Caparison Angelus 22

 

■Neck Material: Mahogany (628mm / oil Finish)
■Fingerboard Material: Rosewood / 22f
■Nut Width: 42mm (Bone)
■Frets: Jumbo
■Position Inlay : Oval Inlay
■Neck Joint : Set in Neck
■Body Material: Flame Maple Arched Top/ Mahogany Back
■Bridge&Tailpieces : Gotoh GE103 B-T & GE101 Z-T
■PICKUP : (F)Caparison BH-3n / (R)Caparison BH-3b
■Controls : 2Vol, Tone, 3 Way PU Selector, 4-Way Rotary SW
■Hardware Color: Gold

 

 

 

 

2009年12月、それまでサブとして使用していたGrover Jackson Black Bloodとの
交換で手に入れた一本。

予てよりレスポールのフロントPUサウンドが好きで
いつかは手にしたい物だったのだが、本家レスポールには興味がなく
ちょうどよくCaparisonからもこの手のギターが出ていたので飛びついた。
ちなみに現在は生産完了品となり、後継機が発売されている。

最大の特徴は、2ハムバッカーながらPUのワイヤリングや
回路の配線方法などで多種多様なサウンドをアウトプットできる所にあり
それを司るのがボディ上にある黒いツマミだ。

 

これが4段階のロータリースイッチになっており
Neck Pickup Split Coil、Bridge Pickup Split Coil、
Neck Pickup Split Coil + Bridge Pickup Split Coil、
Neck Pickup Humbucking + Bridge Pickup Humbuckingの
サウンドを選択でき、それらは3WayのPUセレクターを
センターポジションにした時に反映されるようになっている。

画像ではツマミが12時方向を向いているが
この状態がNeck Pickup Split Coilになり
13時、14時、15時と変えていくごとに
上に記した通りの順番でサウンドが変化していくようになっている。  

 

これにより、通常のレスポールでは不可能とも言える
歯切れのいいシングルコイルサウンドまでカバーできるので
バリエーション豊かであり、使い勝手もいい。

 

俺にとっては初めてとなるミディアムスケールのギターなのだが
演奏性もよく、スケール特有の弦のテンション感も、ソロフレーズに於いて
ビブラートやチョーキングを多用する俺のスタイルにマッチしているので
これまで使ってきたどのギターよりも叙情的なフレーズに向いているし
元々22フレットギターのフロントサウンドのウォームさは長年に渡って
求め続けてきたサウンドなので、ソロフレーズを弾くのに関しては
もっとも適したギターかもしれないな。

 

PUはメインのCaparison Dellingerに比べると
いくらか出力が抑えられているので
極端なハイゲインは得意としないが
その分、音の芯はしっかりと残るので
歪ませて潰れないのも特筆点か。
所謂ヴィンテージテイストの音で
枯れたようなサウンドが特徴。
出力と共に高域も抑えられているようで
結果的にボディ構造と相まって
中低域にピークがあるサウンドだ。


ボディはフレイムメイプルをトップ材にし
それに合わせるバック材がマホガニーという
王道レスポールの組み合わせを継承しており
メイプル部分も厚めに取られている。
もちろんアーチドトップ構造も採用され
これも図太いサウンドに一役買っている。

以上のように、電気系統以外の部分では
非常にオーセンティックな構造となっており
CaparisonがただのHR/HM向きギターだけでない事が
良くわかる一本と言えよう。

 

音の方向性こそDellingerとは違うものの、アームや1弦23フレット以上の音域
センターPUのサウンドなど、ハードウェア的に無理な要求をしない限りは
万能的に使えるので、Dellingerと並んでメインとされる一本だ。