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株式会社アトリエ ヤナギサワはフルートの楽器製造と修理を専門としています。

〒299-3233 千葉県大網白里市永田1494番地5

製造風景HEADLIN

頭部管


フルートをピアノに例えると、鍵盤はキー、弦をたたくハンマーは奏者の息、弦と響板に当たる部分が頭部管になります。
つまり、頭部管はフルートの音出しにとって最も重要な部分といえます。
アトリエ ヤナギサワは、この頭部管の開発にできる限り力を注ぎ、創意と工夫を重ねた結果、従来の頭部管とは違う、全く新しい独自のオリジナル頭部管開発に成功しました。




頭部管 管造り「擦りの技法」


従来のヘッドが若干細くなっている頭部管のテーパーは、まず油圧機で管の先端をしぼって細くし、その管をテーパー芯金なりに、ドーナツ型の鉄板に油圧機で押し込むことにより造られます。

@                A                B
      

C                D
   


アトリ ヤナギサワでは……
この頭部管造りを「擦りの技法」で行います。

1)管を油圧機でテーパーに絞ります。(ここまでは従来の工程です。)
2)テーパー管を左手でゆっくり回しながら金属のヘラで擦ります。銀(金)の膨張力を利用し、少しずつ芯金を押し込むことで頭部管の形を造りあげます。

この様に、従来でしたら数秒の工程で出来上がる頭部管の管造りを、管を何時間も掛けて擦り上げ、管の密度を絞りながら仕上げていく製作技法が、「擦りの技法」です。
オリジナルフルートを開発するにあたり、音出しに最も重要な頭部管造りには、この「擦りの技法」を何としてもマスターしなければいけなかったのです。
製作者、柳沢智郷はこの技法をフルート造りの名工、故ヘルムート・ハンミッヒ氏から直接伝授、指導していただき、修得することができました。

  


歌口


歌口とはライザー(煙突)にリッププレートをロウ付けしたものであり、奏者が直接息を吹き込む大変重要な部分です。この歌口の製作において、どこのメーカーも未だ取組んだことのない、世界初の全く新しい製造方法を開発しました。

  


新型頭部管
下記図Aの様な新型歌口ライザーを考案しました。
歌口で鳴った音、音色を伝えるのは、それぞれの材質(金、銀、他...)です。この新ライザーは音量、音色、遠達性において、よりムラの無い鳴りを実現しました。おそらく世界初の試みであろうと思います。
アトリエ ヤナギサワは、従来の歌口とこの新しい歌口の2種類を製造します。


@従来の歌口ライザー       A新型歌口ライザー        B
      

C                Dリッププレートにロー付後(新)  Eリッププレートにロー付後(従来)
      

F                G管に乗ったライザー(従来)    H管に乗ったライザー(新型)
      

I                J新型歌口ライザー(横から)    K 
      


このようにアトリエ ヤナギサワは、頭部管の製作において、管、反射板、歌口全てに、他にはない独自の製作技法を用いています。それは、ドイツの伝統的な頭部管製作技法と、自らの全く新しいコンセプトにより、開発した新技術の融合です。
そこには、アトリエ ヤナギサワ独自の音色と、吹いた時の新しい感触を味わっていただくことができます。

@                A                B
      

C
  


頭部管の完成品



このアトリエ ヤナギサワの頭部管にご興味がある方、試奏したい方はコチラまで




バナースペース

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