まあいいや、こいつは生きてごぼう農家に償うべき。



??:ふふふ、ここは俺の出番のようだな。



宮尾:まだいんのかよ…。ってええ!?今度は真っ黒の全身タイツのやつ出てきたんだけど!!

??:どうも、野崎の心の中にいた悪魔です。

宮尾:心中のやつまでしゃしゃり出てきた!?おい、大丈夫か俺!!大丈夫か俺!!

野崎悪魔:俺が心の中で順調に強盗をけしかけていたというのに、まさか殺されるとは思わなかった。
     それもこれもお前の心の中にいるより凶悪な悪魔のせいだな。出せ。ここに出せ。

宮尾:出せねえよ!!自分の中からどうやって黒タイツ野郎を出しゃいいんだよ!!

野崎悪魔:右乳首を5回、左乳首を3回、そしてイチモツを↓→←↑↓→←↑↓→←↑って動かした後に「おいでませ東武百貨店!」って叫べば出てくる。

宮尾:じゃあ一生お断りだよ!!そんなゴミみてえなコマンド誰が入力するか!!

野崎悪魔:ならば私が出させてやるまで!!さあお前の乳首は何色だ!?グヘヘヘヘヘヘ!!

宮尾:近寄るなゴミタイツ!!(カチャ)

(ガン)

野崎悪魔:ぎゃあああああああああ!!小指がああああああああああああ!!(ガクッ)

宮尾:机の足に小指打って死んだ!!悪魔どんだけ脆弱なんだよ…。



野崎天使:これ以上の愚行はおやめなさい。私は野崎の心にいた天使。
     あなたの乳首を天使の輪でグリグリグリグrぎゃあああああああああああ!!この部屋ホコリの濃度がすごいいいいいいいい!!(ガクッ)



宮尾:開幕と幕引きの間が短すぎるわ!!白い全身タイツが勝手に秒死したよ!!しかもこいつも乳首狙いだったな!!


(港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ〜♪)


野崎竜童:どうも、野崎の心の中にいたダウンタウンブギウギバンドです。

宮尾:いよいよ理解が追いつかねえよ!!何であいつ心の中に宇崎飼ってんだよ!!

野崎竜童:昨日心の中の阿木燿子と左心室で子作りしてました。乳首いじりました。

宮尾:いらねえよそんな報告!!何で乳首フェチが集結してんだよあいつの心の中はよ!!

野崎竜童:では一曲聴いてください。(デデデデッデッデデデデデッデッデ)


     1cmなら覚えちゃいるが 1mだとちと判らねぇなぁ
     ケツ毛の長い女だって ここにゃ沢山いるからねぇ
     ワルイなあ 他をまさぐってくれよ



     (デデッデッデッデデ!!)




     あんた、アナルの何なのさ




     野崎のコーモン・コーモンカガ・ミトメタ〜♪








     ありがとう。

宮尾:何がじゃ!!お前は今すぐ本家に土下座してこい!!んで知らねえよ、あいつの肛門が医師公認なんて事実はよ!!

野崎竜童:僕の肛門に興味あります?(パチクリ)

宮尾:世界一答えるまでもねぇ質問ぶつけるな!!グラサンの下からつぶらな瞳覗かせてんじゃねえ!!
   もう何なんだよこれよ!!俺はさっさと逃げて一生遊んで暮らすんだよ!!邪魔すんな!!

野崎竜童:まだ自分の立場がわかっていないみたいだね。

宮尾:何…?

野崎竜童:野崎という男は何事にも強い信念を持って生きてきた男だ。そうだろ?

宮尾:まあ、そういうやつだったかな…。

野崎竜童:そしてその信念は、お前に殺された瞬間に邪念へと変わった。その邪念は、お前を一生逃がさない。

宮尾:へっ、何が邪念だ。俺はそういうオカルトは信じねえんだよ。それが俺の信念だ!

野崎竜童:今までのこの状況を受けても?

宮尾:ああ、だから信念が揺れ動きつつありますけども!?強烈な部類のオカルト目の当たりにしちゃってさ!!宮尾困っちゃう!!

