ゴリラを愛する絵本作家の作品、中身もキングサイズおすすめ度
★★★★★
2005年冬に公開された映画「キング・コング」に乗じて各社から小説版が
でているので、その絵本版だろうなどと思ったら、それは大間違い。
絵本の原作は1994年に出ているので、リメイクという点ではこちらの方が
先輩格にあたるのです。あとがきにの解説によれば、ピーター・ジャクソン監督は
この絵本を気に入って原画を購入していたというくらいです。
ボクは映画のあとで絵本をみたのですが、とても10年以上も前の作品とは
思えないくらいスバラシイ内容です。よくぞここまで絵本化しました。(拍手)
約100ページにも及ぶ絵本には、映画のエピソードが過不足なく描かれています。
しかも、単なるリメイクではなく、絵本作家アンソニー・ブラウンならではの
演出も各所にみられ、映画ファンはもとよりアンソニーファンも必見の一冊です。
やさしさにあふれる絵と遊び絵おすすめ度
★★★★★
アンソニー・ブラウンさんの絵にはふしぎな深さがあります。この絵本でも、最後のキング・コングの表情には深い思いが込めて描いてあるようです。
一方で、遊び絵の楽しさも感じられました。子どもと一緒にに、背景の
しかけ絵を見つけて遊びました。
原作に忠実な絵本
おすすめ度 ★★★★★
映画『キング・コング』が封切られましたが、この絵本はピーター・ジャクソン監督に深い影響を与えた絵本、国際アンデルセン受賞作家A.ブラウンの絵本です。監督の映画は原作にかなり脚色を加えていますが、アンソニーの絵本は1933年の原作に忠実に描いています。監督は映画の着想段階で、ロサンゼルスのギャラリーにおいて、アンソニーの絵本の原画を購入したそうです。どちらもすぐれた作品ですが、比べてみると、おもしろさも倍増します。