Rocking son of dschinghis Khan

『ロッキング・サン』
フ・ハ・フ・ハ・フ・ハ カサチョク!

親父は息子を呼び出した
モンゴルの帝王は不機嫌に息子に悪態をつく
(いつの時代だ?)
親父は叫ぶ、おまえはできそこないだ! 臆病者だ!
おまえにはわしの王座は絶対に渡せん
(そりゃ大変!)
親父は腹立たしげにわめきちらす
おまえも知ってるだろう、わしは世界の半分を手に入れた、もう少しでも拡げたいというのに
(広いね!)
おまえはいくさにでるにはまだ若いからといって
くだらない太鼓ばかり叩いている

*だっておいらはロックンローラー 根っからのロック野郎
いいじゃん父上許してよ
そうさおいらはロックンローラー 根っからのロック野郎
いつだって yeah yeah
歌うのさ yeah yeah
世界中で一番速いドラム
(不名誉で恥知らず)
だっておいらはジンギスカンのドラ息子

フ・ハ・フ・ハ・フ・ハ カサチョク!

やつは勇敢な戦士じゃない、頭の中は女のコのことばかり
そしていうのさ、いくさなんて冗談じゃない!
(まったくだ!)
本当のことは言えなかったけど、実はリンゴ・スターみたいになりたいんだ
親父は驚き尋ねる、そりゃ誰だ?
(リンゴ・スター?)
いくさに出れば二代目の勝利者になれるというのに
親父はますます怒り出す
(嘆かわしい!)
息子は叫ぶ、さあ、よく聴いてくれ
今夜、おいらの出来る事すべてを見せてやる!

*repeat

父上、見ててよ!
(ドラムソロ)

カッコよくない?
素敵じゃない?
とろけそうじゃない?
Wooo!

ロックンロール! カサチョク! ロックンロール! カサチョク!

*repeat

フ・ハ・フ・ハ・フ・ハ ロックンロール!
ロックンロール! ロックンロール! yeah!

そうだおまえはロックンローラー 根っからのロック野郎
まったくおまえは楽しい奴だ
ああおまえはロックンローラー 根っからのロック野郎
いつだって yeah yeah
歌うのさ yeah yeah
世界で一番速いドラム
(恥かしくもなんともない)
そうさ、おいらはジンギスカンのドラ息子

フ・ハ・フ・ハ・フ・ハ ロックンロール!

(原詩・
Bernd Meinunger






この曲!これですよ。これでこそジンギスカンです。
この曲のライブパフォーマンスこそが、ジンギスカン芸術(そんなものがあるのか??)の集大成、白眉であろうと、
わたくしは主張したい。
設定、衣装、芝居仕立て、踊り、歌、何をとっても素晴らしいのひとこと。
…ただし、胡散臭さもピカイチ。
いやいや、この胡散臭さこそがDKの真髄というもの。
一流の人たちが、真剣にやるおばか。大好きです。
裏方さん関係で私が特に好きななのは前奏に入ってるバイオリンのトレモロと、
間奏の最後に鳴る哀愁を帯びたバンドネオン?の音色。
これ以上はないくらいプロを感じさせます。

シングル「Moskau」のB面。ドイツ版・日本版共にです。
ドイツではシングルカットされています。ただし英語版。
B面は英語版「Moscow」です。

収録CDは、日本版「ジンギスカン」、「ノンストップ・ベスト・ヒッツ」。
ドイツ版「Huh hah Dschinghis Khan」、「The Jubilee Album」など。
12インチバージョン、長ーいのも存在します。

さて、話は変わりますが、某国某フォーラムで読みかじった話題なのです。
この曲の終盤に、キタ−−−−!!というタイミングで、我らがルイが玉座から飛び出してきてなりふり構わず歌い踊る、
あのソロパートについてです。

この、ルイのソロパート、「Sが違う」のです。
どう違うのかといいますと。

この部分、歌詞は英語です。
英語では、普通、単語の頭にSがくる場合、澄んだ音で発音します。
ところが、ドイツ語では、同じくSがあたまに来て、次に母音が続く場合、Sは濁って発音します。
"Samurai"は「ざムライ」、"Sahara"は「ざハラ」です。

さて、ここで、もう一度ルイのソロパートを聴いてみましょう。
よーく聴きますと、ルイは
"son"を「ざーん」
"singing"を「ぜんげん」
と、発音している。
ドイツ語風のSで歌っているのです。
レスリーは綺麗に「スィンギン♪」と発音しています。

さて、なぜ、ルイだけがドイツ語風なのか。
「わざと」らしいです。

ドイツの人というのは、年配になればなるほど英語の発音が悪くなる。Sはドイツ語風に濁らせてしまう。
「Sの発音が違う」といわれても自覚できないくらいなのだそうです。

つまり、ルイがドイツ語訛り風Sなのは、「おっさん臭さ」を演出する為。わざといやらしげに、
「♪よ・ぜんげん・うえーうえー」と歌っている、というお話。

ここまでは以前ブログに書きました。
後日談。

2005年、モスクワで行われたReunuon Konzertでは、息子役レスリィが不参加であったため、
息子パートはみんなのSteveがかっこよく歌ってくれました。やったっっ!!

「こずあいま ろけんざんのぶ じんぎすかーん!!」

素敵!!! いぶし銀息子!!