野崎竜童:……まあ、君のチャチイ信念なんて今からすぐにひっくり返るよ。邪念は止まらない。

宮尾:…どういう事だよ。

野崎竜童:……じゃあな。


     ぐるんぐるんぐるーん!!ぴろろろろろろーーーーーー!!!りゅうどうすけるとーーーーん!!!




     あれ、上手くいかねえや普通に消えるかバイバイ(スーッ)

宮尾:なんかグッダグダに消えた!!サプライズの前に滑るって相当だな!!ったくなんだったんだよ…。
   早くずらからないと…今何時だ?(チラッ)

掛け時計:(チクタクチクタク)

宮尾:……ん?(ゴシゴシ)



野崎掛け時計:ニカッ!



宮尾:うげえええあああ!?……(ゴシゴシ)…錯覚だよな。うん錯覚だ。はあ…腕時計で確認しよ…。



野崎腕時計:(くしゃっとした笑顔)



宮尾:んだらぎゃああああああ!!!(グワシャ)……投げ壊しちゃったよ腕時計。
   …疲れてるんだ。俺は疲れてるんだよ。…水、水。ペットボトルどこだっけ…。



野崎天然水:(ブシューーー)Hello Everybody!



宮尾:パンプ・キンッッッッッ!!!!!(ダァンダァンダァン)

   (カチカチ)しまった、弾切れだ!!あんな液体撃って弾切れとか最悪だ!!
   落ち着け、落ち着け俺!!俺は何も見てないんだ!!



野崎野球ボール:(パリーン)わーい。
野崎サッカーボール:(パリーン)わーい。
野崎テニスボール:(パリーン)わーい。
野崎ゴルフボール:(パリーン)わーい。
野崎競走馬:(パリーン)わーい。
野崎マスクマン:(パリーン)わーい。



宮尾:窓からなだれ込んできたぁぁぁぁぁ!!!悪夢だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!



野崎野球少年:すいませーん。ボールとってくださーい。
野崎サッカー少年:すいませーん。イエローカード持ってませんか?
野崎テニス少年:んあっ!!んあっ!!んあっ!!んあっ!!
ジャンボ野崎:直道ー!!健夫ー!!だまし舟折ろうぜー!!



宮尾:発生源まで湧いてきたぁぁぁぁぁ!!!全部に対応なんざ出来やしねぇぇぇぇぇ!!!


野崎サンダーライガー:あー、ますくまんだー。あそぼー。
野崎ストロングマシン:あそぼーあそぼー。
ノザ・マスカラス:いっぱいあそぼー。
ザ・グレート・ノザキ:けんぎかいぎいんせんきょごっこしよー。
野崎マスクマン:わーい。たのしいなー。わーい。


宮尾:無垢なマスクマンが留まるところを知らねぇぇぇぇぇぇ!!!助けてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!

武豊:…僕お呼びじゃないですね。失礼しました。

宮尾:ちょっと待って武さん!!残ってて!!この空間で唯一の他人!!安心感ほしいの!!お願い!!

(パカラッパカラッパカラッ)

宮尾:トウケイヘイローに乗って逃げたぁぁぁぁ!!!せめて野崎競走馬持ってけぇぇぇぇぇぇぇ!!!

   うああああああ………。こんなところにいつまでもいられるか!!早く3億持って………。
   あれ?3億は?あれ?いつの間に!?おいどこだよ!!



野崎机:ご馳走様でした。ゲフゥ(印刷紙の匂い)



宮尾:はっ!かっ!たっ!のっ!し・おっっっ!!!!!(ドンガラガッシャーン)

   うおおおおおい!!邪念てのは大金すら喰らうのか!?そんな訳はねえ!!そんな訳はねえんだ!!
   これは幻だ!!よし、一回目をつぶろう!そして目を開ければ元の常識的な世界になってるさ!


   まず目をつぶる………………スーハー、スーハー………………よし。(パチッ)




野崎一同:(くしゃっとした笑顔)




宮尾:わっるっなっら、ハイサワァァァァァァァァァァ!!!!!!(ジタバタジタバタ)

   もう嫌だ!!こんな嬲り殺し嫌だ!!すっと殺って!!すっと殺ってぇぇぇぇぇ!!!

