Madagaskar

「さらばマダガスカル」

一晩中嵐が吹き荒れた
風の中 マストは折れてしまい
7人の仲間がマストとともに海へ投げ出されてしまった
重苦しい気持ちのまま
船は大海を漂流する
だがその時 舵取りが陸地を見つけ出した

マ・マ・マ・マ・マダガスカル!
降り注ぐ朝日のなか もうほんの近くに見えている
椰子の木の繁るなぎさ まるで「約束の地」のように
彼らは甲板の上に立ち 口々に叫ぶ:

マ・マ・マ・マ・マダガスカル アホイ!
ラムを持ってきて注いでくれ
祝砲を撃て 3発だ!
奇跡の中にいるように いま幸運がやってきた
再び命を手に入れたんだ

マ・マ・マ・マ・マダガスカル アホイ!
危険は去った もはや海に沈む事もない
緑麗しい島がもう見えている
日が暮れるまでには到着できるだろう

マ・マ・マ・マ・マダガスカル!
マ・マ・マ・マ・マダガスカル!
全速前進せよ
まもなく到着だ!
マダガスカル アホイ!

もう人々が見えるくらい近づいた
小屋や焚き火、煙も見える
風は凪ぎわたり 
広い海原を渡って船にまで太鼓のとどろきが聞こえる

マ・マ・マ・マ・マダガスカル!
叫び声があがった 満潮が終わってしまったんだ
もう舵が取れない 潮流が早すぎる
甲板の男たちは押し黙る 陸地ははるか遠くに去っていく

マ・マ・マ・マ・マダガスカル グッバイ!
神様 お助け下さい!
もう一度 陽光降り注ぐあの島を見せてください
近くからでも、限りなく遥か遠くででも構いません!

マ・マ・マ・マ・マダガスカル グッバイ!
もう一杯注いでくれ 明日はもうないんだ
俺たちの船は 甲板にも何の跡形も残さず
もうすぐ幽霊船になってしまうのか

マ・マ・マ・マ・マダガスカル グッバイ!
神様 お助け下さい!
もう一度 陽光降り注ぐあの島を見せてください
近くからでも、限りなく遥か遠くででも構いません!

マ・マ・マ・マ・マダガスカル グッバイ!
もう一杯注いでくれ 明日はもうないんだ
俺たちの船は 甲板にも何の跡形も残さず
もうすぐ幽霊船になってしまうのか

マ・マ・マ・マ・マダガスカル!
マ・マ・マ・マ・マダガスカル!
マダガスカル グッバイ!

(原詩・
Bernd Meinunger



「アホイ」を変換したら「アホ井」になった。

この曲、途中まではヨロコビに溢れてるんですけどね。
結末はなんだよこりゃあ。です。

ぼんやり聴いていますと、本当楽しい。
「まままま・まーだー・がすかるっ」の繰り返しも、なんだか脳内をくすぐりますし。

CDでは、3枚組Grossen、Star collectionなどに収録されてます。
2ndアルバムの曲は、ベストアルバムにはあまり入ってませんね。

「コンティキ号漂流記」を読みましたら、同じようなシチュが。よくあることなんでしょうか。
島は見えているのに、潮流や風向きの関係で、どうしても接岸できない。
最初の島は、焚き火を炊いて「こっち来い」と呼んでくれてるのに、近寄ることも出来ず通過。
次の島は、島を囲む環礁の途切れ口が潮の反対側で、入れない。
島の住民がカヌーで迎えに出てくれて引っ張るけれど、やはり入れず通過。
島の住民たちは「この先暗礁がある。気をつけろ。グッナイ」と見送るしかない(悲しい)。
イカダの上では「まだ読んでない本が3冊もあるから丁度よかった」などと軽口をたたいていたり。すげー。この人たち好きだ。
結局、次に近づいた暗礁にイカダごと激突して、その中の無人島に到着。無線で連絡する。
さらに向こうの島から迎えの船がやってくる。いやっほぅ。

だから。。
この船も次の島に漂着できるかも知れない。望みを捨ててはいけない。