(『ジプシーの歌』)


Los Gitanos, Gitanos, Gitanos,
Los Gitanos, 風とともに流れゆく
ただ流れに任せてさすらい
気にいったところで立ち止まる

Los Gitanos, Gitanos, Gitanos,
Los Gitanos, 故郷を持たぬ
生まれついての自由気まま
そしていつもそうありたいと願う――誇り高く自由にと

突然ミゲールの前に立ちはだかった
漆黒の髪の男たち
瞳は野生のように鋭く輝き
危うい雰囲気に包まれている

ひとりが歩み寄り尋ねた:
こんな山の中で何をしている?
ミゲールは言う:追われているんだ
するとジプシーたちはこう言った:

俺たちはGitanos, Gitanos, Gitanos,
俺たちはGitanos, 風とともに流れゆく
ただ流れに任せてさすらい
気にいったところで立ち止まる

Los Gitanos, Gitanos, Gitanos,
Los Gitanos, 故郷を持たぬ
生まれついての自由気まま
そしていつもそうありたいと願う――誇り高く自由にと

さあ 俺たちのテントに入って来い
さあ 一緒に飲もう 赤い酒を
空に真っ赤な月が輝き始めたら
おまえ一人のために祝宴を開こう
今宵おまえは俺たちの客人になるのさ
さあ ギターの響きに耳を傾けて
さあ 夜が明けるまで踊るんだ
娘たちはおまえのために歌う
よく見ろ これがジプシーだ
今宵おまえは俺たちの客人になるのさ

Los Gitanos, Gitanos, Gitanos,
Los Gitanos, 風とともに流れゆく
だから今は笑って飲もうじゃないか
明日はどこにいるか いったい誰にわかるっていうんだ?

Los Gitanos, Gitanos, Gitanos,
Los Gitanos, 故郷を持たぬ
生まれついての自由気まま
そしていつもそうありたいと願う――誇り高く自由にと

Taka taka taka lay lay lay
Taka taka taka lay lay lay
Taka taka taka lay lay lay

さあ 俺たちはみんな仲間となる
さあ 一緒に飲もう 赤い酒を
ともに歌え 決して忘れないように
ジプシーの生き方がどんなものなのかを
今宵おまえは俺たちの客人になるのさ 今宵 今宵!

Los Gitanos, Gitanos, Gitanos,
Los Gitanos, 風とともに流れゆく
ただ流れに任せてさすらい
気にいったところで立ち止まる

Los Gitanos, Gitanos, Gitanos,
Los Gitanos, 故郷を持たぬ
生まれついての自由気まま
そしていつもそうありたいと願う――誇り高く自由にと

素晴らしいものさ ジプシーってのは!!


(原詩・Bernd Meinunger)



今はジプシーと言わずロマといわなければならないのですが、なんとなく雰囲気が出ないのでジプシーにしました。

Los Gitanosというのも、スペイン語でロマのことですね。
それとは別にドイツ語のZigeuner(ツィゴイネア)というのもでてきますので、
こちらを「ジプシー」として、Los Gitanosは原語のままにしました。

ジプシー=ロマ=Los Gitanos=Zigeuner、です。

ここではドイツ語風の読みなんでしょうか、「ロス・ギターノス」と歌っていますが、
スペイン語での読みは「ロス・ヒターノス」であるようです。
カタカナ表記にすると何がなんだかわからないのでこれまた原語のままです。