(ファンファンファンファンファン)

宮尾:け、警察!!警察だ!!お願い引きとってぇぇぇぇぇぇ!!!



【こうして俺は、普通の顔の鈴木という普通の名前の刑事に逮捕された。人生で一番幸せだった。
 そして俺はあるがままに供述したが、野崎が大量発生したなどという供述など信じてもらえるわけもなかった。
 あの部屋には野崎とその家族のみが遺体(一名ホリカワイズム出して気絶)で発見され、3億円も机の上にあったという。
 やはりあれは幻だったんだな、と思った。】







数日後、刑務所の屋上―――。





(ぎょべらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!旭化成、イヒ!!!旭化成、イヒィィィィィィィ!!!)





野崎臭い飯:へっへっへ、仕事、終えてきましたぜ。

野崎竜童:ご苦労。……重罪を犯したやつの前には、次々と野崎が現れる。その呪縛からは逃れられない。
     そして役目を終えた我々邪念の塊は、消えていくしかない。
     しかし、野崎は信念が深かった。ならば我々も信念深く生きてみようではないか。
     みんなついて来い。探すぞ、新天地を。

野崎一同:おーっ!!(ワラワラワラ)












区役所職員:ぽっと沸いて出た存在の方々に住民票は作れません。

野崎竜童:欲望の、街ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!(シュウウウウウウウ)














C−9
エントリーNo.020
生涯探究

僕らの行く末〜count〜
庄野:どうも生涯探究です。よろしくお願いします。


下村:よろしくお願いします。さあ頑張って漫才やっていきましょうか!


庄野:おおっ。下村がやる気が出てると俄然こっちも頑張れるわ!
   というわけで漫才やっていくんですけども、
   舞台の上で死ねるぐらい頑張っていきたいですね。
   でも、やってくからにはダラダラやらずに、人気もある人になりたいですね。


下村:いいですねぇそういう心掛けって(カチッ)


庄野:だからせっかくやる気が出ているんだからしっかりとしたネタを・・・(カチッカチッ)


(カチッカチッカチッ・・・)



庄野:・・・下村ちょっと待て。さっきっからカチカチとなんかうるさいんだけど・・・


下村:ああ、マイクに時限爆弾しかけました。


庄野:はぁ!?


観客:!?


下村:だから、爆弾を、


庄野:いやいやいや、どういうことなんだよ!?


観客:(どよどよ、ざわざわ・・・)


下村:会場の皆さん!!落ち着いてください・・・
   この会場は核シェルターで出来てます!!


庄野:・・・いやいや持ち込んだらダメだから!!
   内部に持ち込んだら必然的に外が安全だよ!!


   (会場は2人を残し、すでにもぬけの殻)


庄野:早い!!皆さんの避難速度!
   そもそもなんで爆弾があるんだよ!


下村:さっき庄野さんなんておっしゃいました?


庄野:え・・・えと『舞台の上で死ねるぐらい頑張っていきたいですね。』


下村:実行しましょう!!


庄野:いやいやいや!お前のやる気は漫才の方向には向いてなかったのかよ!
   打ち合わせの時のきらきらした目はそういうことかよ!


下村:でも庄野さん、さっき『人気もある人になりたい』言ってたじゃないですか。
   爆弾処理できれば爆弾解体したヒーローに・・・


庄野:単なる自己処理だよ!!ヒーローでもなんでもねぇよ!
   俺は芸人として芸人らしく人気を出したいんだ!ってかいい加減俺らも逃げるぞ!


下村:会場管理者から賠償請求が来ます。


庄野:のぉぉおおぉ!!下村!リスクしか残らない選択をしてんじゃねぇよ!
   さっさと何とかしろ!


下村:仕方ないですね。解体もめんどいのでマイクごと爆弾を空に飛ばして爆発させますか。


庄野:お前が仕方ねぇよ。そもそも爆弾持ち込んでんじゃねぇ!


   (ポチッ、シュゴゴゴゴ・・・)


下村:スタンドマイクは言った。
   「もう終わりだね・・・」


庄野:なんで、マイクのアテレコしてんだよ。こんな一大事に何遊んでんだ!


