Grover Jackson BB ST-5.3. EMG mod.

 

■Neck Material: Maple(648mm / gross finish)
■Fingerboard Material: Ebony / 24f
■Nut Width: 40mm
■Frets: Jumbo
■Position Inlay : No Inlay
■Neck Joint : Neck Thru
■Body Material: Yellow Poplar(Arched Top)
■Bridge : Schaller Double Locking Tremolo
■PICKUP : (F)EMG 89R / (R)EMG 81TW
■Controls : Master Volume(with Neck Pickup Coil Split Switch) ,3 Way Toggle Switch
Dammy Knob(with Bridge Pickup Coil Split Switch)
■Hardware Color: Black

 

 

 

 

 2004年6月、引っ越し祝いに購入。

それまで使っていたGrass Roots社製の安いギター(中古で2万円w)が壊れたので
これを機にちゃんとした物を買おうと思っていたのだが、当時はギターのことなんぞ
よく知らなかったので「スルーネックだし、指板はエボニーだし、PUもダンカンだから
間違いはなさそうだ」という安直極まりない理由でこれを選んだ。

当時はまだベーシストだったこともあり、これ一本しか
ギターがなかったので、しばらくはこれを使っていたわけだが
現在のメインであるCaparison Dellingerを買って以降は
サブポジションとしての余生を余儀なくされる。

だからと言ってダメなギターってわけでもなく、他のどのギターにも
ない部分として、ネックの細さや、スルーネック構造といった項目が挙げられる。
共に演奏性の高さを飛躍的に向上させており、弾きやすさで言ったら
頭ひとつ抜きん出ていた。

サウンド自体はポプラという、あまり馴染みのない材を使っているが
軽量でやわらかい為、「アタック感」や「重低音」とは少し方向性が違う。
どちらかと言うと、中域にピークがあるような感じで、抜けがいい。
その為、無理にドンシャリにしようとすると、一番目立つ中域が削られるので
スカスカになってしまう。

型番の「BB」は「Black Blood」の略称になっており
木材からフィニッシュ、各種パーツに至るまで、名前の示す通りに
全てのパーツが黒で統一されている。
ポジションマークすらも廃され、ネックサイドに小さなドットがあるのみだ。

その後、2009年6月にPUをEMGに交換。
それまでは (F)Seymour Duncan SH-4 JB / (R)Seymore Duncan TB-5 Customの
組み合わせだったのだが、ふとEMGを試したくなったことと、それにより
起死回生のメイン返り咲きを図れるかが目的であった。
EMGと言えば85 / 81の組み合わせが一般的だが、共にシングルサウンドへも
変更できる89、81TWという物があったので、コイルタップの便利さを
Caparisonのギターで思い知った俺は、ここにもそれを持ち込んだ。

ちなみにEMGの場合は、コイルタップという概念ではなく
そのままシングルコイルにしてしまうという構造で、PUケースの中に
同社のSAというシングルコイルPUが仕込まれているので
擬似的なシングルサウンドではなく、純然たるシングルサウンドを
アウトプットできるのが最大の特徴だ。

しかし、改造を前にしてこれにもいくつか問題が浮上し
まずスイッチをどうするかという点が挙げられた。
元々このギターにはボリュームノブしかない為、両方のPUを
個別にシングルモードにするには追加でスイッチが必要となった。
ピンスイッチという案もあったのだが、耐久性と見た目の問題から
ダミーノブを追加し、それをリアPU用のPush/Pull式のスイッチとした。
そして元々あったボリュームノブをフロントPU用のスイッチにした。

2つのPUを別々にシングルモードにできるので、2ハム構造ながら
サウンドバリエーションは実に8通りという、幅広いものとなり
どこまでも澄み切ったクリーンから、極悪なまでに歪ませた
ハイゲインサウンドまで、広範囲でカバー可能となった。

しかし、それでもなおメイン昇格にはならず、2009年12月に
Caparison Angelus 22との交換で手放す事となった。