Komm doch heim

『家に帰って』



あのひとは大きな夢を抱いて
朝焼けの中を旅立っていった
残されて見送るわたしも
あのひとのように強く勇敢でいようと誓ったの
あの日から柱に刻み目をつけて日を数えてた
遠くばかりを眺めながら
それなのに、一人の夜を過ごすたび、わたしは誓いを忘れて
あのひとの帰りを祈らずにはいられない

*(彼はいくさびと、彼はいくさびと)
戻ってきて、戻ってきて
(彼はいくさびと、彼はいくさびと)
戻ってきて、戻ってきて
(彼はいくさびと、彼はいくさびと)
戻ってきて、戻ってきて
わたしのもとへ
だって、わたしはひとり、淋しいの

風の声を聞くうち、時は過ぎ去っていく
もう三度目の夏が過ぎる
あのひとは無事かしら
あのひとの手が触れたところを
自分の手でたどってみるの
他の女(ひと)もそうしているように
暗い夜が続かないのなら、いつか帰ってきてくれるのなら待ち続けてみせるわ
恋の炎は燃え上がるばかりよ
泣いてるんじゃないわ、煙が目にしみるの

*repeat

(彼は旅を続ける、もっともっと遠くへ)
だって、炎は燃えているのよ
(彼は旅を続ける、もっともっと遠くへ)
あのひとの想いを断ち切ることなどできない
(彼は旅を続ける、もっともっと遠くへ)
明日どこにいるのか、あのひと自身にもわからないのでしょう
(彼は旅を続ける、もっともっと遠くへ)
だけど、あのひとはもっと遠くへいってしまう この冷たい朝焼けのなかを

*repeat


(原詩・Bernd Meinunger







CDとしては、日本版アルバム「ジンギスカン」、「ノンストップ・ベストヒッツ」、ドイツ版では
「Die Grossen Erfolge」(1枚モノ)、「Die grossen Erfolge」(3枚組)、「The History of Dschinghis Khan」、
「Star Collection」、「Dschinghis Khan in the mix」等に収録されています。
シングル"Hadschi Halef Omar"のB面ですね。
エディナがひとりで切々と歌っています。
男性コーラスの低音も泣かせます。多分スティーブです。

私が勝手に解釈するに、この歌詞の主人公の女性はジンギスカンの奥方もしくは
彼女なのではないか?と。憶測です。
世界征服の夢を抱いて出て行ったきり、何の音沙汰もなく、
旅先では♪ヘイマンナホーマンナ♪などと大騒ぎをしている
ジンギスカンご一行の影で、こんな風に切ない思いをしている女性もいたということで。

エディナはジンギスカン参加直前にご主人を亡くしている、ということがわかってから、
更に含蓄を感じてしまうようになった歌詞です。