Judas

ユダ ユダ イスカリオテのユダ
ユダ ユダ イスカリオテのユダ

明日までの誠を誓いし者
そして黄金に惑わされ
いとも簡単にその誠を破りし者よ

友を敵に売り渡せし者よ
雄鶏が二度めの時を告げたなら
もう誰にも顔向けはできぬ

ユダ ユダ イスカリオテのユダ
ユダ ユダ イスカリオテのユダ

イエスを裏切ったそのとき
おまえは真っ青に色を失い
再びイエスの元に戻ろうとした

イエスはおまえを受け入れた
だがイエスはよくご存知だった
おまえに二度と幸福は訪れないという事を

ユダはガリラヤの生まれ
イエスがそこに来られるまで
そこに小さな店を持っていた
彼はイエスの弟子となり
ともに故郷を離れた

緋の衣をまとった
パリサイびとにそそのかされた
イエスは感じとっておられた
裏切られるであろうことを
そして問いかけた:なぜ?

ユダ ユダ イスカリオテのユダ
ユダ ユダ ユダよ 追い詰められ どこに行くんだ?

明日までの誠を誓いし者
そして黄金に惑わされ
いとも簡単にその誠を破りし者よ

友を敵に売り渡せし者よ
雄鶏が二度時を告げたなら
もう誰にも顔向けはできぬ

イエスはユダに血とワインを与え給うた
だがユダはそれでは満足しなかった
なんとしても冨と権力を手に入れたいと望んだ
自分は聡明だと思い上がっていた
そして30枚の銀貨のために
良心と誠の心を売り飛ばした
イエスには見て取れた
彼の額には「ユダ、裏切り者」の刻印が押されていることが

ユダ ユダ イスカリオテのユダ
ユダ ユダ ユダよ 追い詰められ どこに行くんだ?

明日までの誠を誓いし者
そして黄金に惑わされ
いとも簡単にその誠を破りし者よ

友を敵に売り渡せし者よ
雄鶏が二度めの時を告げたなら
もう誰にも顔向けできぬ

ユダ ユダ イスカリオテのユダ
ユダ ユダ ユダよ もう夜明けだ

イエスを裏切ったそのとき
おまえは真っ青に色を失い
再びイエスの元に戻ろうとした

おまえはただの「放蕩息子」
得られたのは「裏切り者の報酬(=身につかない、価値のない金)」だけ
おまえに二度と幸福は訪れない

ユダ ユダ ユダ この悪人め!

(原詩・
Bernd Meinunger



これまた、「Jubilee Album」所収、未発表だった曲ですね。
緊迫した雰囲気、歌詞とぴったりです。

歌っているのはレスリィでしょうか。ヴォルフガングでしょうか。
脳内イメージはこれ(あくまで見た目のイメージ)。

ユダ=レスリィ
イエス=ルイ

イスカリオテのユダと、歌詞中に登場する「放蕩息子(聖書に出てくる別のエピソード)」
が関連付けられているのは新約聖書「マタイによる福音書」の中だけであるらしいので、
この詩の出典は多分『マタイ』であろうと、まあ、そういうことを推測しているわけです。