下村:遊んでるですって!?ふざけないでください!
   庄野さん、僕、マイクで生涯探究でしょ!


庄野:勝手に加入してんじゃねぇよ!
   聞こえはいいかもしれないけど、なんかマイクって助っ人外国人みたいじゃねぇか!


下村:「もう、生涯探究は解散ね。」


庄野:なんでリーダーっぽい口調なんだよ!


下村:「何時も2人の間で声を拾うのが好きだった・・・ありがとう」


庄野:なんだろうこのもやもやした感情は・・・そうか、これが理不尽か!!


  (シュゴゴー!!!)


下村:マイクー!!!・・・マイクゥ・・・





   (ガン!)




下村:あ、落ちた。


庄野:あ、落ちたじゃねぇよ!!よく考えてみりゃ天井あるんだからそりゃぶつかるよな!!


下村:あ、今ので残りはコードだけになりました。


庄野:ありえねえよ!!そうかこれもある意味理不尽か!
でもまあいい!早くコード切るぞ!   


下村:コードが216本あります!


庄野:束すぎるわ!!しかもほとんど黄色だから見た目藁に包んだ納豆じゃねぇか!!


下村:しかも良く見てください、このコード、デュラム・セモリナ100%ですよ!!


庄野:!?・・・ということはこのコード、パスタじゃねぇか!
   なんで爆弾の素材に良質な小麦使ってんだよ!



下村;こうすれば、3分の茹で時間と同時に爆発して湯切りが・・・


庄野:飛ばしすぎて炭になるわ!!そもそも茹でてねぇ!
   とにかく邪魔なパスタ取り除くぞ!







庄野:・・・なんだよパスタ取り除いたらあと2本かよ。赤と青、果たしてどっちが・・・


下村:(バリバリボリボリ)


庄野:乾麺、うまいか?じゃなくて、赤と青どっちだよ!


下村:どっちでもいいじゃないですか?


庄野:は?


下村:いやね、僕としては解体すれば、見事に爆弾を解体したヒーロー。出来なければ殉職。
   どちらにしても庄野さんの願いどおり、職務を全うした形になるわけですよ。


庄野:その一言だけで見たら間違いなく俺らの職業が爆弾処理班だと思うだろうな!俺らは芸人だ!
   

下村:(防護服を着る)


庄野:お前いそいそと防護服来てんじゃねぇよ!!(防護服を着る)
   もうこれ本格的に爆弾処理班だわ・・・。もういい!早く芸人に戻る!青切るぞ!


下村:青ですかー。青田典子さん、玉置浩二さんが結婚をしたので青(田)安全(地帯)ということですね。


庄野:そんな何年前かもわからないネタを思いつくかよ!!



  (青を切る)


  (カチッ・・・シュゴゴゴ!!)



庄野:・・・は!?失敗?それともまたマイク!?おい下村これはどういう、






  (シュゴー!!!)





下村:・・・ぅのさん、庄野さん!


庄野:う、うーん。し、下村?そういえば爆弾はどうなった?
   ここはどこだ?


下村:宇宙です。


庄野:・・・そうか。爆発して今死語の世界に、


下村:現実から目をそむけないでください。


庄野:気がついたら宇宙にいるといわれ、現実だと認識出来る屈強な人間がいるのか?


下村:とりあえず今宇宙です。青いコードを切ったことで会場は打ち上げられました。
   

庄野:


下村:宇宙でも耐えられるように、強度抜群の核シェルター。


庄野:


下村:そしてこれ防護服と言ってましたが、宇宙服です。


庄野:・・・
   いやいや、仮にそうだとしても、


下村:外見てください。


庄野:あ、地球と宇宙ステーション・・・。(下村見る)


下村:(こくり)


庄野:




   まじなの?じゃあなんで宇宙なの?



下村:庄野さん・・・これで私たちは初の宇宙芸人ですよ!!
   これで人気出ますよ!


庄野:・・・俺は実力で・・・


   もう、いいや!吹っ切れた!俺は宇宙芸人として人気を取るぞぉおぉぉ!!







