January / V.A.


V.A.
The Best Of Top Of The Pops '75
(HALMCD 1042)
2001

BBCのあの番組とは無関係の廉価盤CDのシリーズの1枚で、その年の代表的ヒットを
セッション・マンたちがカバーしたものだそうだ。ところが、クレジットもないその彼らが、
実は今では有名なあの人だったりこの人だったりするらしい。あちらではスーパーで
売ってもいるそうだから、日本で言えば駅のワゴンで売られている廉価盤CDに似た
ものなのかもしれないな、と思う。見つかればとても安いものだが、中身は侮れない
ので、見かけたら是非捕獲してみてほしい。LPでは曲目違いジャケ違い(ちょっぴり
アグネス・ラム似の女の子が黄色いレオタードを着ている)だったりする。

1. Bye Bye Baby
2. I'm Not In Love
3. Hold Me Close
4. Give A Little Love
5. Ms Grace
6. If
7. Oh Boy
8. I Can't Give You Anything (But My Love)
9. Sailing
10. Space Oddity
11. Tears On My Pillow
12. I Only Have Eyes For You
13. Stand by Your Man
14. January

どれも懐かしい曲ばかり!アメリカのヒットが含まれていたりするのも嬉しい。
荒谷さん、いつもありがとう! 


January / Marmalade



V.A.
Hooked On Number Ones
(K-TEL ECD 3270)
1984

いつもすごい情報をくれる荒谷さんが、またもや教えてくれたのがこれ。数々のヒット
曲をオリジナル・アーティストを含む豪華な顔ぶれで演奏するという企画もの(そう
言えば当時、Hooked On Classics というのが流行ったけど、関係あるのかな)。
日本盤はなんとKEEPから出ている(番号同じ)。フォーチュンズ、マンゴ・ジェリー、
ヘレン・シャピロ、トニー・バロウズ、マイク・ベリー、ジェリー&ザ・ぺースメーカーズ
等の有名アーティストが持ち歌を含めて全100曲をメドレー形式で4曲に分けて
歌っており、「メドレー1」の末尾を飾るのがマーマレードによる January のカバーだ。

僅か1分足らずだけれど、この同郷の先輩によるカバーは原曲のイメージを損なう
ことなく爽やかで、私は好きだなぁ。やはり同じスコットランドの血が流れているせい
なのだろうか?出来ればフル・コーラス聴いてみたいものだ。

たまたまそこにいたダンナと聴いたのだが、二人合わせても100曲全部は知ら
なかった。でも、聞き覚えのあるものばかりでとても楽しかったし、さすがは一流
アーティスト揃いだけあって、他人の持ち歌でも出来栄えは相当のレベルだから、
一家に1枚くらいあってもいいかもしれない。駅やスーパーのワゴンで半額程度で
よく見かけるとのことなので、私もこれから気をつけて捜すつもりでいる。
荒谷さん、いつもありがとう!


Magic /Sally Boyden


Sally Boyden
The Littlest Australian
(Hammard Ham 008)
1976

オーストラリアのスティーヴンさんという方に 「Sally Ann Boyden の Magic の
カバーを知っているか?」 と訊かれたのが去年か一昨年のことだったと思う。
勿論知らなかったので、早速オーストラリアの業者に問い合わせてみたところ、
「彼女は我が国では有名である。在庫はないが見かけたら知らせよう」 との返事。
でも待てど暮らせど連絡はなし、折りに触れ自分でも捜しては見たが空振りばかり。
長期戦を覚悟していたが、敷波さんから貴重な情報を頂き、それから半月程で
手に入れることが出来た。見つかりにくかったのも道理で、なんと彼女は子役だった
のだ(それでやっとタイトルの謎が解けた!)。

女の子の歌う 「マジック」 は初めてだ。アレンジは原曲のイメージを損なわない
程度に簡略化されており、フレンチ・ポップスでも歌ったら似合いそうな声質と、
ローティーンらしい素直な歌い方には好感が持てる。

それにしても私の捜し方は、言わば海外の人がジミー・オズモンドのレコードを
捜していたようなもので、店選びを間違えたらそれで行き止まりだったわけだ。
Thanks, Steven. そして敷波さんありがとう!


