

KANGTA
韓国内のみならずアジア全域で絶大な人気を誇ったグループH.O.T。2001年に解散
JAPAN 1st concert 2007
2007.10.8
@昭和女子大学 人見記念講堂
後、グループ時代からも作詞、作曲などプロデューサーとして活躍をみせていたメン
バーの1人カンタは、KANGTAの名でソロ活動を開始。昨年、台湾の人気ユニットF
4のヴァネス・ウーとのデュオ、KANGTA&VANNESSで『SCANDAL』をリリースし
話題となった。
この日行われたステージは、彼にとって、日本では初の単独コンサートとなる。
ビートのきいたダンスナンバーで始まったKANGTAのステージ。きめポーズのブレ
イクやダンスの切れの良さ、やはりステージ上の彼は可愛らしいというよりは、カッ
コ良いと呼ぶのが似合う姿だ。

今日のステージは、H.O.T時代から応援していたファンにとっても感慨深いもの。
観客の声援にも熱いものを感じる。2曲目、少し切ない曲〈胸に残る〉で
ファンの歓声に答えたMC後、ステージを後にお着替えへ。彼の居ない舞台上のスク
リーンには、BoA、SHINHWA、東方神起、Super Juniorら事務所の後輩達からの
お祝いメッセージが映しだされ、彼の先輩としての人格に、会場のファンの胸も温
かい気持ちになってくる。
登場とはうって変わって、しっとりとしたピアノの伴奏により再度、登場。
自曲を数曲披露し、その後、続けてJazzyな展開へ。「Dream a Little dream」、
ナット・キング・コールで有名な名曲「(I Love You)for reason Sentimental
Reason」などを歌い「今日は、穏やかでロマンチックな感じのコンサートにし
ます」と彼が云っていたように、会場は和やかな良い雰囲気に…。
「本当に、本当に子供の時から歌手になりたかった。この曲を聞いて歌うことを
夢みていた…」と語り、彼にとって思い入れのある曲、ライオネル・リッチ−が歌って
いた名曲「Three Times a lady」を披露する。この曲を子供の時に聞いていたとい
うのは、歌へのセンスが伺える。

この後、続いて歌われた「I Love You」、安全地帯のナンバー、シン・スンフンの
ナンバーと、自身のアルバムからの曲の数々。今日のために自ら選んだという曲のオ
ンパレードがファンを熱くさせるなか…。彼からの重大発表。スクリーンには、ファ
ンへのメッセージ(手紙)が映写される。軍隊へ行くことを告げる内容が書かれたそ
の手紙を読むと、今回、日本のファンにむけて、この単独コンサートを用意した本当
の意味がここにあったのでは、と思わされた。これから数ヶ月後には、2年間という
空白が待っている、その為のファンへの感謝の気持ち、そして、ファンと時間を共に
過ごしたいという彼の願いがこもった今回のコンサート。

白のステージ衣装から黒のピシっときまったスーツ姿、眼鏡姿、ラフな普段着スタ
イル、タンクトップ姿にキャップ帽でやんちゃなスタイル、ほんとうに数多くのお着
替えで色んな姿を演出し、ダンスナンバーからバラード、R&B、JAZZ、ポップス、
H.O.Tの曲までも歌う。やれる事は全部やって見せてくれた、といえるようなステージ。
こんなにもバラエティに富んだステージが出来るのも音楽を愛し、アイドルとし
て頂点を極め、ソロデビューを果たし、プロデューサーとしての名もある、KANGTA
だから出来る演出だったのではないでしょうか。ファンへの想いのこもった、このス
テージを胸に。ファンの皆さんは彼を待つことが出来るでしょう。次にステージでこ
うして再び出会うまで…。
そんな自然と温かい気持ちにさせられる、KANGTAならではな初単独コンサート
だった。