HERE COME THE WARM JETS

訳:Main Stream bW

 

 

Needle in the Camel's Eye

知ってる人は
明からさまにせず
結構な一瞥をくれるだけ
すると君も立ち去ってしまう

出かけてみれば
風の吹こうが
天気は上々
気分もまあまあ

肉食鳥の
手に負えないこと
さて、雨の降る日には
また別の幸運でもあるだろうか

何故問う
誓って言うが
すべてのミステリーは
ラクダの眼の中の針程度のもの

 

 

Paw Paw Negro Blowtorch

ああ、僕達まるで他人のように振る舞っているけれど
この変化の重大なこと 見逃せやしない
僕のすべての怖れに
君はPaw Paw Negro Blowtorchと僕のどちらかを選ぶしかない

今度までには替え玉を用意しておこう
奴が放蕩だということ以外何も言えないね
あの娘ときたら大した怠け者だ そこに夢中にさせる
彼女の愛は僕達が必死に思い出そうとするようなおとぎ話

救急車と事故調査係をよこしてやれ
奴の息はまるでかまど
だから君とはさよならだ アリゲーター

ヤツはシーツに火をつける

まさに燃え上がる恋人
君の仔猫もまもなくバーベキュー
彼は別口の初学者 恋人
さあ Paw Paw Negro Blowtorch と僕のどちらか決めるんだ

*See you later, alligator.《ふざけたあいさつ》あばよワニ君,
later とalligatorが韻を踏んで「さよなら三角また来て四角」みたいな感じ、とか。その他にもあちこちで韻を踏みまくってるようで。

 

 

Baby's on Fire

あの娘が燃えている
水の中に放り込め
あの娘の笑いは
屠殺場行きの雌牛さながら

あの娘が燃えている
笑ってる少年達も尻軽に
写真を待っている

その話にはうっとりだ
救助人が列をなす
問題の転換には君もベストを尽くさなくては
吹けよ風
哀れな奴に少しばかり手を貸してやってくれ
写真家はスナップをぷっつり
あの娘はゆっくり燃えてる 時間が必要だ
でもこの種の体験も
あの娘には必要なんだそうだ
君が僕のがらくた役を務めてくれるなら
僕もまた昔に戻ってみせよう
君はとんでもない男で
だからあの娘 弱りっぱなし

Juanita と Jaun は
マラカスが上手
中古のタバコを売って
暮らしている
Jaunはchicoの店で踊り
客がいなくなると
灰皿と集めたポケットを空にする
だがあの子が燃えてる
すべての機器がうなずいたように
あの娘は上昇するばかり
どんな馬鹿でもわかることさ

 

 

Cindy Tells Me

シンディーが言う
“お金持ちのお嬢さん達 嘆いているわ”
シンディーが言う
“あの人達 一人で眠るのをあきらめたの
それで今度は新しい自由にとまどってるの”
彼女が言う
“あの人達 家を売ったんですって キッチンに
Hotpointsを残したままで 
おかしな本を読むために働くのを惜しんでるのよ”

彼らの何人かは迷いに迷う
でも それは望んだこと 選んだこと
それが悩みだなんて たいした悩みだ
そんなに頼りきって このうえ何に悩むのだろう

シンディーが言う
“あの人達 どうするのかしら
労働者の奥さんみたいに 静かな暮らし
そう たぶんあの人達そんなこと解決済みで慣れていくのね”

 

Driving Me Backwards

背後へと追いやられ
僕に似た子供が
正気を失う
前に向かわされても
おまえは僕を怠惰だと思っている
親類は皆
フェイスパックのような笑いを浮かべ
甘味な暗示は
この身を
氷のうの中にひらめく旗のように
萎縮させ
彼女は僕をひじかけ椅子のように扱う

何も考えるまいとする
が難しい
まったく気まぐれに
いい暮らしをあきらめても
典型的な
僕はセンチメンタル
ああ ルアナの黒い爬虫類が周りに
這いまわり
科学的選択に
彼女は予定通りの反応を示す
唯一の音は
ヒステリックなヴォイス
おまえは僕を闇に葬り
僕に似た子供が
正気を失う

 

Some of Them Are Old

人が来ては去り ドアを閉めるのを忘れ
床に煙草を踏みにじる
彼らがそうする時には 私を思いだしておくれ

彼らの何人かは老い 何人かは若い
その何人かは君の望まぬ時に戻ってくるだろう
彼らがそうする時には私を思いだしておくれ

ルーシー 君は僕の女の子 ルーシー 君は星のようだ
ルーシー 君の狂気を瓶の中にしまっておいで
注意して 君にまとわりつくかもしれないから

彼らの何人かは老いてしまった けれど君がせめて微笑んでやれるなら
曲がった6ペンスのために君はなお曲がりくねった道を行くのだね
君がそうする時には 私を思いだしておくれ

 

 

Blank Frank

 

ブランク・フランクは宿命の破滅のメッセンジャー
そう かれは君を無に仕立てあげる
君を横から見つめている
彼独特の手際でドライヴウエイに爆弾を残していく

ブランク・フランクの記憶は氷のうのように冷たい
その口からはおきまりの不可解が飛び出す
ブランク・フランクはサイレン・空襲 彼は噴火口
彼はテーブルの上のメニュー ナイフ 彼はウエイター

 

 

On Some Faraway Beach

与えられた運命に
僕は赤ん坊のように死んでいく
季節の過ぎた
どこか遠い海岸で

もう
思い出されることもなく
眼の中の砂を洗う潮のように
漂っていくだけ

岸に打ち上げられる
残されたただ一つの記憶も
ひとことだけ
おお うずくまり うずくまり
うずくまり…

 

 

Dead Finks Don't Talk

なんて生意気な
ああ どうしようもなく卑劣な奴
おまえがそんなに知りつくしているのは不思議だ

この密告者の歩き方は上手くない
ひどい決断で
奴らお互い3人を迷わせるだけ
なんて奇妙な集まり

おまえは愚かなにわとり
そのみっともない歯で味がわかるのかね
おまえはいつだってチャーミングだよ
そうやって道をつつき壊しているのだからね

この密告者のなりはよくない
区別もつかない
始終ゾンビーのように
捧げ物を狙っている

お願いです 行かせてください
私は試験に失敗して両足を縛られたまま
がらくたはすべて私のところに転がりこみ
私は長い間悲しい想いをしています
でもみんなあれやこれや言うもので
手紙の返事も書けません
愚かな私に幸いあれ
愚かな我が身を助けたまえ

おお全能の主よ
彼らは不幸をエサに育ち
無害を装っています
それもここにたどりつくまで続くこと

死んだスパイは口もきけない
彼らの言葉はあてにはならない
それは生きることない
滅びゆく虚構

 

 


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