Magic / Patrick Juvet


Patric Juvet
Master Serie
(Podis 835 346-2 )
1998

まさみさんが 「敷波さんという方が教えてくれたんだけど」 と知らせてくれたのがこれだった。
「フランス語みたいだよ」 とも。そちら方面は疎いのだけれど、そこは困った時の CD NOW、
検索してみると在庫あり。早速注文して、5日目には届いたのだから驚きである。いい時代
になったなぁ(しみじみ)。

ジャケットを見ると、ルックスはアイドル系である。ところが全16曲中 「マジック」 以外は全て
自作(共作)で、外見だけではない実力派であることが分かる。彼自身の70年代のヒットを
中心に編まれたコンピレーションらしいが (ということは今はおじさんかな?)、自作曲もなか
なかで、2曲目の Au Jardin D'Alice などは特によい。ちょっとデイヴィッド・キャシディを
思わせる歌い方だ。但し選曲者が不明なので、何故この1曲だけカバーを入れたかという
意図は謎である。もしや 「マジック」はフランスでも流行ったのだろうか?

さて、外国語によるパイロットのカバーは、今のところこれしか知らない。多分フランス語だと
思われるが、画期的だ。歌われているのは耳慣れない言葉だが、アレンジはほぼ原曲の
ままだし、歌い方も相当にオリジナルを意識したもので、そういう意味では違和感はあまりない
し、なかなか楽しい仕上がりである。ただ一つ不思議なのは、作曲者のクレジットが J.M.Jarre
/Patonになっていること。本来のクレジットはビリーとデイヴィッドの共作になってはいるものの、
それはパイロットがデビュー・アルバムでは「レノン・マッカートニー方式」を採用していたため
で、実際には2人には純粋な共作というのは殆どなく、確かに「マジック」はデイヴィッドの曲
なのである。Jarre は仏語詞を乗せたのだろうから、それを知った上で敢えてデイヴィッド単独の
名義にしたものか(だとしても解せない話だが)、或いは単純に一方が作詞でもう一方が作曲と
解したものか(この間違いはよくある)、いつか分かる日が来るといいなぁ、とちょっと思っている。

敷波さん、まさみさん、ありがとう。



Magic / The Vindictives



The Vindictives
Partytime For Assholes
(Liberation Records L-37811)
2000

うちのパトロール隊長ことダンナは、某ロック・バンドのマニアである。レコードに命を
懸け、常にパトロールに余念のない彼のおかげで、私もいろいろな恩恵に浴している。
これもそういう中の1枚だ。9月も末のある日、恒例の会社帰りの 「パトロール」 でまた
何か見つけてきたようだった。気が他所を向いていた私の耳に聞き覚えのあるフレーズ
が流れ込むのと、「おおー、やっぱり」 というダンナの声と、どっちが早かっただろう。
「なにそれ!」 「んー、別の曲目当てで捜してきたんだけど、曲目見たら『マジック』
ってあるんだよ。でも、クレジットないから(これについては後述)別の『マジック』かもし
れないと思って確認するまで黙ってたんだよね。こういうカバーばっかりやってるバンドっ
て最近結構あるらしいよ」。

25曲入りのこのアルバムは全てカバーで、他に 「ラバー・ブリッツ」、 「この素晴らしき
世界」、「恋のバンシャガラン」 などが入っている。ただ、結構マニアックな選曲らしくて、
「オリジナルの演奏者を全曲当てた人には特製 Tシャツをプレゼント、もし全部分からな
くても大半を当てれば賞品進呈」 とライナーに書かれている。クレジットがないのはその
せいだったのだ。ほんじゃぁ、と思って改めて見ると、なるほど殆ど分からない!どなたか
挑戦してみてはいかが?

Rubber Bullets / Wonderful World / Space Man / No Rules In Love / Ain't Got
No Home / Laugh Your Troubles Away / Robot Man / Money Changes Every-
thing / You May Be Right / If You Knew What She Wants / Heartbeat / Turning
Japanese / Chewy Chewy / Yesterday Man / Strychnine / Heartbeat (It's A Love
Beat) / How Much More? / Radio Radio / Teen Riot Structure / Little Willie /
Magic Moments / Bike / High School / Magic / Bang Shang A Lang

はっきり言って、全編を通して雑で喧しい。どの曲も同じに聞こえる。「マジック」にしても
原曲の面影は殆どない。テンポは速く、旋律は崩され、メンバー各自が野良犬の喧嘩の
ごとく弾きまくり、叩きまくり、歌いまくっている。だが、このアルバムはそういうコンセプトで
作られたのだと思う。同じ雑さでも、J.Levineのとは違う、計算の匂いのする確信犯じみ
た雑さ加減だからだ。まぁ、こんなのもありかも。パトロール隊長さん、ありがとう。


London Symphony Orchestra / Magic
(未確認)
Evergreens というアルバムに入っているそうです。これも敷波さん情報です。
重ねがさねありがとう。捜してます!


Klaus Wunderlich / January
(未確認)
ドイツ人のオルガン奏者です。Pops International-28 Top-Hits on Parade
(Telefunken 6.22325)というアルバムと、他の2枚組ベスト盤にも収録されて
いるそうです。さん、ありがとう。



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