庄野:はいどうもー!生涯探究です。よろしくお願いします。


下村:宇宙初の芸人ということで、重力も笑力も減少してますー!


庄野:笑力て!笑いまで減少させたらダメだろ!(下村にツッコミを入れる)


下村:(スピン)


庄野:おい、下村止まれって・・・(下村を止めようとする)


下村:(スピン)


庄野:(スピン)


下村:(スピン)


庄野:(スピン)


下村:庄野さん?


庄野:(スピン)


下村:ここ月の周回軌道上で35分後に衝突します。(スピン)


庄野:もういやー!(叫んで回転が少し加速したよ)














C−10
エントリーNo.023
俺の塩

漫才/浦島イケルジャクソン
俺:俺です

塩:塩です

俺:俺の塩です

塩:よろしくお願いします

俺:昔話って良いよな

塩:良いよな

俺:なんか良くわかんないんだけど伝統的なものがあるよな

塩:あるある

俺:あまりに好きすぎて昔話を作ってみた

塩:あ、そう

俺:読んでいいか?

塩:止めはしないけど

俺:じゃあ読むぞ
  「浦島イケル・ジャクソン」

塩:聞いたことあるものと聞いたことあるものが混じって逆に聞いたこと無い

俺:昔々西海岸で亀が子供たちにいじめられていました

塩:アメリカが舞台なのね

俺:「ヘイ!ヨウ!ヨウ!
   お前の甲羅超ダセエ!海の臭いで超クセエ!
   悪そうなやつは大体友達!セイ、ヨウ!」

塩:うーん、やっぱり本場のHIPHOPは違うなあ

俺:「やっぱりハンバーガーは最高だぜ!ハッハッハ!」

塩:取って付けたようなアメリカン要素が素敵

俺:すると海の中から突然妖怪ダイダラボッチが現れて亀と子供たちを食べてしまいました

塩:展開が読めないなあ

俺:(キュピーン!)「んっ!?これは、今まで食べてきたものとコクも深みも違う!」

塩:どこの海原雄山だよお前は

俺:ところ変わって別の海岸

塩:斬新な場面転換

俺:ここでも亀が子供たちにいじめられていました

塩:人気者だなあ

俺:すると突然「君たち!いじめはやめるんだ!ポーーーーーウ!」

塩:分かりやすい登場方法は嫌いじゃないな

俺:そこに現れたのは浦島イケル・ジャクソン

塩:よっ!今日の主役!

俺:「ヒッ!ヤッ!フー!」
  突然浦島イケルが踊ったかと思うと次の瞬間亀をいじめていた子供たちが灰になってしまいました

塩:何だよこいつ最強かよ

俺:「君大丈夫かい?」「はい」「とりあえず家で手当てをしよう、ちょうどスッポン鍋も出来ている頃だろう」

塩:共食いじゃねえか

俺:その後何故か浦島イケルの家へ行くことを猛烈に拒否した亀が助けてくれたお礼に竜宮城へ連れて行くことになりました

塩:亀も助けてもらったんだからちょっとくらい妥協しろよ

俺:途中トイレ休憩でSAに寄りつつ無事竜宮城につきました

塩:漏れちゃったら困るからね

俺:「ここが竜宮城です、さあ入ってください」「ヒッ!ヤッ!フー!」
  竜宮城は灰になってしまいました

塩:鬼かこいつ

俺:「私の住処が!お前何してんグフッ!」
  浦島イケルは亀のみぞおちに強烈な一撃を喰らわせました

塩:何でそこは実力行使なんだよ何で亀のみぞおちに攻撃が当るんだよ

俺:「お前も灰になれ!ヒッ!ヤッ!フー!」

塩:あー、亀終わったな

俺:「そんなもの喰らうか・・・!」「な、何っ!?」

塩:普通にバトルものになってきてるんだけど

俺:「俺には乙姫様から頂いたこれがあるんだ!」「それは、俺の攻撃を無効化する白くてデコボコする白い球体!」

塩:多分だけどそれゴルフボールじゃね?

俺:「そしてこれがお前を倒す武器だ!」「それは、俺の弱点である先ほどの球体を打って穴に入れるための棒!」

塩:多分だけどそれゴルフクラブじゃね?

