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★woodblue インタビュー★ ■音楽を作ろうと思ったきっかけと『音楽で生きていこう』と思ったその時期ときっかけについて教えて下さい。
きっかけは高校の頃、ミックステープなどを創って周りに聴かせていて、反応を一人で喜んでいた時に、もしこの中に自分自身の曲があって「これ良いね!」と言われたら、多分今まで感じた事の無い程の音楽の喜びを感じる事ができると思い、その頃から将来はトラックメーカーになると自分の中で思っていました。
そして音楽で生きていくにはまず東京に住まないとと思い、秋田から出てきて東京に住んだのですが、その頃はまだ20代前半で、東京に居れば何とかなるといったような思いで、毎日を何となく過ごしていました。
そんな折、秋田に里帰り中に秋田在住DJソウ氏のミックステープ("My Room")に出会いました。自由で新鮮なスタイル、オリジナルトラックも入っていてアートワークも凄くカッコ良く、同じ秋田の方で音楽活動に対してこんなにも建設的に進めている人がいるなら、俺も本腰入れて頑張ろう!とその時に、音で生きようと決めました。
たしか20歳か21歳の頃の話ですね。■音楽で表現したいこと、伝えたいこととは何ですか? また、音楽を作る上で最も大事にしていることとは何でしょうか? 僕は、心に思っている事を面と向かって言葉で表現することがあまり上手ではないので、 それを音で表現しています。伝えたいことは、上手く言えないですが、聴いてくれた人それぞれが聴いて素直に感じて欲しいですね。 あと大事にしている事は、喜怒哀楽やその時自分の身に起きた出来事を音に表現出来るように心がけています。 ■音楽を作っいて一番楽しいことと、一番辛いこととはそれぞれ何でしょうか? 一番楽しいことは、イメージを形にできた時です。 一番辛いことは、何も浮かばない時の大きな壁が現れた時ですね。 ■自身の音楽活動を支える一番のモチヴェーションとは? やはり周りの人間で音楽問わず本気で頑張っている人を見た時やこの人を守りたいと思う時、感動する出来事、悲しい出来事など生きていている事がモチベーションになっていると思います。 ■秋田とはどんな土地ですか?また秋田に住んでいることが自身の音楽にどういった影響をもたらしていると思いますか? 秋田は大混雑なような事が無く自然が多いので、とてもユルく温かさを感じます。でもその分、無くてはならない所に何もない寂しさや冷たさも同じくらい感じる土地です。自分の音にも、その影響があって温かさと冷たさが混合しているとも思います。
■秋田の音楽シーンについて教えて下さい。最近は内の中だけにとどまらずに、誰にも媚びずに内から外に向けて音楽を発信して行こうとしている人を見かけるようになりました。僕と同じく孤独の中で頑張っている人ばかりですが...(笑)。でも本当に街を変えるのはそういう方達だと思いますので、僕自身にも言える事ですが、是非頑張って欲しいですね!以前より、秋田の音楽シーンに未来を感じています。 ■woodblueという名前の由来と意味を教えて下さい。 woodは秋田で感じる樹、土、草、など温もりを表していて、blueは同じく秋田で感じる冷たさや切なさを表しています。一言で言うなら、秋田に住んでいて感じる色です。 ■これまで最も影響を受けたアーティストは誰でしょうか? 影響を受けた方はたくさんいるのですが、ヤハリ最も影響受けたのは、誰がなんと言おうと、fat jonです!!!深いHip Hopの要素とエレクトロな質感と感情が入り込める音は、fat jonの心を覗いてると思うほど響く音楽ですね。 ■今、気になっているアーティストはいますか? Makoto Takeshigeさんと高木正勝さんが凄く気になります。お二方ともに、何千人が集まる場所で聴いても、一人の世界に入り込める音楽だと思いました。 ■ふと制作に行き詰まった時などに聴く人生のマスターピース的なアルバムや曲はありますか? Five Deezの1stアルバム"Kool Motor"の"Decapitated Orgasms"ですね!今年もカナリ聴きました。これを聴くと既に落ち着く域に達しています。自分にとっては必要不可欠になってます! ■今、最も気になっている出来事は何でしょうか? 2ndアルバムが発売になる事ですね。ドキドキしてます。 ★今回のアルバム"North Letter"について★ ■2007年の2月に"North Source"でデビューを果たした訳ですが、"North Source"をリリースする前と後で何か変わりましたか?ご自身の内面的なことと周りの環境についてそれぞれ教えて下さい。 "North Source"をリリースするまで何年間も苦悩してきて、やっと少し解き放たれた気持ちにはなりましたが、直ぐに音楽を続けて行く事であったり、何も無い所から良い音を生み出さなくてはいけないことであったり、デビュー前よりも大きな壁が出てきたのは確かです。ただ、何かを目指すという部分ではデビュー以前より増して大きくなったので良いことだとも思いますね。周りでは、まったく面識もない方から反応を頂けたり、地元でも応援してくれる人が増えたりした事が凄く嬉しかったですね。 ■前作"North Source"との違い=自身が思う最も成長した部分とは何でしょうか? 以前は、どこに行ってもずーっと制作の事を考えていて、いつも暗かったのですが、今回は制作中に深い所に入り込んでる自分と、外に出て安らぐ自分を使い分けられるようになった事ですね。少しバランスが取れるようになりました。すべて、周りのみんなのおかげです。
