ENO雑感  

 ENO:ENOに手をかけて(2000年5月頃)2年半近くが過ぎた。なにがなんでも、イーノのフアン・サイトを作らねば、と始めたわけじゃなかったけど、それなりに続いてる。確かに、イーノは好きで長く聞いてはいるけど、何か特別なフアン〜例えば、フアンクラブの会員で、メインストリームを全号揃えている。イーノにフアンレターを送りつけていた。〜というほどでもない。

 もともと、俺がパソコンを使うのは、ネットをうろつくこと、もしくはワープロとして使う程度で、自分でホームページを作る技術も発想も全くなかった。だから、ENO:ENOを立ち上げるまでの関心は、HPを作るとはどういうことなのか?なんてことの方に興味があったように思う。

 俺と同じようにパソコンには全くの素人だった知り合いが、99年の冬に、突然、HPを立ちあげたのを見て、少々、驚いた。だけど、その時は、自分には何かを作り出す能力ってーのが著しく欠けているという自覚があるので、そんじゃ俺もなどとは少しも思わなかった。ちょうど同じ頃、職場の中でもHPのことが話題になりはじめていた。離れた所から聞き耳を立てつつ、ハテサテ素人にも作れる物なのか?と少しずつ興味が沸いてきたけど、自分自身がHPで何をするのか、ってことについてはまったく思い浮かばなかった。

 ある時、「いきなりHP」の知人と話をしていると、そいつが「俺はエディターではなく、クリエイターになりたい」と言ったのを聞き、その瞬間、あっ、そうか!と、俺は膝をポンと一つ叩いた。そーかそーか編集というやり方があったか!と。まぁ、実際にはエディターと言っても、このサイトのように単に資料の寄せ集めではしょうがなくって、当然、クリエイティブさがなければ「もの」にはならないのだろうけど。それでも、この一言を聞いて、自分なりにHPを立ちあげてみる気になった。

 で、あとは早かった。好きなミュージシャンのフアン・サイトが良かろう。するってーと、イーノか平沢さん(P-Model)だ。でも、平沢さんはすでに幾つかのフアン・サイトがあったから、そんじゃぁ資料的にはあまり手が付いてないイーノにしようか、ってんでENO:ENOが始まった。

 準備をし始めると、事務所の中で、偶然、HP作成ソフトも見つかった。フアン・サイトの材料としては、何本かのインタビュー記事などを持っていたので、スクラップ・ブックみたいな感じで行くことに。でも、それはロック・フアンなら誰でも読んでいるような雑誌に掲載されていたものばかりで、特別なものはないんだけど。自分自身が、そのころ一番、面白がっていたのが海外のオンラインCD屋cdnowで、30秒間曲を聞かせるというやつ。わしの稚拙なディスク・レビューなんかより、もう直接、ENOを聞いてみてくれってゆー感じ。

 ENO:ENOにとって、とても運がよかったのは、Hataenoさん、CITRONさん、から資料提供があったこと。Hataenoさんとはオークションでかち合ったのがつき合いの始まりだった。その時、イーノ:平沢対談が掲載された「宝島」が出品されいて、俺としては、もう、どうしても欲しくって、なりふりかまわずHataenoさんに「コピーでいいからください!」とメールを送った。それ以来の付き合いで、その後も大量にあれこれの資料などを送ってもらっていて、大変世話になり続けている。ありがたやありがたや。

 ただ、フアン・サイトとして、イーノを扱うということについては、若干の躊躇が無いわけではなかった。アンビエント以降のイーノに対する評価、というより、イーノ・フアンを揶揄して「イーノが好きと言うことで、自分が何か高尚な音楽フアン、インテリになっているとでも思い込んでいる奴」というのがある。実際、このセリフは今も生き続けている…みたい。これは、例えば、自分ではイーノの音楽がつまらないと思っているのに、回りの評価を気にして、自分も良いと言わなければいけない、という思い込みの裏返しが、それを良しとするイーノ・フアンに対する反発となって現れたのかもしれない。いやいや、実際、そんなイーノ・フアンがいたのかもしれない。それも、数多く。いつの世も、とりあえず流行り物に飛びつき店の前にならぶ奴は多い。(そして、飛びつかれ、流行らされた物のほとんど多くはすたれる)。だから、「私はイーノのフアンでごぜーます」などと言って、フアン・サイトを立ち上げるなんてーのは、無防備なまぬけのやることでしかないとも思える。しかし、それでも、まぁ、いっか、と、やることにしたが、イーノ・フアン=嫌な奴というイメージは、廃盤の数が増えるとともに弱まってきているのだろうか?それは、わからない。

この間、イーノのことを書いた文章を読み返したけど、イーノ=高尚をくり返し書いていた音楽「評論家」は、ロッキン・オンの市川哲史氏だな。彼の功績だ。

 結局、HPを立ちあげてわかったことといえば、技術的には、HP作成ソフトに頼れば、ワープロしか使ったことのない人でも、「とりあえず」のものは作ることはできる。それから、HPに対する反応があるほどに面白く、続けていく気になる。でも、反応を引き出すのは難しい、ということか。で、自分自身がENO:ENOで一番、楽しんでいる所は、イーノ・フアンのあれこれのコメントかな。

 

 

1 としたからには、2 があるのか?2003・1・12

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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