Der Verrater

『密告者のテーマ』

(臆病者め!臆病者め!臆病者め!臆病者め!)
(裏切り者!裏切り者!裏切り者!裏切り者!)

お前は知らせなかったな、今夜敵がやってくることを
(臆病者!裏切り者!)
お前のせいだぞ 今夜の見張番はお前のはずだっただろう!
(臆病者!裏切り者!)
お前の忠義も信頼も、そっくりぶち壊しだ!
(ユダめ!)
隠し事をすっかり白状しちまいな
(悪党め!)
女の後ろなんかにコソコソ隠れやがって
(犬め!)
朝になったらどうせ見つかっちまうんだ
今すぐ出て来いこの野郎
本当のことを吐けよ
何とか言ってみろよコラ!
Yeah!

*違うんだ、裏切ったんじゃないんだ
銀の為でも、金の為でもないんだ
俺はいつだって本当の事しか言わない、この通りさ
わざとじゃないんだよ
頼むよ、信じてくれよ すべては恋の為なんだ
彼女といるとおかしくなっちまうんだ
俺の目を見てくれよ、嘘をついていると思うか
彼女が俺を弱くしたんだよ


敵がやってくるのを知っていたんだ、そうだろう!
(臆病者!裏切り者!)
俺たちが命がけで戦っている間、お前はどこにいた?
(どこにいた?どこにいた?)
ひそひそ声と剣のぶつかる音
(裏切り者!)
それだけで俺たちは眠りから飛び起きたんだ
(悪党め!)
暗闇の中、矢の群がうなりをあげて飛んでくる
(犬め!)
その時、臆病者のお前はこそこそ隠れてたんだろう!
今すぐ出て来いこの野郎
本当のことを吐けよ
何とか言ってみろよコラ!
Yeah!

**そうさ、俺の信用はぶちこわしさ
金で仲間を売ったんじゃないのに
でも彼女に嫌われるくらいなら死んだ方がましさ
信じてくれよ、恋が俺をそうさせたのさ


***お願い、信じてあげて 彼は恋に生きたのよ
彼女が彼をおかしくしてしまったの
彼の目を見て、嘘をついてる目じゃないわ
恋が彼を弱くしてしまったのよ


(臆病者め!臆病者め!臆病者め!臆病者め!)
(裏切り者!裏切り者!裏切り者!裏切り者!)

悪党め この期に及んでまだしらを切るのか!
(臆病者!裏切り者!)
お前を裏切らせた、その女の名を言え、吊るし上げてやる!
(吊るし上げてやる!吊るし上げてやる!)
女のために裏切るような奴は俺たちの兄弟じゃない!
(ユダめ!)
女のために魂を売った奴は俺たちの仲間じゃない!
(悪党め!)

悲しいわ、彼は愛を貫いただけなのに
(卑怯なブタ!)
違う!奴は名誉と金が欲しくてやったんだ!
さあやっちまえ
罪を背負ってあの世へ失せろ

やめて!そんな事で殺さないで!
Yeah!

*repeat

***repeat

*repeat

**repeat

(原詩・Bernd Meinunger



LP「Wir sitzen alle im selben Boot」についていた「おまけパンフレット」の歌詞には役割が書いてあったので
ここでは色分けしてみました。

黒:Alle(人々)
青:Verrater(裏切り者)
緑:Manner(男たち)
赤:Madchen(娘)

多分、「ジンギスカン」と同じ時代、食うか食われるかの領土争いが繰り広げられていた頃のお話。
で、この曲の中のスティーブは「愛を貫いた男」だったんですねー。
この歌、スティーブが歌ってるからこそ内容が生きてくるような気がしますね。
だって、男前(注・当時)ヴォルフガングやルイが歌ってたのでは

「あーねー。女の子が離してくれなかったんだねー。モテそうだもんね」

という歌になっちゃう。
スティーブが歌うからこそ

「…本当にその娘が好きだったんだねえ…可哀想にねえ…(涙声)」

という感動?が生まれるというものではないでしょうか。
違うかな??

わたくし、この曲を歌っているのはSteveさんだと思い込んでおりました。
責めるほうも、申し開きしている方も。声色を使い分けて一人二役を演じているのだとばかり。
動画を見て判明、ものすごい勢いで裏切り者を責めているのはWolfgangさんでした。

こわいよぅ。凄い剣幕だよぅ。

モンゴルのMCのWolfgangさん、凄みのある声で
「でーーあ ふぁー・れーー・てぁーーーー」
だって。

ついでに書きたい。
モンゴルコンサートの裏切り者、Steveの代役さんは、声がスネ夫みたいだ。
それはそれで結構ハマってるけど。