■ジャケットとタイトルに込めた想いを教えて下さい。"North Letter"という意味は、約9ヶ月の制作期間中に秋田で自分の身に起きた出来事や感じた事を音にしていて、デモをリバイアスに送っているときに、音の手紙を送っているように感じたので、北からの手紙="North Letter"と付けました。ジャケットは"North Source"と同じ作家の"Adeki Yuka"さんにお願いしました。今回も以前と同じく、寂しさの中に温もりを感じる物だったので、"woodblue"の色ととても似ていた事から、このジャケットにしました。 ■参加しているアーティストをそれぞれ紹介して下さい。 まずは"Deji"で参加してくれたKoyumiチャンを紹介します。 2007年4月に打ち合わせの為に東京に行った時に、東京の親友の紹介で知り合いました。普段はメジャーアーティストの仮歌や、クラブなどでも精力的に活動しているシンガーソングライターで、エフェクトのかかったような高くて透き通る声にカナリ鳥肌が立って感動してしまい、今回お願いしました。僕からの要望で変態になってくれ!と頼んで(笑)、秋田と東京でファイルのやりとりをしながら完成させた曲ですね。アンビエント音のような声とトラックが上手く融合できた、今までにない新しいR&Bができたと思っています! 次は、"仲小路コンノjazz"で共作して頂いたコンノさんによるプロジェクト"Michinoku Lights"です。コンノさんとはMySpaceで知り合いになったのですが、初めてコンノさんのアンビエント音を聴いた時、リズムは無いのですが、心地よい強風を体イッパイに浴びているような音で、家にいても壮大な自然を感じられる音で、ぶっ飛ばされてしまい、僕のラブコールで共作をお願いしました。同じ東北人です。 次は"もう何も言わない"で参加してもらった詩人の"Kenji Ushigome"君です。彼は秋田の大学出身で今は東京に住んでいるのですが、彼が在学中、まだこの曲がデモ段階の時にこの曲に感動してくれて"もう何も言わない" と言う詩を創って頂いたので、それに対する感謝の意を込めてイントロに"Kenji Ushigome"の声を使わせて頂きました。 次は"Yellow Contemporary"です。訳してイエコンです。 今回大々的に参加して頂きましたが、本人達の意向により今のところコメントは差し控えさせていただきます。来年は少しづつ詳細が明らかになると思います! ■アルバムの中で、woodblueさんにとって特に印象的な曲があったらその理由も含めて教えて下さい。 特に印象的なのは"仲小路jazz"feat."Michinoku Lights"ですね。以前、秋田市中心地に人の流れを呼び戻そう!という熱い人間"芳賀洋介"氏の呼びかけで行われた野外フェス"仲小路ジャズフェスティバル"にDJとして参加させて頂いたのですが、その日は天気も良く会場も広く気持ちよかったので、やっぱ外はアンビエント!と思いアンビエントを結構かけていました。そのイベント中、たまたま自分のプレイしていたアンビエントとフリージャズの曲が混ざった瞬間に「これだ!!」と思って、次の日に即興で創ったライブ曲です!ジャズの解釈は無限だなと感じました。コンノさんと"仲小路ジャズフェスティバル"に感謝です!! ■制作中について、特に何か面白かったようなエピソードはありますか? 制作も後半にさしかかり、おそらく今年一番の音の壁が現れてた時に、秋田の観測史上一の豪雨の中、リバイアスミュージックの竹内さんがプライベートで秋田に来てくれたことですね。豪雨の影響で盛岡まで車で送って行った長い道のりの途中、普通にソフトクリームを食べたり、普通な話をしたりと、僕はリバイアスのファンだっただけに、今思うとその普通がとても楽しかった時間でした。竹内さんには豪雨で大変な思いをさせてしまいましたが、そのおかげで、音の壁を直ぐに越す事ができました。
★今後について★■今後、何かトライしていきたいようなことはありますか? 何らかの形でライブができるようになりたいですね。 ■今後の活動予定を教えて下さい。 "Yellow Contemporary"と深くは言えないのですが色々と計画中です。 そして、ユルユルな感じの音もDJもやっていこうと思っています。 ■最後にリスナーへメッセージをお願いします! 世の中に色々な良い音楽が溢れている中、僕の音を選び、聴いて頂いている方にとても感謝しております。ありがとうございます。 僕は日常生活の中から感じる事を音に表していて、聴く方達にとって近い存在になれたらと思うので、肩肘張らずに聴いて頂けたら幸いです。 これからもよろしくお願いいたします。 ![]() ページトップに戻る |