俺:「そう、これはかの勇者イシカワから譲り受けた伝説の武器!」

塩:多分だけどお前雨の日に電車待ってる間傘でゴルフの素振りやってるだろ

俺:「喰らえ!」「う、うわーーーーー!」
  すると突然妖怪ダイダラボッチが現れて亀と浦島イケルを食べてしまいました

塩:何でこいつ再登場してきたんだよ

俺:(キュピーン!)「んっ!?これは、今まで食べてきたものとコクも深みも違う!」

塩:結局何食ってもそれなんじゃねえか

俺:一方その頃地球では

塩:今までの話が宇宙の話だったとか壮大すぎて何も言えない

俺:竜宮城では浦島太郎と乙姫様が幸せに暮らしていました

塩:あらちょっと妬けちゃう

俺:そしてその二人の間に出来た子供が、後のジャネット・ジャクソンとなるのでした、めでたしめでたし

塩:・・・いや、糞みたいな出来だな

俺:しゅん

塩:いや大体さあ・・・共食いはダメだろ

俺:いや、そこかーい!

二人:どうも、ありがとうございました













C−11
エントリーNo.015
kissしてシクラメン

漫才/滝川ークリステール!
峰岸:どーもー! kissしてシクラメンです!

花笠:ハッハッハッ、私だ! 花笠オトコマエだ! みんな、正気かな!?

峰岸:そんな「元気かな」みたいに! 大丈夫だよ、狂人は多分いないよ。
   まあね、可愛い女の子二人で漫才してるんですけども。いやー、夏だね! 毎日こう暑いとやんなっちゃうね。

花笠:その者、紅き衣を身に纏い、白き袋を担ぎて、漆黒の聖夜に降り立つべし……。

峰岸:ん? ……いきなり何よ、そのナウシカの予言みたいなの。

花笠:サンタさんだ。

峰岸:サンタさん? あ、確かにサンタさんだね……。
   ……この世で一番暑い夏に、サンタクロースだとぉ!?

花笠:ホッホッホーウ!

峰岸:笑い方も変わった! サンタ笑いを始めたよ私の相方! うわ、どうしよう! どうしたら良いだろう!
   これやっぱアレかな! この漫才のテーマを決定付けるようなアレかな!

花笠:ココロが求めてる……No reason, Coca-cora!

峰岸:比較的古いキャッチコピーでコカコーラの宣伝始めた! サンタに赤い服着せたのはコカコーラってアレだ!
   イヤ、イヤよ! 待って! 止めて! その先を言わないで……!

花笠:と言う訳で峰岸よ! 私はサンタさんになりたいぞ!

峰岸:うわーぃ、聞きたくなかったぁー! その言葉だけは、今ここで聞きたくなかった! この会場で一番正気じゃないの、この子だった!

花笠:サンタさんになって、人の家に入りたいぞ!

峰岸:家宅侵入ありきで認識してる!
   いやいや待ってよオトちゃん。何より、この熱中症になりそうな真夏にサンタさんの話なの?

花笠:芸名は……パラダイス花笠かな!

峰岸:話聞けよ! そして何そのクソダサい名前!
   日本で唯一の公認サンタクロース、パラダイス山元の弟子なのかよ! パラダイス一門かよ! ……私良くパラダイス山元拾えたな!

花笠:峰岸よ、実は私はサンタさんを密かに尊敬していたんだ。そしてサンタさんになりたかった。
   だから……女になど、生まれたくなかったんだッッ!

峰岸:あ、それでその口調なんだ!? そんな理由で男前とか言って性が倒錯してたんだ!?

花笠:さ、と言うワケで私はサンタさんをやるから、峰岸はサンタさんに部屋に入られた幼女をやってくれないだろうか!

峰岸:泥棒に入られたみたいな物言いだな! いやいや、待って、待ってよオトちゃん。
   そもそも私暑くてやってらんないって言ったじゃん。ならもっと相応しい話題があるでしょ、海の話とか、怖い話とか、夏らしい話をさ。

花笠:何を言う! クリスマスだって夏らしいだろう!?

峰岸:気は確かなの!? 12月25日の行事のどこが夏らしいのよ!

