〈SS501 2008 Japan Tour Grateful Days Thanks for…〉

2008年7月12日(土)@JCBホール


韓国の人気グループSS501の〈SS501 2008 Japan Tour Grateful Days Thanks for…〉。
東京公演の、JCBホールで行われたライブに行ってきました!

 ファンが今か今かと彼らの登場を待つ中、軽快なメロディの「LIVE!」で5人が登場!
白い衣装に身を包んだ5人が登場しただけで会場は一気に華やかになりました。
5人は緊張した面持ちながら、それでも凄く嬉しそうな表情。 
「Distance〜君とのキョリ」や「BE A STAR」などアップテンポなメロディの曲が続き、会場は最初から大盛り上がり。

 この日は感動を呼ぶ演出がありました。
光が落とされたステージに横に並ぶ5人。
そこに上から降りてきたのは、小さな星でした。
その星を大事そうに手のひらで包み込むようにして、5人が順番に日本語で語ったのは、今回のツアータイトルにもある〈Thanks for〉の気持ち。
両親やスタッフへの感謝の言葉や決意が語られました。まずはヨンセン。
「いつも僕たちを支えてくれるお父さん、お母さん。本当にありがとうございます」。
ジョンミンは「ライブのことを考えれば考えるほど不安になりました。朝から晩までスタジオにこもって準備しました」。
ギュジョンは「僕に出来ることはあまりないけれど、ここにいる皆さんとずっと一緒にいられるように頑張りたい」。
末っ子のヒョンジュンは「スタッフの方たちは、僕たちのためにいつも頑張ってくれています。普段はなかなか言えないけれど、ありがとうございます」。
そして最後、リーダーのヒョンジュンは
「いつも一緒にいるから、嫌になったりケンカをしたりするけれど、みんながいなかったら僕は今このステージにはいません。
リーダーとして頑張るから。SS501はこれからも永遠にひとつだから…」。
彼らの純粋で強い気持ちは、会場を温かく包み込みました。

 中盤は「Gleaming Star」や「In a Rush」、「Again」などの、
バラードを中心とした聴かせる構成でした。5人は椅子に腰掛け、
スポットライトだけがステージを照らし、会場はファンが持つ黄緑色のペンライトの光に包まれて幻想的な雰囲気に。
特に、BLACKSTREETのカバー曲「In a Rush」から彼らの人気の韓国語曲
「Again」までの流れでは、彼らの歌声の世界に一気にファンの心を引き込みました。

SS501はダンスをしながらのパフォーマンスが多い印象ですが、
こうしてじっくりバラードを聴くと、安定した歌唱力を実感できました。
デビュー当時はヨンセンとヒョンジュン(末っ子)の印象が強かったSS501の歌ですが、
バラードを聴いて全員の歌の成長を実感。
彼らの歌声はそれぞれに個性があり、どちらかと言うと繊細な彼らの歌声が奏でるハーモニーの美しさは、彼らの大きな魅力です。
ひとつひとつの歌に感情を込めてじっくり歌い、聴く側にもしっかりと感情が伝わってきました。

とは言え、やっぱり元気も魅力のSS501。
日本デビュー曲の元気曲「Kokoro」が始まるや会場には大歓声が起こり、
メンバーたちも満面の笑顔。この日のために来日した、
彼らのバックダンサーと一緒に、ステージでダンスをしながらはしゃぐ5人。
リーダーのヒョンジュンがダンサーにぶつかって行ったり、
ダンサーたちもメンバーたちにちょっかいを出したりと、とても楽しそう。
SS501とダンサーたちの良い関係性もうかがえました。

 アンコールでは「Always and Forever」「DEJA VU」の2曲を熱唱。
ライブ中、思い切り歌い踊ったにも関わらず、最後までしっかりと声が出ていたのはさすが。

 デビュー当時はアイドル色が強い印象だったSS501。
デビュー以来様々な経験を積みながら実力を伸ばし、
良い意味で、アイドルとアーティストの両面を併せ持つグループだと実感できたライブでした。