CARMEN


 Discography


UK盤 Regal Zonophone
            SRZA8518



USA盤 Paramount PAS-1044





JAP盤 東芝EMI EOP-81030




GER盤 EMI ELECTROLA
          1C 062 94 858




ARGENTINA盤 EMI 8040




AU盤 Regal Zonophone
            SRZA8518



原盤ファクトリープレス

Fandangos In Space (宇宙の血と砂) 1973年
 
A1.Bulerias
  A. Cante (Song)
  B. Baile (Dance)
  C. Reprise
 2.Bullfight
 3.Stepping Stone
 4.Sailor Song
 5.Lonely House

B1.Por Tarantos
 2.Looking Outside (My Window)
  A. Theme
  B. Zorongo
  C. Finale
 3.Tales Of Spain
 4.Retirando
 5.Fandangos In Space
 6.Reprise Finale


トニーヴィスコンティのプロデュースで華々しくデビューした彼らの、
デビューアルバム。
「フラメンコとロック」の融合という、当時では革新的な楽曲を作りあげた彼ら。
フラメンコギターを多用している訳では無いのに、随所にフラメンコ独特の、
パリージョ(カスタネット)・ハレオ(掛け声)・パルマ(手拍子)をちりばめる事に
より、聞き手に強い印象を与える事に成功している。

そしてなんと言ってもLIVEでのアンジェラのバイレ(踊り)が観客を魅了する。

しかしながらフラメンコテイストの薄い曲等は、まさにブリティッシュロック。
メロディアスでいて、複雑なリズムセクション。

彼らがアメリカのバンドである事を忘れてしまう。


USA盤について
USA盤については、Paramount盤が1stリリースであり、74年半ばABC社
へ売却された為、ABC盤は2ndリリースとなる。
ABC盤への移行の過渡期には、Paramauntプレスを使用した盤が存在する
為、手書きマトリックス番号(PAS-1044)を消し、新たにマトリックスを書き直し
た盤が多数存在している。




・フランス盤詳細
ドイツのディーラーから、「フランス盤の蔵出しが出たよ」と一通のメール。
断る理由も無く注文。
ジャケットは英国から輸入した、エンボス加工のジャケット。
そして規格も同じく Regal Zonophone SRZA8518。
プレスのみフランスで行われたこの盤、完全にデットストックでした。







プレス元のこのパテ・マルコーニ(PATHEMARCONI)はフランスでは古くから   
蓄音機メーカーとして存在し、EMIのフランス配給権を持っている事から、      
ビートルズ・ストーンズ等もこのスタジオで録音を行う事が多かった。        




・オーストラリア盤詳細

 



不覚ながら、近年になって存在を知ったオーストラリア盤
 ジャケットはシングルジャケットではあるが、 Regal Zonophone盤
 SRZA8518規格。
入手するまで、プレスは英国か?と思っていたが、 MADE IN AUSTRALIA
の文字。




・原盤ファクトリープレス

「Fandangos In Space」 UK Regal Zonophone SRZA8518のテストプレス盤の
ご紹介。

まずはレーベルですが、A・B面ともに完全なホワイトレーベル。
A面マトリックス SRZA8518 A-1 マザー1 スタンパーG   B面マトリックス 
SRZA8518 B1 マザー1 スタンパーG
製品盤の A-1 B-1 マザー1 スタンパーGと比べても聴き取れる程の変化は無
し。

ジャケット無しでの入手、プレーンスリーヴに手書きのみ。

この盤をサンプル配布盤と紹介される事もあるが、当時実際の配布用サンプル盤
は、正規ジャケットにプレスシート・写真の付属したものが配られていた。






UK盤 Regal Zonophone
            SLRZ1040

こちらは良く出来たカウンター
フィット盤のレーベル。




HO盤 EMI5C062-95994





JAP盤 東芝EMI EMS-80082
Dancing On A Cold Wind (舞姫(スペインの恋物語)) 1974年

A1.Viva Mi Sevilla
 2.I've Been Crying
 3.Drifting Along
 4.She Flew Across The Room
 5.Purple Flowers
B1.Remembrances (Recuerdos De Espana)
  Table Two For One (Zambra)
  She's Changed
  Gypsy Girl (Caravan)
  The City
  Time (She's No Lady)
  People Dressed In Black
  Dancing On A Cold Wind
  The Horseman
  Conclusion (She Changed)

2ndアルバムは、前作のスタイルを継承しつつも、より複雑なリズム、特に故John
Glascock(b)のプレイが一際目立つ。
またB面はジプシー女性の悲哀を描いた、組曲形式。

Angela Allenのヴォーカル曲が増えたのも私的には非常に嬉しい。

John Glascockについて今更説明も不要だろうが、メンバー中唯一の英国人で
あり、カルメン加入以前は、Juniors (1962-1964), The Gods (1965-1969),
Head Machine (1970), Toe Fat (1969-70), Chicken Shack (1970-72)と
渡り歩いた、超絶ベーシスト。

カルメン解散後、Jethro Tullに加入し5作品を残すも、心疾患により、1979年
11月17日に死亡、享年28歳。

名立たるベーシストは数ほど居るが、私は彼が今でも一番のプレーヤーだと、
信じて疑わない。


注:原盤そっくりのカウンターフィット盤が一時出回っております。
   レーベルの文字が若干白に近いシルバーです、要注意。
   マトが手書きなので直ぐ判りますが。


・オランダ盤詳細

激レアなオランダプレスをようやく入手。
カウンターフィット盤のほうがプレス枚数が多いんじゃないだろうか?(笑

ジャケット表面はコーティングされており、裏面の折り返しまでがコーティングされている。
DECCAやDERAMのジャケットと同じ。
存在を知ってから2年、やっとオランダから入手。
EMIレーベルなのが残念だが、念願の入手。






   
     国内盤ライナー            原盤インナースリーブ


   原盤 ファクトリーテストプレス 詳細ページ


USA盤 Mercury SRMI 1047



JAP盤 フォノグラム RJ-7080

The Gypsies(ジプシーの涙)1975年

A1.Datbreak
  2.Shady Lady
  3.High Time
  4.Dedicated To Lydia
  5.Joy

B1.The Gypsies
  2.Siren Of The Sea
  3.Come Back
  4.Margarita

彼らの最後の作品となってしまった3rdアルバムは、前2作品に比べると、
フラメンコ色はかなり薄らいでいる。
これを駄作と言う輩も居れば、商業路線に転換したと言う者も居る。

だがしかし、私の中では1番の愛聴盤である。
実験色の薄らいだ本作は、これまさにブリティッシュロックと言わんばかりに、
メロディを大切にし、まとめてある。

このアルバムを聴くたびに、もう数作残して欲しかったと思うのである。

英盤の発売は無く、米原盤。
日本盤ライナーの執筆が大貫憲章なのがなんとも(笑)。
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http://music.geocities.jp/carmen_slrz1040/