花笠:えっほら、その……トナカイの旬は6月から8月と言われているぞ!

峰岸:もっとましな嘘つけよ! 何サンタの頼れる相棒を食肉として扱ってるのよ!

花笠:しかし峰岸よ、私はトナカイを豚か何かだと思っているぞ! 家畜め! この、家畜め!

峰岸:「思っているぞ」じゃないよ! そしてそのトナカイに対しての果てしない憎悪何なの!?
   もう、オトちゃん、さっきからサンタになりたい割にサンタへのリスペクト無さすぎ!

花笠:頼む、峰岸よ! この通りだ! ……パラダイス峰岸よ!

峰岸:勝手に入門させないでくれるかな!?
   ……あ゛ー! もー、仕方ないなー。分かったよっ、オトちゃんがやりたいなら私も頑張るから!
   だからイスラム教徒のお祈りよろしく平伏するの止めて、やるから!

花笠:本当か!? やった! Always, Coca-cora!

峰岸:キャッチフレーズ更に古くなったな! 全くもう……。じゃあ私サンタさん待ってる子供やるからね?
   はあ……あー、今夜はクリスマスだなー。サンタさん早く来ないかなー、プレゼント楽しみだなー。

花笠:窓パリーン! ハッハッハッ、花笠オトコマエ参上! 幼女の部屋はここかな! ハアハア!

峰岸:えっ、うおお!? 全体的にちょっと待って!?

花笠:どうした峰岸……何か困り事か!?

峰岸:困り事を越えて、もはや事件だよ! ……幼女の部屋に、変態が飛び込んできた!

花笠:違う、サンタがやって来たんだぞっ!

峰岸:そうは見えないんだって! 息を荒げた変態が窓を突き破って飛び込んできたようにしか見えないって!

花笠:ああそうか、台詞を忘れてたな! ハッハッハッ、メリー……えっと、クリス松村!

峰岸:クリスマスな!? 何で急に色黒のオカマが出てくるの!? 決まり文句すらうろ覚えかよ! もう散々だな!

花笠:いったい、どこが悪かったんだろうか……。

峰岸:強いて言えばサンタのコントに身体を許してしまった弱い私かな!?
   いやいや、とにかく一つ一つ訂正しようと思うんだけどさ。……まず、なんでハアハア言ってんのよ。変態なの?

花笠:そんな事無いよ! 熱帯夜だから暑苦しいんだ!

峰岸:さてはクリスマス体験したこと無いだろ!? なんでサンタがそんな熱帯夜に来てるのよ!

花笠:ハッハッハッ、知っているかい? 漫才はな、季節感を大切にするとリアリティが増すんだぞ?

峰岸:それ今のオトちゃんが一番言っちゃいけない台詞! 私は再三その理由でサンタに反対をしていたと言うのに!
   それに、アレだよ。どうしてユパ様みたいに窓突き破ってきたのよ。そんなアグレッシブな老人を私は知らないよ。普通煙突とかさあ……。

花笠:しかし、日本の家には煙突が無いだろう? なら、窓だ!

峰岸:ドアだろ! 安直に考えたって、ドアだろ! そんなプレゼント配るたびに窓ガラス破壊してたら十五の夜も真っ青よ!
   ……あと笑い方! サンタ笑いは!?

花笠:あ、うっかりしていた! サンタさんらしくな! HO-HO-HO-!

峰岸:発音急に良くなった! いやもうこの際それで良いけどさあ!
   で、名前花笠オトコマエで良いの!? パラダイス花笠は!?

花笠:パラダイス花笠……?

峰岸:何記憶喪失になってんのよ! 自分で言い出したんでしょ!?

花笠:何だその名前、パラダイス峰岸は何を言っているんだ?

峰岸:あたしのは覚えてるんだ!? じゃあ結果あたしがパラダイスになっただけじゃねえか!
   もー、本当何これ! もう嫌だ! こんなコントもうこりごりだ! あー、私ファーストフードの店員がやりたいなー!

花笠:わ、悪かったよパラダイス峰岸……! だからサンタを無かったことにしないでくれ!
   今度はちゃんとやる! 許してくれ! この通りだ!

