Windjammer


『ウインドジャマー』
(風の嘆き)

わたしが小鳥ならば
わたしが雲ならば
あなたのそばにいられるのに
あなたと一緒にいられるのに
ひとりここに残らなくてもいいのに
(僕たちの船は明日朝早くに出航するんだ)
わたしの手に触れてちょうだい
もうすぐお別れだから
風があなたを連れ去ってしまうから
(君から連れ去ってしまうから)
わたしはあなたのために祈るでしょう
それより他にできることがないもの
(僕も君を想うよ)

ああ 嘆きの風 哀しみの風
風の中の小鳥よ
船の帆は雪のように真っ白
(飛び立て、太陽と雨のはざまに)
嘆きの風 哀しみの風
神よ どうか共におられて
あなたの行く海路をお守り下さいますよう

夜明け前のこと
あなたは顔をそらしていたから
わたしの涙に気づかなかったわ
(強く抱きしめていたからさ)
わたしは眠ったふりをしたわ
あなたに悲しみを悟られないように
(恋はつらいときにも美しいものだね)

わたしが太陽だったなら 嵐や雨だったなら
そしてあなたのそばにいられるならば
(僕が君のそばにいられるなら)
わたしはきっと待つわ
毎日桟橋に立って
(君を夢に見るよ きっと)

ああ 嘆きの風 哀しみの風
風の中の小鳥よ
船の帆は雪のように真っ白
(飛び立て、太陽と雨のはざまに)
嘆きの風、哀しみの風
神よ どうか共におられて
あなたの行く海路をお守り下さいますよう

さようなら――(ぬくもりと愛情に)
さようなら――(またすぐに戻ってくるからね)
さようなら――わたしはあなたのことを想うわ
さようなら――ひとりで 遠く離れた地から

ああ 嘆きの風 哀しみの風
風の中の小鳥よ
船の帆は雪のように真っ白
(飛び立て、太陽と雨のはざまに)
嘆きの風 哀しみの風
神よ どうか共におられて
あなたの行く海路をお守り下さいますよう

嘆きの風 哀しみの風・・・


(原詩・Bernd Meinunger



哀しい歌詞です。
この曲、「ローレライ」のB面ですね。

女性の声(多分イエッテ)と、カッコ内の男性の声(多分レスリー)の掛け合いになっています。
中間部(「夜明け前…」のところ)は、ドイツ語では「あなた」「わたし」ではなく「彼」「彼女」なんですが、
ここでは対話調で統一しました。
英語バージョンのシングルレコードも入手しましたが、歌詞はほぼ直訳の模様です。
もちろん聴き取って訳すことなどできませんともよ。とほほ。
ドイツ語版だとサビは「ヴィントヤンマー」ですが、英語版では「ウインドジャマー」。
邦題は英語読みですね。

ここではWindjammer=風の嘆き、と解釈しましたが、"Windjammer"には「大型帆船」という意味もあるようです。
言葉遊び的に、二つの意味を兼ねているのでしょう。