Scarlatti

7月16日



『世俗声楽曲コンサート』
カンタータ《恋文》&歌劇《復位したオッターヴィア》より(演奏会形式)

17:00開演(15:40開場)
16:00より作品解説(山田高誌)

オラトリオやオペラと同様にバロック時代に新しく生まれた音楽形式であるカンタータは、当時多くの作曲家が競って作曲し、貴族社会では世俗カンタータ、教会では教会カンタータとして必須のものとなっていく。スカルラッティも多くの世俗カンタータを残しているが、そのうち恋人の間で交わされた恋文(Lettere Amorose)を題材としたカンタータと、ドメニコのオペラ第1作目である≪復位したオッターヴィア≫の抜粋を、セルジョ・バレストラッチの指揮のもと、国際的に活動する邦人を中心とした演奏家により演奏。


<曲目>
カンタータ《恋文Lettere amorose》(マドリッド、1735以降)
*日本初演。楽譜: セルジョ・バレストラッチ
1.泣きなさい、悲しみに満ちた眼よ
2.血でしたためたかのような
3.偽りの心のうそと欺瞞で書かれた

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シンフォーニア第4番   *日本初演。楽譜: 櫻田智子

歌劇《復位したオッターヴィアL'Ottavia, restituita al trono》(ナポリ、1703)より(演奏会形式)  *世界初演。楽譜: 山田高誌

第1幕
1.ネローネ:これほどに美しくなければ
2.ポッペーア:どうか怒りを収さめてください
3.オッターヴィア:復讐の女神メガイラよりも猛々しく
4.ポッペーア:愛撫も、微笑みも、愛の戯れも
5.ネローネ:私の胸のうちを戯れに飛び回る
6.フローロ:満足すること、疲れることを知らない
第2幕
7.オッターヴィア:もし復讐を成し遂げたならば
8.ネローネ:花々のまわりの蜜蜂のように
9.ポッペーア:若草の上を、草花の間を
10.ポッペーア&ネローネ(二重唱):もしこの魂があなたを崇めないなら
11.オッターヴィア&フローロ(二重唱):運命の星よ、好きなだけ私を揺さぶるが良い
第3幕
12.オッターヴィア:私の心に戻って来ておくれ、愛しい希望よ
13.ポッペーア:鎧と武器を胸につけているが
14.ポッペーア:もしはじめから欺くつもりで私を喜ばせたのなら
15.オッターヴィア:私の心の傷を

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<演奏>
セルジョ・バレストラッチ(指揮)

《恋文》
田村麻子(ソプラノ)、櫻田亮(テノール)

《復位したオッターヴィア》
田村麻子(オッターヴィア:ソプラノ)、穴澤ゆう子(ネローネ:アルト)
懸田奈緒子(ポッペア:ソプラノ)、櫻田智子(フローロ:ソプラノ)

三宮正満(オーボエ)、益田弥生、荒木優子、佐藤泉、天野寿彦(ヴァイオリン)
多井かな(ヴィオラ)、西澤央子(チェロ)、西澤誠治(コントラバス)
櫻田亨(テオルボ)、芝崎久美子(チェンバロ)