峰岸:まったくもー、仕方な……だから額を地面にこすり付けるのやめてって! ……ん? あれ、何か本落ちたけど……何これ?

花笠:これか、クルアーンだ!

峰岸:イスラム教の聖典だね!? もう何なの!? 私の向こうにモスクが見えてたの!?
   もう何オトちゃん! さっきからクリスマスへのアンチ精神が徹底してる! もうクリスマス止めて断食の漫才にしようか! そうしようか!

花笠:な、何を言っているんだパラ岸!

峰岸:略さないでよ! ちょっと面倒臭くなってるじゃん!

花笠:峰岸よ……。最後にもう一度だけチャンスが貰えないだろうか……。
   今度こそちゃんとサンタさんになるよ! アラーの神に誓う!

峰岸:もっとキリスト教的な神様に誓えなかったのかな! もう分かったよ……。私もなるべく努力するからさ。はあ……。
   あー……暑いなー。寝苦しいなー。扇風機回しても汗が止まらないなー。今日は決してクリスマスではないし、間違ってもサンタなんか来ないんだろうなー。

花笠:HO-HO-HO-... HO-HO-HO-...

峰岸:ん、何だろー? どこからかやたら発音の良い笑い声がするなー……。

花笠:ドアパリーン! HO-HO-HO-! パラダイス花笠参上! 幼女の部屋はここかな! ハアハア!

峰岸:変態の襲撃のままだー!!

花笠:サンタだぞ!

峰岸:アラーに誓った割には大した進歩が見えないなー!
   いや、でも私も適応力のある幼女だからねー。わー! サンタさんだー! ドア直せ!

花笠:HO-HO-HO-! 滝川ークリステール!

峰岸:クリスしかあってないけど、メリークリスマスって言いたいのかなー! 大丈夫、私意外と柔軟な思考回路持ってるからね!
   わーい、本物のサンタさんだ! こんなうだる様な暑さの中、良く来たね! 暑くないの? ドア直せ!

花笠:そこは大丈夫、クールビズだぞ! 今日はヒゲを外しているからね!

峰岸:体毛はネクタイ感覚で外すもんじゃねえけどなー!? あとドア直せ!

花笠:さ、お嬢ちゃんにプレゼントを持ってきたよ!

峰岸:プレゼントの前にドア直せよー! 何でドアパリーンしたの無視し続けるんだよー!

花笠:右からルドルフ、ダッシャー、ダンサー、プランサー、ヴィクゼン、コメット、キューピッド、ドナーの……肉だぞ!

峰岸:しかも相棒皆殺しにしてきやがったー! 今の名前サンタさんのソリ引いてるトナカイの名前でしょー!? 私、知ってるんだからねー!

花笠:もみじ鍋にすると、美味いぞ!

峰岸:美味しそうな気はするけどさー! いきなりの猟奇的な展開は別として、真夏だから鍋はご遠慮願いたいなー!

花笠:そんなお嬢ちゃんにもう一つだけプレゼントがあるんだ!

峰岸:今度こそはドアだろうなー!

花笠:HO-HO-HO-! ブリッツェンの……肉だぞ!

峰岸:またトナカイだー! 最後の相棒まで食肉加工してるー! うえーん! このサンタさんサイコパスかよー!

花笠:コーラ煮にすると、美味いぞ! はい、ペプシ!

峰岸:しかもコカコーラじゃないの!? 土壇場で裏切りやがったー! あれだけキャッチフレーズを連呼していたわりには、実際に手渡したのはライバル社だー!
   って、もうやめやめ! オトちゃん全然サンタさん出来てないよ! 夜中にドア破ってトナカイ肉配るヤバい人になってる!

花笠:仕方ないだろう! 私は宗教上の都合で豚の肉は食べられないんだ!

峰岸:だからトナカイは豚の一種じゃないんだって! しかもまたイスラム教発動してるし!
   もう、オトちゃん! 本当に、全然サンタさん好きじゃないでしょ!

花笠:ハッハッハッ、ばれたか!

峰岸:もーっ!! いい加減にして!

二人:ありがとうございましたー!